【『Schoo for Business』活用のヒント】 株式会社日立インフォメーションエンジニアリング様:自発的な学びの文化を根づかせ、コミュニケーションを活性化する工夫
こんにちは!
株式会社Schoo(スクー)カスタマーサクセスの市川真衣と申します。
このnoteでは、法人向けオンライン研修プラン『Schoo for Business』(以下「Schoo」)を効果的に活用いただくための方法や具体的な事例をご紹介します!
今回は、デザイン、エンジニアリング、ドキュメンテーション、そしてデジタルの力によるITソリューションを提供している株式会社日立インフォメーションエンジニアリング様 (以下「日立インフォメーションエンジニアリング様」)の事例をご紹介します。
【導入の目的】強制ではない自発的な学びの文化を根づかせたい
日立インフォメーションエンジニアリング様は、日々の業務で必要になる知識や自身が興味のあることについて、強制ではなく自発的に自由に学習してほしいという思いからSchooを導入されました✨自己啓発としての学びに留まらず、業務でも使える知識を習得することで仕事の幅を広げられるようにすることが目的です。
また、職種によってはお客様先に常駐する等、社員同士のつながりが希薄になりがちだったため、誰もが使えるSchooを起点にして社内コミュニケーションを活性化したいとも考えておられました。
【導入の決め手】「豊富なカテゴリ」「最先端の内容」「楽しく手軽」がポイント
カテゴリの幅広さ(*1)や学びのハードルの低さ、ちょっとした隙間時間を有効活用して学べる便利さから、社員の皆様が楽しく気軽に使えることが大きな決め手となりました。
また、双方向コミュニケーション型で学びのアウトプットを推奨しているSchooは、後述する社内の学びプロジェクト「HIFE学園(*2)」とも相性が良く、学びを起点とした社内コミュニケーションの礎になるという期待もあったそうです。
加えて、Schooは業界の最前線を走る講師の授業を毎日生放送しており、授業ラインアップから世の中の関心の高いテーマを知るきっかけになることも重要なポイントでした。
【活用方法と工夫✍️】
日立インフォメーションエンジニアリング様では職種や階層によって偏りが生じないように、受講者は全社員を対象に希望者の挙手制で運用しており、多くの場合は希望どおりの日程でSchooを活用できる環境になっていて、平等で自由度の高い学習機会を提供されています。
また、学びたいと思ったすべての社員の方が学びにアクセスできるように1日単位でもSchooを使えるよう、独自のSchooID予約システムを開発されたとのこと!社員の方は図書館で本を借りるような気軽な感覚でSchooを利用されています。
加えて自発的な学びを促すために、大きく4つの工夫をされています。
工夫①:学びとともにコミュニケーションを活性化する取り組み「HIFE学園」とSchooを組み合わせて活用
学びとともにコミュニケーションを活性化する社内プロジェクト「HIFE学園」の取り組みの一貫で、Schooを組み合わせてご利用いただいています🏫双方向コミュニケーション型で学びのアウトプットを推奨しているSchooとは相性が良いそうで、自主的に投稿ができるさまざまなチャネルが立ち上がっているとのこと。
「私のおススメ紹介します」チャネルではSchooのおすすめ授業のシェア、「学びのコラム」チャネルでは読書やさまざまな経験からの学びが投稿されているそうです。
チャネルが盛り上がるポイントはやはりリアクションの多さだそうです!💬投稿しても誰からも反応がないとさみしいですよね。リアクションがあることによって生まれる「投稿して良かった」という体験から、次も投稿しよう、というモチベーションにつながっているそうです。
工夫②:「なぜ今学ぶ必要があるのか?」を伝える勉強会を実施
まずは社員の方に学ぶことの必要性を感じていただくために、人的資本経営など社会的背景を踏まえて「なぜ今学ぶ必要があるのか?」を伝える勉強会を実施されました👏
勉強会にはSchooのカスタマーサクセス専任担当も登壇させていただきました。第三者の立場から情報発信をすることで、学びの必要性に対する納得感が醸成されたと感じていただけたそうです。
工夫③:全社ミーティングにて説明会を実施し、経営層からもメッセージを発信
「Schooを社員に向けて紹介したけれども、なかなか浸透していない気がする…」というのはお客様よりよくいただく悩みです。
