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すずめの戸締り考察【『アフターコロナ』と『終末後』 そしてあの“龍”ー物語の因果律よりー】

この記事は2020年の年末に私が公開した、新海監督の次回作についての記事です。

当初は記事のタイトルも違いました。

すずめの戸締りという新作の題名も、2年前はまだ明らかではなかったためです。


とても長い記事ですが、ご覧いただけたらとてもうれしいです(^^♪



新海監督は、昔、
君の名は。について、

次のように仰っていらしたことがあります。


新海監督

『僕はこの作品(君の名は。)を作っている2年間、

この作品によって、

“少しでも世界が良くなればいい”

と、本気で願いながら作ってきた。

だから、よかったら見てもらえないかな。』






君の名は。コレクターズエディション
本編DISC 特典映像

20分05秒より。



これは新海誠監督が今から4年ほど前、

君の名は。が公開される前に、

君の名は。で主演をつとめた、

神木隆之介さんと、
上白石萌音さんと、

そして、これから君の名は。を見るであろう私達にある番組で語っていたことです。








以下は時事通信のウェブ上の記事より。

2020年12月9日の記事です。


引用元URL→https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.jiji.com/amp/article%3Fk%3D2020120900982%26g%3Dint%26usqp%3Dmq331AQQKAGYAbPKja_i2fmVSLABIA%253D%253D

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上の時事通信の記事によれば、

日本でワクチンの接種が開始される時期については、他の先進国に比べ、少し遅れが生じるそうです。

(※2021年1月2日追記:報道によれば、日本も2021年の上期より、高齢者、基礎疾患のある方を対象に順次ワクチンの接種は、始まるそうです。)


ただ、上の記事によれば、
たとえ少しの遅れが出たとしても、

新海監督の映画が公開される2022年には、

私達は元の世界に戻れると、あります。




しかし本当に私達は、

元の世界に、

きちんと戻れるのでしょうか?









上記グラフは警察庁の統計より。

前年同月比の自殺者数を比較したものです。








引用元URL↓
https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00864/





この記事は新海監督が2022年に世に出されるであろう、次回作についての予測記事です。


ただ、予測記事の体裁を一応は取ってはいますが、



この記事の最後に触れますが、


この記事の本旨は、

【新海監督の次回作の予測】

とは、また別のところにあります。




また、これから冒頭で触れる、

【新海監督の次回作を盛り上げたい】

というのとも、


やはりちょっと違う気がします。



なんか、大変に重苦しい感じの書き出しですが、(汗)


この記事には皆様が思わず笑ってしまうような箇所も、きっとあるでしょう。
\(^o^)/


面白い記事になったと確信しています(^^)



とても長い記事ですが、

もし、最後までご覧頂けたのなら、

私としてはとても嬉しいです。


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新海監督の次回作への期待を盛り上げたい!!!!

\(^o^)/


そんなこんなで、次回作についての記事を書きました!!


まずは、

まずは!!!

まずは!!!!! 

(^^)!!



次の毎日新聞の記事をご覧下さい!









以下は毎日新聞のWEB上の記事より抜粋。
【引用元URL】↓
https://mainichi.jp/articles/20200708/kei/00s/00s/013000c

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なんと、2年後の………、!?



2022年に公開!!??
\(^o^)/



上記のインタビューにある通り、新海監督は2022年の公開を目指して、次回作を鋭意、製作中とのことです!!

















待ち遠しいですね(^^)


“待ち遠しい!!”

そして、なによりも!!!!!!、、











新海監督の次回作への期待を………、


ぐぐっと盛り上げたい
\(^o^)/!!!!!


そんなこんなで、考察記事をまた書かせていただきました。

ご覧頂けたら、幸いです(^^)


でもご注意を!!!
ここから先は新海監督の過去作、天気の子や君の名は。のネタバレがあります(^^)
見てない方は、まずはご覧頂いてから!!



さてさて、



まずは……………、


新海監督のホームページより。
【引用元URL】↓
http://shinkaimakoto.jp/

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天気の子が公開された2019年12月31日に、新海監督のホームページに投稿された、監督の年末のご挨拶から。


新海監督はこの年末のご挨拶で、次回作にほんの少しだけですが、言及をされています。

以下は新海監督の上記ホームページの文章より、新海監督の年末のご挨拶を、一部抜粋したものです。

【引用元URL】↓
http://shinkaimakoto.jp/

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2010年代が終わります。
僕にとっては奇妙に間延びしたような10年間でした。

2010年に娘が生まれ、翌年に震災がありました。

自分の2010年代はその2つの出来事によって決定づけられたような気が、今となってはしています。

人生の主役はだんだんと子供に移っていく。

同時に、自分の住んでいる国の地面は揺れ続け、日常はいつ途絶えてもおかしくない。

なにかをゆっくりと諦めるような、あるいは自分ではコントロールできない事象の平安をただ願うような、そんな気分のもとで

『星を追う子ども』
『言の葉の庭』
『君の名は。』
『天気の子』

という4本の映画を作ってきました。

10年間そのように自分を覆っていた霧のような淡く【不透明なムード】は、しかし『天気の子』を2019年に公開できたことで、【すこしだけ晴れたような気がするのです。

あるいは、そういう気持ちでいることの「気が済んだ」ような気が、どこかしています。
それはひとえに、映画が届いたという実感をもらえたからです。

皆さんに観ていただけたことを、心から感謝しています。

自分にとっての2010年代は、このように終わりました。

では、2020年代はなにを思えば良いのだろう。

自分は、他の皆はどのような気分で、次の10年間を過ごすのだろう。

最近は新作映画のことを考えながら、ぼんやりとそんなことを思っています。

【2020年に書く企画書の最初の一行、脚本の一行目は、どのようなものであるべきだろう】、と。










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上記の新海監督のホームページにあるとおり、今回の天気の子の公開で、新海監督は、

『不透明なムードが晴れた』

と、感じていらした。


私は、
『虫の知らせ』
とでも言うのでしょうか?

