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【バイオリン演奏】バッハ ブーレⅠ.Ⅱ

こんばんは。

チェロの深い音色があんまり耳に心地よく入ってくるので、その音色を聴いているといつも癒しからくるため息が出てしまいます。

バッハがチェロのために作曲したチェロ組曲の中から、3番のブーレのⅠとⅡを弾いてみました。バイオリン用に編曲されています。

▲ 私の演奏はこちらからお聴きください♪(演奏:M)

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ある週末に朗らかで軽やかな足取りで向かう友達とのカフェまでの散歩道、その時の気持ちがもし音に表れたなら、どんな感じでしょうか?☺

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↑ 今回弾いてみたブーレ、初めの5小節を色や模様と共にあらわすのなら、私のイメージはこんな感じです。

小節の一拍目には、何だか可愛らしいお花がぽっと咲いています。明るくて春の陽気を感じます。遠くからウグイスもの鳴く声まで聞こえてきそうです。

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一転して、曲が短調のⅡに入ると辺りは暗く、気温も氷点下で雪がしんしんと降っています。誰も、いません。何も、ありません。ただただ哀しい気持ちが押し寄せてきます。

けれどもその冷たさの中に、全てを受け入れる愛のようなものも感じるのです。逆に回転した暗いハートでそれを表現してみました。

個人的にこの曲の、全く対照的な性格をもったⅠとⅡが一つの曲の中に共存している、というところに惹かれます。


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曲を作る人、弾く人、聴く人がいてこそ成り立つ音楽ですが、それぞれ一人一人が持つイメージや解釈がある、一人一人違うものを持っていいものだと思います。

私がイメージしたブーレはこんな感じだったのですが、皆さまはいかがでしょうか?演奏、聴いてくださってありがとうございます。♡

おやすみなさい。


執筆・演奏:М



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