日立インフォメーションエンジニアリング様では、四半期ごとの全社ミーティングにて、HIFE学園での学びの施策について共有する時間を設けていて、その中でSchooのサービスコンセプトや使い方を説明することでしっかり認知形成を行いました。
また、全社ミーティングでは社長自らHIFE学園の取り組みやSchooについて言及していただいているそうです。トップからのメッセージ発信があることで、会社として学びを推奨している姿勢が伝わり安心感を与え、前向きに取り組んでもらえることにつながっているのかもしれません。
工夫④:自由にSchooを活用できるよう、部署ごとに運用を一任
全社としては自己啓発の立てつけであるSchooですが、部署ごとに運用を一任しているため、自部門の業績向上のために積極的に活用している部署もあるそうです。入社後に受講してほしいSchooの授業を設定したり、毎月10時間を自己学習の時間と定めて学びのツールのひとつとしてSchooを活用したりと、部署によって使い方もさまざま。使い道の自由度が高いことも、Schooの利用が浸透している理由のひとつです。
<こんな時にもSchoo💡>
アイデアソンなどのイベント開催前には、資料の作り方・見せ方や発表のコツといった、イベント効果アップのための事前インプット用にSchooからおすすめ授業を指定し、視聴いただいているそうです。
【導入後の効果🌞】学びへの姿勢がポジティブに。自発的な学習へのマインドシフトも。
Schoo導入初年度でも、数々の施策を実施されている日立インフォメーションエンジニアリング様。実際に運用してみて、少しずつ社員の方の変化も感じられているとのことです。
Schooの利用アンケートを実施したところ、学びへのポジティブな声が多く聞かれたそうです。社員の方の実際の声とともに、Schoo導入後の効果について紹介します。
効果①:「学びは自分のため」自発的な学習へのマインドシフト
こうした声からは、「誰かに言われたから学ぶ」から「自分が変わるために自ら学ぶ」というマインドシフトにつながっていることが伺えます。
効果②:学びに対するポジティブな姿勢
といった声から、学びに対するポジティブな姿勢が伝わってきます🙌
また、生放送に楽しく参加していたり、生放送で仲間の名前を見つけることでモチベーションにつながったりと、生放送授業を有効活用している方もいらっしゃいました!
効果③:学びに対するハードルが下がった
学びというと小難しい印象を抱いてしまいがちだった方からも、気軽に学べるようになったとの声がありました。
心理的ハードルが下がることで、学びやすさも変わってきますよね。自分の業務に直結する分野だけではなく、業務と直接は関係ない分野までにも枝葉を伸ばして学ぶようになったそうです!
効果④:まずはSchooで業務に関連する授業がないか探す習慣がついた
新しい業務に取り掛かる際や業務上困ったことがあったときなど、Schooで解決できる授業がないか探すようになったとの声も。まずはSchooで初級レベルから学ぶことによって、実際業務に取り組む中でやりやすさを感じられたそうです。
例えば、「新たに管理職になる方がマネジメントやリーダーシップに関する授業を視聴する」「部署内のメンバー全員が集合学習機能を使って同じ授業を視聴し、共通知識を習得することで業務に活かす」というように活用されているとのことです。
【次のステップ🐾】学びを「継続」できる仕組み作り
自己啓発学習を浸透させるために数々の工夫をされている日立インフォメーションエンジニアリング様ですが、今後も学びを単発で終わらせず、継続につなげていきたいとのことです。
学ぶことは決して特別ではなく、誰でもできること。他者と楽しく学ぶことで学びへの難しいイメージを払拭するため、Teamsを活用した学びのコミュニティを活性化させていきたいと意気込んでいらっしゃいました!
いかがでしたでしょうか?
自社に自発的な学びの文化を根付かせたい、と考えていらっしゃる企業様の参考になれば幸いです。
■『Schoo for Business』について
▼オンライン学習サービス調査で4部門1位を獲得
▼経済産業省後援「HRテクノロジー大賞」で「ラーニングサービス部門 優秀賞」を受賞
▼詳しくはこちらのサービスサイトをご参照ください。
■株式会社Schooについて
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