なかなか言葉では説明し難いのですが………、

実は、2019年末に新海監督が感じていらした、

『不透明なムードが晴れた』

という感覚が、新海監督の次回作に何か繋がるのでは?
と思い、新海監督の次回作の考察を進めていました。



しかし、新海監督の次回作に関する私の考察の“枠組み”や“スタートライン”は、今や完全に崩れ去ってしまいました。


天気の子が公開された翌年の2020年に、文字通り社会の雰囲気は、一変しました。


コロナウイルスです。

上記画像は、ウィキペディアより抜粋
【引用元URL↓】
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9%E6%84%9F%E6%9F%93%E7%97%87_(2019%E5%B9%B4)



2019年末に新海監督の仰っていた、
『不透明なムードが晴れた』
という、

【監督ご自身の感覚】
と、


【現在の社会の雰囲気】
とでは、


大きな乖離が生じています。


このようなことで私の新海監督の次回作についての記事は、大きな修正を余儀なくされました。


何故、社会の雰囲気が変わると、
私の新海監督の次回作の記事も、修正を余儀なくされるのか?



それは新海監督が、

その時代の空気”
“その時代の人々が感じていること

を作品に反映させるからです。


新海監督が、

その時代の雰囲気や、人々が感じていることを取り込んだ上で、作品を作られる、という点については…………、

以下のインタビュー動画が、わかりやすいと思います。

2017年3月11日放送
【TBSの特別番組「3.11 7年目の真実」】より


このインタビューは、かなり前のインタビューです。

ちょうど『天気の子』の企画書が上がった直後、
2017年3月の初めに、収録が行われたものでした。

この時点で、新海監督は、

天気の子の
【核心部分】
を、すでに述べられてます。


下の膳場アナウンサーの画像をタッチすると、動画が始まります。


(※以下の動画、16:49からが、まさに、この点に触れています。

下の画像をタッチするだけで、この16:49の時点から動画が始まるように設定してます(^^)

以下の動画を17:47までご覧頂いてからこの記事を読んで頂くと、新海監督の思いがより伝わると思います\(^o^)/


膳場アナウンサー

『最後の質問なんですが、

【新海さんは、その時代の空気、その時代の皆が考えていることをすくい取って作品にしてこられることが、とても多かった】

と、思うんですが、次はどんな作品を作っていかれますか?』



新海監督
『なかなか、まだ、具体的にお話しできることは、見つかってはいないんですが…………、僕ら大人が、こんなはずじゃなかったんじゃないか、とか、

【世界がちょっとずつ、もしかしたら、悪くなっていってるんじゃないか】

とか………、

………、でも、一方で、

【そういう僕たちの憂鬱さみたいなものを、僕達の想像力なんか、遥かに超えて、軽々と、とびこえてしまうような、若い子の話】

が、描けるんじゃないかって気がしてるんです。

次はそういったものに、もしかしたら、できるかも知れない。』

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上記のインタビューで新海監督が仰っている、

憂鬱さを飛び越える若い子』、というのは、、、
これは、彼らのことですね(^^)



また、上のインタビューで新海監督が仰っていらした、

【世界がちょっとずつ、もしかしたら、悪くなっていってるんじゃないか】

という監督ご自身の予感は、

2020年が終わろうとしている今、振り返ると、やはり結果的には正しかったのだと、私は思います。



以下は、2021年1月3日に天気の子が地上波で、初放送されることに寄せた、新海監督のコメントです。

以下は、上記画像の文字を、改行し、再度、文字に起こしたものです。

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『このままでは、いつか世界は大変なことになってしまう』そんな漠然とした不安を、実は皆、ずっと感じ続けていたような気がします。

2019年夏、『天気の子』の物語を作った理由も、そんな暗い予感にすこしでも抵抗したかったからでした。

そしていま、我々の社会はあの頃には想像もしなかった困難の中にあります。

『降り止まない雨の中になんとか光を見出そうとする』この物語が、2021年の視聴者の方々にも少しでも楽しんでいただけるのならば、それに勝る喜びはありません」

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そして、

新海監督は、天気の子の製作中に次のようにも仰っていました。

天気の子、コレクターズエディションの特典映像から。

『新海監督×有働由美子 反省会!』〜映画『天気の子を語り尽くした“ソノサキ”に〜』】
DISC2 11分32秒より。

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新海監督
『10年、50年残る名作を作るんだ、じゃなくて、、、

来年見て、

お客さんは、(天気の子について)
“これは僕達の映画だ”

と、思ってもらうようにしたい。』



天気の子の公開を翌年に控えた2018年9月20日に、新海監督は、このように仰っていました。



そして、天気の子をご覧になられた方の中には、新海監督が、意図したとおり、当時、

“これは僕達の映画だ”

と、考えられた方が、やはり、いらしたのではないでしょうか?

コロナ禍の今、もう、はるか遠い昔のようで

私もほとんど忘れていましたが、


やはり思い起こすと、この台風は日本列島に本当に大きな被害をもたらしました。先の新海監督のインタビューからちょうど1年後に、この台風は来ました。

なんと、都内ではコンビニの食料品がごっそりとまるごと消える、なんてことまで起きました(汗)



ウィキペディアより抜粋
【引用元URL】↓
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%A4%E5%92%8C

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そして、

なんと、この台風で豪雨災害を題材とした、
天気の子の舞台挨拶が、
中止にもなってしまうという…………、

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SNSなどでも、まさに天気の子の劇中の描写と、当時の台風の状況とが、重なる部分もあり、当時、話題となりました。
(※以下の画像は、天気の子の劇中のカットより引用したもの)



さて、

新海監督の新作が公開される2022年には、
世界はどうなっているのか?


コロナ禍によって、【社会の空気】は2019年末から、明らかに変わりました。

もう、私達は数年間は元の世界には戻れないでしょう。



私達は、2022年に一体どんな映画を見たいのか?



新海監督はどのように2022年の、

【時代の空気】
【人々の思い】

をくみ取とるのか?


そして、それらをどのように新作映画に反映させるのか?



新海監督も迷いつつ、脚本を書かれていたようです。

以下の新海監督のTweetは2020年4月、本格的に東京において、いわゆるロックダウンが検討され始めた際のものでした。


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そして、新海監督はコロナウイルスが創作に与える影響について、次のように仰っていました。

以下は、2020年の3月、コロナウイルスが世界的な流行になりつつあったときの記事です。

【文春オンラインのウェブ上の記事より。(2020年3月6日公開された記事)】
【引用元URL↓】
https://bunshun.jp/articles/amp/36462?device=smartphone&page=5

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さて、ここまでくるともう100%、新海監督の次回作は、

『コロナウイルスがテーマなのでは?』

と、皆様も思われるかも、知れません。

しかし、2020年8月末にトリウッドという映画館で行われたティーチインでは、、、

新海監督は、
『コロナウイルスそのものは、出ないだろう。』

と仰っていらしたそうです。

※ただし、次回作は、
“コロナ禍の影響を受けたもの”
には、なるそうです。



さて、次回作は、どうなるのか?
謎は深まるばかりです。






さてさて、


謎が深まったところで……、


コロナ、コロナと、暗い話を、深刻なトーンでしていても仕方がないので!!

ここで、少し気分転換!!!!
では、ないのですが(笑)


別の話を(^^)!!


とは言っても、
新海監督の次回作に関わる大事な話です
!!
\(^o^)/

実は……、

新海監督の作品には、

【その時代の空気を作品に反映させる】

とは、また別に、大きな特徴となっていることがあります。


新海監督は、

作品毎に、少しずつ、
       舵を切っていかれた】

という点です。



新海監督には作家としての、

“連続性”

があるのです。



この“連続性”とは、具体的にはどういったことか?
以下、説明して参ります。


㈱キネマ旬報社編
キネマ旬報2019年12月下旬号
35ページより
新海監督のインタビュー記事から、
一部抜粋したもの
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インタビュアーの高瀬康司氏
『確かに新海監督のフィルモグラフィをたどると、

常に前作を踏まえて次の作品がある、という作家としての連続性を強く感じます。』



新海誠監督
『よく「君の名は。」で

(それまでとは違うハッピーエンド志向に)
大きく舵を切ったという言われ方もされますけど、これもピンと来なくて。


(中略)

僕自身の感覚としては、

作品ごとに少しずつ積み上げながら、

少しずつ舵を切っていった結果が、

「君の名は。」であり「天気の子」なんです。』

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君の名は。から、新海誠監督の作品に触れた方は、いまいちピンと来ないかも知れませんが、

実は、新海監督の昔からのファンにとっては、

『会えるのかっ!?、
     会えないのかっ!?』

が、一番の関心事でした(笑)


以下は、君の名は。の公開時における2ちゃんねる(現5ちゃんねる)という、掲示板の書き込みです(^^)

私も含めた古くからの新海監督のファンは、君の名は。のラストシーンについて、公開当時、どんな感想を抱いていたのか?

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以下は、君の名は。以前から、新海監督を知っている、ファンの方々の感想です(^^)

※ちなみに私は、秒速五センチメートルから新海監督のファンになりました(^^) 


私も、映画館では、

『絶対声かけろぉぉォォォ!!!!』

と、心の中で、絶叫してました(笑)

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どういうことかと言うと(笑)

古くからの新海監督のファンは、散々、主人公と、ヒロインを会わせない、

あるいは、ハッピーエンドにしない、

新海監督に、かなり苦しめられて来たのです(^^)(笑)

特に

『秒速の呪い👹』

に、長年ファンは苦しめられてきました(笑)
\(^o^)/


以下は、やはり「君の名は。」の公開時の掲示板の書き込みです。

ちなみにこの時、映画館で私の心臓は、約6分間、止まりました。😇😇😇


君の名は。を公開初日に見に行った際には、

このシーンで、


私は、以下のような感じになってました(笑)




ハッ!!、( ゚д゚ )!!!


アッー!!アッ、アッ!!


今ッ、

すれ違ったッっ!?


すれ違ったよねッ!?











エッ!?エッ!? !?











あ、あああ、あ、、、!!


アアアアアッ!!











なんで!!??(泣)










((((;゚Д゚))))!!??ッッ


嫌だあああアアアッッ(泣)!!








イヤだッ、、、イヤだッ(泣)!!








あああああ!!

(泣)……………………、、









あああああっッ(泣)

気づかずに行ってしまったッッ(泣)












ああ、、、、、(泣)


ああ、やっぱり、やっぱり、(泣)
また、会えないんだ………………………、(泣)


また、会えないなんて……、










そんなッ(泣)……、









イヤだッ、(泣)

うっ、うっ………、(泣)


………………………、


………………………、


(。゚ω゚) ハッ!

なんか、明るくなって、BGMが流れつつ、春になったけど、

こんなシーンどこかで……、?









ヒッ!!!???


……………((((;゚Д゚))))!?
(ガクガク、ブルブル)

………………、
(ガクガク、ブルブル)










まさか、秒速のっ、あのシーンが、再びっ!!!???
(ガクガク、ブルブル)



ああ……、


(泣)うっ…………


思い出しちゃった……、(泣)

……………(TдT)』








………………










(゜_゜)(虚無)……………

………………

………………

………………

………………

………………

………………

………………

………………

………………

………………

………………

………………

………………

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↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓  

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はい(^^)!!










ということで、、、


君の名は。で瀧くんが、三葉に声をかけたのは、、、


ホントにマジでっ!!
グッジョブでしたねっ!!!
\(^o^)/



瀧くんッ!!
あなたは、本当に良くやってくれましたよッ!!!!(号泣)(T_T)/~~~











はい!

かなーり、話が、まったくの別な方向に行き、、、










今しがた、私の心も、かなり長い時間、



















(゜-゜)(虚無)……………、












となってしまいましたが、、、(笑)


新海監督の次回作の予測に、
話を戻します!!!!!!


話を戻しますよっ!!!!!!











はいっ!
\(^o^)/



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はい、ということで、、、ですね!!


新海監督の一連の作品の間には、

このような、

【作品の連続性】

があるのが、

きっと、
皆様!!

よーく、ご理解頂けたと思います!!
\(^o^)/




ということで、ですね(笑)

新海監督の次回作の予測に関連してなんですが、


実は、こういった

『会える!?会えない!?』

とは、また、“別の部分”でも、ある種の


【連続性】

が、新海監督の作品にはあります。


この、新海監督の作品の、別の部分の
【“連続性”】
というのは、
新海監督の次回作に関することで、

君の名は。と天気の子の間に、存在している連続性なのですが、

これから詳しく説明してまいりますが、


以下に説明する、この“連続性”が、

【新海監督の“次回作の核心部分”】

だと、私は考えています。



皆様、

君の名は。の終盤付近のこのカット、ご記憶にありますか?



君の名は。の終盤のクライマックスの場面で、

RADWIMPSのスパークルが歌われ、、、、






そして、隕石が糸森町に落ちた、


さらにその後の、


瀧くんの就活の、面接のシーンです。
ご記憶にありますでしょうか?

瀧くんは、

『東京だって、いつ消えてしまうか、わからない』

と、言ってましたね。



そして、

天気の子では、東京が水に沈んでしまいました。

瀧くんの言うとおり、私達が知る東京は、無くなってしまった…………、



次は東京をどうするのか?











君の名は。の終盤のクライマックスの場面の、

少し後で、
主人公の瀧くんが語った、

『東京だって、いつなくなってしまうかわからない』

という言葉は、

天気の子の物語の、核心部分】
であったと、
私は理解しています。


君の名は。における、

クライマックスとなったシーンの、

さらにその、少し後のシーンの、主人公のセリフが、
【次回作、天気の子の結末に繋がった


そして、

新海監督の作品には、【連続性】がある。


そうであれば、

【新海監督の、次回作の核心部分】は、



君の名は。と、同様に、

天気の子のクライマックスの少し後、


すなわち、RADWIMPSのグランドエスケープが歌われた、空のシーンの、


さらに、その少し後の、

終盤付近の、主人公、帆高のセリフに、もしかしたら、あるのではないか?










さて…………、

天気の子の終盤のクライマックスの後で、次回作に繋がりそうなセリフは何かあったかというと、


実は、私には、一箇所だけ、非常に気になっているシーンが、あります。

以下のシーン、実はある理由があって、
私はずっと注目していました。

帆高が3年ぶりに、東京に戻ってきた、終盤付近の、このシーンです。

このシーン、実は映画では、セリフがないのです。

しかし、新海監督が、ご自身で書かれた、天気の子の小説では、、

帆高のモノローグという形で、以下のセリフがあります。


『気候(=世界)が変わってしまった今の時代に必要なことを学びたかった。』

(※角川文庫 新海誠著 小説 天気の子 279 ページから 帆高のモノローグより抜粋したもの)



ちなみに、上記の

“(=世界)”

という記載は、私が【気候】を、読み替えたものです。


新海監督の、天気の子の小説では、このシーン、あくまで、【気候】としか、表現されていません。

しかし、このように、読み替えたのには、理由があります。

主人公、帆高が、映画のラストシーンで、

『僕たちが【世界】を変えたんだ』

と叫んでいるからです。



さてさて、

でも、皆様、率直な感想としては、このセリフだけ見ても、

『?話が見えないよ?』

だと思います(汗)




すみません。
どういうことか、説明して参ります。
m(_ _)m


この終盤の帆高のセリフに、私がかなり注目しているのは、











実は、新海監督ご自身が、

【次回作について】

の話で、

このシーンと、繫がる話をされているからなのです。









2020年、8月末、トリウッドという映画館で行われた、新海監督の映画のティーチインで、監督は、次のような事を仰っていらしたそうです。

新海監督は、

『天気の子は、“終末に対して、子どもたちが向き合う話”だったが、次回作は、ポスト終末、終末のさらにその先を描く』

と仰っていらしたそうです。



そしてこれは、つい最近You Tubeでアップされた動画です。



【引用元】
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ANN news CH
コロナ禍の今、新海誠が『天気の子』の次に描く未来
【報ステ×未来を人から 完全版】
【未来をここから】
(※2020年12月22日に、You Tube公開されたもの)

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以下の動画14分45秒より、次回作に新海監督は、かなり踏み込んで話されています。

この動画、下の画像をタッチすると、ちょうど、14分45秒からスタートするように、設定してます(^^)今すぐ、下の画像をタップ!!
\(^o^)/

14分45秒から、17分00秒まで動画をご覧頂いてから、この記事を読み進めて頂きますと、記事もきっとわかりやすく読めると思います!!
(^^)


さてさて…………、
上の動画では、

新海監督は、

『「何かが終わっちゃう、何とかして食い止めなければ」

という映画ではなくて、』


『終末の後に、“僕たちが向き合わなければいけないこと”を、描く映画を作りたい』

と、仰っていましたね。


①帆高のセリフ

『気候(=世界)が変わってしまった、今の時代に必要なことを学びたかった。』










②新海監督の発言

『「何かが終わっちゃう、なんとかして食い止めなければ」という映画ではなくて、』

『終末の、その先で展開される映画を作りたい』









『終末の“後”に、
【僕たちが向き合わなければいけないこと】
を描く映画を作りたい』

上記、

【新海監督の発言】と、

【帆高のセリフ】については、

いずれも、

【終末“後”と、どう向き合うか?】

という部分で、共通点があると、私は理解しています。




君の名は。から天気の子という作品の間には、
“連続性”がありましたが、、、


さらに言えば、、、

君の名は。】

【天気の子】

【2022年に公開予定の次回作

上記、3作品、全てに、“連続性”があると、私は理解しています。


以下、具体的に説明して参ります。









君の名は。の終盤で、主人公の瀧くんが、
東京だって、いつなくなってしまうか、わからないと思うと言い、

“終末への予感”を口にし、

そして、、、



天気の子の最後で、

瀧くんの言っていた終末への予感は、
現実のものと、なってしまった………、

そして、天気の子では、

実際に終末“後”の世界で、

主人公、帆高は、

『気候(=世界)が変わってしまった、
(東京が水に沈んでしまった“後
”=終末“後”の今の時代に必要なことを学びたかった。』

と話します。

そして、新海監督は、

2022年に公開予定の次回作を、

『“終末の後”に、

僕たちが、
【向き合わなければいけないこと】
を、描く映画』

と、表現されました。




君の名は。】

【天気の子】

【2022年公開予定の次回作

という、3作品の間で、このような“連続性”が存在するのであれば…………、


そして、君の名は。の、

この、クライマックスシーンの、


少し後における、瀧くんのセリフが、

次回作、天気の子の物語の核心部分となった。

そうであれば、新海監督の2022年に公開予定の次回作についても、

同じことが言える可能性は、ないか?


すなわち、クライマックスシーンでRADWIMPSのグランドエスケープが歌われたあとの、


以下の、帆高のセリフ、

帆高が語った、

『気候(=世界)が変わってしまった今の時代に必要なことを“学びたかった”』








という言葉は、

やはり、次回作の核心部分なのではないか?


新海監督の作品に
“連続性”があるのであれば…………、

次回作が、

終末の、”さらにその先”と、
     子どもたちが向かい合う話


に、なるのであれば…………、

そして、

帆高が、天気の子のラスト間際で、
『気候(=世界)が変わってしまった今の時代に必要なことを“学びたかった”』
と語ったのであれば…………、


次回作は、

『終末後の世界と向き合い、
 その世界で必要な、【何か】を“知る”話』

あるいは、

『終末後の世界で必要な、
      【何か】を“見つけ出す”話』

に、もしかしたら、なるのではないか?


あるいは…………、

『終末後の世界で、
   【何か】を“見つけ出す”話』


に、もし、なるのであれば…………、



新海監督の次回作は、

その【何か】を見つけ出すことによって、


もし、仮に何かに例えるとするなら………、


終末】を迎えた、

この、
『水に沈んだ東京を、再び元に戻すような映画』

になるのではないか?


そして、

先に上げたキネマ旬報のインタビュー記事で、インタビュアーの高瀬氏が言うように、

新海監督に、

【常に前作を踏まえて、次の作品があるという、作家としての連続性】

が、存在するということであれば…………、

次のような期待が持てるのではないか?

すなわち、

天気の子のラストシーンで、

あのように、陽菜が止まない雨の中、
祈り続け、

そして、それを見た帆高が、

陽菜に、

『僕達はきっと大丈夫だ』

と語ったのであれば、、、


新海監督の次回作は、

仮に何かに、例えるとするなら、

あの、雨の止まない、晴天を失った、

【終末が訪れ、狂ってしまった世界を、元に戻すような映画】

になるのではないか?

(※上の画像は、天気の子、Blu-rayの特典より。)





ただし、あくまでこれは、現時点では仮説です。

現時点において、
『そうだ!』
『これで間違えない!!』
と言いきれるか?
というと…………、


やはり、冷静に今まで集めた情報を振り返ると、

可能性としては、あり得るかも、
しれませんが…………、


残念ながら、
『そうだ!!』
とは、
やはり、まだ、言い切れない…………、

エビデンスが、まだ、足りてないと私は理解しています。


結論を急いではならないと、思います。


実は、私自身、新海監督に、狂った世界を元に戻すような、そんな作品を作って欲しいと、今、強く望んでいます。



しかし、このような私個人の主観的な希望は、情報分析の精度を落とします。

人間は、
『自分が見たいものを見る』
ためです。


よって、私個人の、主観的な希望、偏ったものの見方を、排除する技法を用います。

【競合仮説分析】



と呼ばれるものです。


分析方法や分析過程を詳細に説明しますと、かなり長くなりますので、

ざっくりとお話すると…………、




下の図のように、仮説を立てて、その仮説と整合する情報とを、突き合わせ、

そうして、仮説と情報が矛盾しないか?を、チェックする情報分析の技法です。

(下の表は、あえて簡略化しました。
実際はもう少し情報量が多くなります。
また、この表は、実はかなり複雑なルールにのっとって、作成されてます。
そして、競合仮説分析の具体的な分析過程と、表の作成に関するルールは、ここでは詳しく述べません。複雑で、かなり長くなりますので。)

さて、表の見方です。

○は情報と仮説が整合
△はどちらとも言えない
✕は整合しない

という意味です。


さて、新海監督の次回作は、
【世界の調和を再び取り戻すような話】
になるのか?

はたして、どうか?

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調和を取り戻す話 

→ ✕が4個














調和を取り戻せない話

→ ✕が1個


うーん、、、(泣)、、


【調和が戻る話】に、✕がたくさん、ついちゃいましたね…………、(汗)


はい(汗)、
ということで、

【収集した情報】

と、仮説である、

【次回作は調和が戻る話】

との間では、整合性がほとんどないですね…………、




やはり、
調和が戻る話にはしないのか?………、


『新海監督は、次回作を、調和を取り戻すような話には、しない。』








………………、


確かに、

これは、やはり、
あり得る結論かも知れません……………


これには、以下の理由があります。

新海監督は、希望を描く監督です。


しかし、私は、上手くは言えないんですが、


新海監督は、

【世界の残酷さ】も、
【世界の救いの無さ】も、

知っている方であると、思います。




新海監督の作品の内容に、直接的に関係することではないのですが、

新海監督は、以前、こんなことを、仰っていたことがあります。



新海監督は、

【夢や願いが必ず叶う】
【頑張っていれば、いつか届く】

とは、なかなか言い難いと、感じていらっしゃるようです。

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引用元URL
https://m.huffingtonpost.jp/2016/12/20/makoto-shinkai_n_13741822.html


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実は、新海監督の作品の内容においても、似たような傾向があります。

例えば、君の名は。です。


君の名は。については、、住人は避難できましたが、

糸森町は、結局は壊滅してしまっていますよね。

糸守町は救えませんでした。


そして君の名は。では、糸森町の復興のシーン等も、結局は、描かれないまま、物語の幕は降りています。





そして、新海監督は天気の子についても、次のようなトーンで話されています。

強い意志を感じせる雰囲気で、天気の子の結末について、新海監督は、ここまで言い切っています。


以下は、

【2019年9月14日放送 TBS NEWS23 新海誠×小川彩佳「天気の子」の深層】

という番組より。




下の、新海監督の画像をタッチすると、動画がはじまります。

2分16秒からご覧頂くと、わかりやすいと思います。

この動画も、下の画像をタップすると、ちょうど2分16秒から見れるように、なっております(^^)

2分16秒から2分36秒までご覧頂いてから、以下の記事を読むと、記事がぐっとわかりやすくなると思います\(^o^)/

是非、新海監督の思いを聞いてみて下さい!!



新海監督

『エンターテイメント映画とはいえ、

「世界がおかしくなってしまった」

というふうに映画が始まって、

「世界が元に戻りました」ということ自体が、無責任な気がしたんですね。

僕たちは、

僕たちの、子どもの世代に

もとに戻った世界を、渡せるわけじゃない、

わけですよ。』

この、新海監督のインタビューにおける、言葉遣い
や雰囲気を、動画で改めて見ると……………、

私は、次回作が、
【世界の調和が戻るような話】
になるとは、



やはり、思えない…………、


ただ、私には、何とも言えない違和感があります。

改めてマトリックス(表)を見て、思うのは…………、


新海監督は、次回作を、
調和を取り戻すような話にはしない?

本当に???










やはり、私には何か、引っかかる違和感があります。


言葉にはできないのですが。




皆様は、いかがですか?





さて、話が少しずれますが、

実は、この競合仮説分析の技法は、

【情報を読み解く上で、
『個人の単なる思い込みによる仮説』を排除する】

というのが、その主たる目的なのですが、



しかしながら、マトリックス(表)の作成を通じ、

【見落としてる情報などを新たに見つけ出す】

【既存の情報を、別の観点から再び検証し、新たな結論を導き出す、“きっかけ”とする】

といった使われ方も、多くなされる、と言われています。



また、

【あくまで、自分の思考を整理するためのツール】

として、用いるべき、とよく言われます。



実は、

この競合仮説分析によって、なにか、

【直接的に結論を得る】

というのは、実は、かなり難しいと言われています。
(むしろ、競合仮説分析により、短絡的に、直接、結論を導き出しては“ならない”という人が、多数です。)




そして、この競合仮説分析を用い、結論を導き出す上で、大事なことの一つは、意外にも、【直感】であると言われています。

何か、マトリックス(表)を見て、
『合わない』
あるいは
『しっくりくる』
といった、フィーリングが大事だと言われています。


この直感が、欠けた情報を示唆してくれる場合が多々あるのです。



実は、情報分析は、Science(科学)としての側面もあるのですが、

一方で、

『情報分析は、例えるなら、画家が、絵を描くときの、“閃き”や、あるいは“感性”を重要な要素とする、Art(芸術)に近い性質がある』

と、よく言われます。


水晶玉を覗く
ような、そんな側面もあります。

アホなこと言うな!!
と、言わんで下さい、(汗)


実はそんな本も、ちゃんとあったりします(^^)
【引用元URL】↓
https://www.amazon.co.jp/dp/4766413008/ref=cm_sw_r_cp_apa_fabt1_Uj7QFbJ0DGN44

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(ちなみにこの本は、情報分析にかかる歴史や組織論に関する本です。分析技法の簡単な紹介もありますが、それを詳しく解説した本ではないです。)



少し息抜きがてら、こんな話を!!(^^)

私達のわりと身近な例で言えば、
将棋の藤井聡太棋士の話でしょうか。

【引用元URL】↓

https://ai-media-bsg.com/ai-shogi/


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藤井七段、なんか凄まじいですね(汗)









何故、何億手も先を読むAIに、数十手しか読まない人間が優位に立てるのか、未だ、科学的には十分に解明できていませんが、

上記の藤井棋士の事例をイメージして頂けると、
情報分析に、Artとしての側面があるというニュアンスが、少し、伝わるでしょうか?


人間の直感は何億手も先を読む、AIのアルゴリズムを、超えることがあります。

これはオカルトやSFの世界の話ではなく、現実に起こったことです。

何故なんでしょうかね?

さて、話を元に戻します!!


先程のマトリックスをみて、

新海監督の次回作は、調和を取り戻す話ではない、という分析結果に、私がなんとも言い難い、“違和感”を感じたのは、なぜだったのか?


この違和感について、考えを巡らせている時に、

ふと、思い出したのが、2019年11月に京都で行われた新海監督の講演会でした。

コロナ禍の今、もう遥か遠い昔のことのようです。
懐かしい(^^)

実は、私は当時、この講演会に参加してきました!!(^^)

そうなんです!!
行ってきたんです!!
\(^o^)/











以下は、当時の私のTweetです(^^)







なんと、講演会が行われる日の“前日から”、講演会の会場のホテルに泊まるという(笑)

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当時の私、めちゃくちゃテンションが高かったですね(^^)(笑)


というか、当時の私、テンション高すぎで、ちょっと、アタマおかしいですね(汗)、、、



実は…………、


私は、このときの講演会で、一番最初に、新海監督が登壇した時の様子が、非常に強く印象に残っていました。



さて、どんな雰囲気だったかと言うと、

実は、私は、
新海監督が登壇するとき、

「次回作のアイデアが、なかなか出ずに、もしかしたら、困っていらした?」

そんな印象を、当時、強く感じていました。
(実際、新海監督が、当時どうだったかは、わからないです。私のただの勘違いかも、)


このとき、

新海監督が何か、“疲れていた”、とはまた少し違うんですが、

何か次回作について、悩んでいる?

そんな雰囲気、印象を、私は新海監督から感じていました。



ちなみに、
以下は、講演会が終わった直後の私のTweetです。

Twitterのフォロワーさんとの、
『新海監督は、やはり映画作り大変そうだね』
という会話の一部です。

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ただ、講演会が始まると、私の気のせいだったのか?
そんな雰囲気は、新海監督、微塵も見せませんでした。




私にとっては、ものすごく楽しい講演会
(語彙力………(笑))で、

新海監督のプレゼン能力に、終始、私は圧倒されていました。


新海監督は、本当に話し上手でした。

実は、この講演会が終わった直後、新海監督へ質問ができる、交流会にも、私は参加してきました。
\(^o^)/!!



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この交流会に参加された方の中から、新海監督に、いくつか、質問がありました。


その中の一つに、

『あの、天気の子の劇中の雨は、もう止むことはないのか?晴れることはないのか?』

という質問ありました。



このとき、

新海監督は、慎重に言葉を選びながら、


『天気の子は、

調和が取り戻せない世界の話”

として描いた。



実は、

天気の子の、ラストシーンで、薄日でもいいから、日を差そう

という意見もスタッフから出たんですが、

それも結局は、やめたんですね。』




と、仰っていました。



ただ、かなり迷いながら、

『あるいは、、、』

と、新海監督は、この時、言葉をつなぎます。

『オープニングの蔦が沢山生えている、あの屋上のシーンは、誰にも言ってないが、実はいつかは晴れるかも知れない、

“十年後”くらい未来の、世界の晴れ間、という設定だった』

と仰っていました。

新海監督は、何かを考え込むような口調、雰囲気で、そう答えていらっしゃったのが、私には、未だに強く印象に残っているのです。

新海監督は、明るく朗らかな感じではなく、

本当に深く考え込むような…………、

かといって、別段、質問者からの問いかけを、嫌がる感じでは、全くなくて、

『天気の子は、観客に、こう響いてるのか?』

と。

私には、上手く表現できないのですが…………、




そして、

実はこの交流会で、新海監督は、こんなことも、仰っていました。

“新海監督の次回作についての質問”

が、参加者からあったのですが、


その受け答えの中で、監督は、

『何が、次回作につながるかは、自分でも、なかなかわからない。

今日の講演会の出来事も、もしかしたら、次回作につながるかも知れない』

と仰っていました。

私の印象では、新海監督は、次回作については、機微に触れるので、答えられない、という事ではなく、

本当にまだ、次回作の構想が、全くの白紙で、だから、何も答えられない、といった雰囲気でした。


ここで、皆様に思い出して頂きたいのが、先程上げた、天気の子のBlu-rayの購入特典の、このカットです。
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京都の講演会では、屋上に日が差すのは、
『十年後くらい』
だと、新海監督は仰っていました。


しかし、この屋上にいるのは、

“高校生の”陽菜さんです。

十年も経ってないのです。


(※ちなみに、この屋上の晴れ間の絵の、Blu-rayの購入特典の情報が一般に公開されたのは、京都の講演会の後のことです。

2019年の11月に京都の講演会が終わってから、4カ月後の、2020年3月初頭に、この特典情報は、一般公開されました。)


もう一つ思い出して頂きたいのが、、、
このインタビューです。


新海監督

『エンターテイメント映画とはいえ、

「世界がおかしくなってしまった」

というふうに映画が始まって、

「世界が元に戻りました」ということ自体が、無責任な気がしたんですね。

僕たちは、

僕たちの、子どもの世代に

もとに戻った世界を、渡せるわけじゃない、

わけですよ。』


この記事を、私が書いていて、

私に、何か確信めいたものが、一つだけ言えるとするならば、

“新海監督は

私達が日々、この時代を生きていく中で、感じている、何かしらの思いを、

あの、京都の交流会で、すくい取ったのではないか?”

ということです。


私は、新海監督が、この天気の子のBlu-rayの特典の絵を描くこととなった、きっかけの一つは、、、

やはり、京都の交流会の参加者の方から出た、

『天気の子の劇中の、
あの雨は止むことは、ないのか?
晴れることは、ないのか?』

という、あの質問にあったと考えています。





実は、過去に新海監督はこんなことも仰っていました。


これは、天気の子が劇場公開された2019年の7月の、新海監督のインタビュー記事です。

(※ちなみに、京都の講演会はこのインタビューの4ヶ月後の2019年11月にありました。)

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO46648000X20C19A6000000/

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『大きなコミュニケーションが映画とたくさんの観客との間で生まれる。

それによって、人々の反応であったり、


【何かが“観測”できるのではないか?】

あるいは、

僕が次に作るべきもの】

【みんなが本当に見たい“何か”】

を、そこからもらえるのではないか。』



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そして、このインタビューをご覧下さい。

このインタビューは、
天気の子の、公開前のものなのですが、、、

映画.comのインタビュー記事より。

引用元URL↓

https://search.yahoo.co.jp/amp/s/eiga.com/amp/news/20171021/4/%3Fusqp%3Dmq331AQRKAGYAbGwhq_s1Jyt6gGwASA%253D

『自分自身の心境の変化もあるんですが、

映画を見てくれるお客さんとか

社会の空気の変化、

みんなが思っていることの変化というものによって、

【自分自身が変えられている】

ような、そんな感覚の方が強いかもしれないですね』

と、新海監督は、以前、仰っていました。



もし仮に、

新海監督が、天気の子を見た、私たち観客の声に触れ、

新海監督がそこから、
【人々の思い】
や、
【時代の雰囲気】
を、すくい取ったのであれば…………、

そして、

それに基づき、次回作を描くのであれば…………、



天気の子の、公開より”前”の断片情報は、
あえて排除して、

競合仮説分析のマトリックスを、作るべきだったのではないか?


さらに言えば、

コロナが本格的に流行し、
この世界が狂い始めた、

【2020年3月以降の断片情報】

を、より重視し、

コロナ禍以降の断片情報を、十分に揃えてから、競合仮説分析のマトリックス(表)を、私は作成すべきだったのではないか?



そして、私がマトリックス(表)で用いた、仮説、

『調和を取り戻す話』
    or
『調和は戻らない話』

という表現も、やはり、少しずれていたのではないか?

この【仮説のずれ】が、マトリックス(表)についての、違和感をもたらしたのではないか?










私は、新海監督は、

『コロナ禍の収束と、狂った世界の調和が戻る事を、

なにか重ねるようにして、新海監督は、次回作を描くのではないか?』

…………、なんて、もっともらしい事を、安易に、

今まで考えていました。


しかし、全く見当違いの予測だったのではないか?






新海監督は、実は、次回作で、コロナ禍を、メインで描くことは、しないのではないか?

新海監督は、つい最近You Tubeにアップされた、
ANN news CH【未来をここから】という番組で、次のように仰っていました。

『映画って作るのに1年、2年、3年かかるから、少し先のことを考えて作りはするんですが、、、』


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コロナ禍さえ、上手く収束すれば…………、

新海監督の次回作が公開される、2022年には、

経済や社会は、コロナ禍以前の元の状態に、すんなり戻るような感覚というのは、

今、私達に、はたしてあるのでしょうか?

私達は、2年後の、2022年に、どんな思いを抱えていそうなのか?

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(※上の画像は、私がTwitter上で2020年12月16日に実施した、アンケートより)




新海監督は、今年の4月には、次のように仰っていました。

『“数年後に”僕たちは何を見たいのか』

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新海監督は、先に私が述べたように、映画が公開される年の、社会の雰囲気を、的確にすくい取ってこられていました。


新海監督の過去作、君の名は。も天気の子も、新海監督が、社会の雰囲気をくみ取り、作品に落とし込んだからこその、大ヒットだったのだと、私は分析しています。



コロナ禍が新作映画に与える影響については、先に上げた、つい最近のYou Tubeの動画において、新海監督は次のように、受け答えをされていました。


以下は、先に上げたYou Tubeの動画

ANN news CH
コロナ禍の今、新海誠が『天気の子』の次に描く未来
【報ステ×未来を人から 完全版】
【未来をここから】

より、再び引用したもの。


以下の動画の、5分36秒から、新海監督は、コロナ禍が、新作映画に与える影響について述べています。

以下の新海監督の画像をタッチすると、ちょうど、5分36秒から動画が始まります。
6分20秒まで聞いてみて下さい(^^)
この後の記事が、きっとわかりやすく見れると思います!!





新海監督は、この番組で、
インタビュアーの小木逸平氏の、

『(次回作の)映画制作の中で、コロナ禍は、影響を与えているんですか?

という質問に対して、こんな反応を見せています。

新海監督は、一瞬、何かを考え込むような素振りを見せ、

そして、新海監督は、次のように答えています。

字幕には出ていないのですが、新海監督は、問いに対して、答える前に、

『うーん、どうなんでしょう』

と、肯定しないのです。

(※上の動画の5分56秒あたりで、確認できます。)


それから、字幕では、

『緊急事態宣言下の、ムードが脚本に刻み込まれていると思います。』

となっていますが、、、


動画では、新海監督は、

『けれども、、』と言葉を繋ぎます。

そして、その次の瞬間、編集が入ります。

この動画の、6分20秒で、画面が切り替わります。



上手く、画面が繋がっているように見えますが、

新海監督の言葉で、カットされている発言が、このインタビューには、あるはずなのです。



新海監督は、次回作について、

何かが終わっちゃう、
「何とかして食い止めなければ」
という
“話ではない
”、

と、仰っていました。



新海監督の次回作について、

『調和を取り戻す話』

と、私が安易に表現したのは、やはり適切ではなかったのでしょう。



新海監督の次回作は、

コロナ禍の“後”=“アフター”コロナ(終末“後”)

において、

 私達自身が向き合い続けなければならない、“現実”についての話』

と表現するのが、やはり、より適切だったのでしょう。
(※ただ、さらに言えば、その先に何らかの、光を見出す映画になる可能性もあります。)



繰り返しになりますが、新海監督は、この番組で、こう仰っています。

『映画って作るのに1年、2年、3年かかるから、少し先のことを考えて作りはするんですが、、、』



新海監督は、おそらく、

2年後の、

2022年に公開予定の映画で、いわゆる、


【“アフター”コロナ】


すなわち、

【コロナ“後”の世界】

を、やはり、描くのでしょう。

そして、新海監督は、2年後に来たるアフターコロナの世界を、おそらく肯定的に、捉えてはいないのでしょう。

↓↓↓↓↓↓↓↓

↓↓↓↓↓↓↓↓


私には、
【“アフター”コロナ】と、

新海監督が仰っていた、
次回作は終末“後”の物語である】
という言葉は、やはり繋がるのだと、理解しています。

現時点で、明確なエビデンスはないのですが、新海監督の次回作は、やはり、

“アフター”コロナと、終末“後”

についての、物語なのでしょう。




時事通信の記事上にあるとおり、

コロナ禍が一息つくのは、
(※実際にそうなるかは、全く予断を許さないですが。)

【2022年】

と、一応は予想されています。

そして、
新海監督の映画が公開されるのは、予定では、やはり同じく、

【2022年】

です。

同じ年となります。




新海監督は、おそらく、

2022年の時代の空気を作品に反映させる

ために、

コロナ禍そのものでは、むしろ“なく”、

コロナ後(アフターコロナ)の世界の雰囲気を、作品に落としこむのでしょう。



以下は、やはり、まだ断定はできない、仮説になるのですが、、、

↓↓↓↓↓↓↓↓

↓↓↓↓↓↓↓↓



アフターコロナ、すなわち
【コロナ“後”】において、

コロナ禍で傷ついた国や社会が、上手く回復できず、

そうして、さらなる混乱が世界に生じ、

そうして、その混乱と向き合い続ける、



そういった事を、

もしかしたら、新海監督は、次回作で描くのではないかと、私は考えています。




以下の動画の10分16秒から、10分42秒までを、ご覧頂ければ、と思います。
下の画像をタッチすると、ちょうど10分16秒から、動画がスタートするようになってます。

新海監督は、この動画で、次のように仰っていました。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

『変わっていく日常生活を必死に送るということが、僕にとっては、それはたまたま、今の新作映画を作るということなんですけれども、

この日常を必死に送っていけば、1年経って、2年経てば、もしかしたら、

今のこの大変さは】、

通り抜けられるかも知れない。

その時に、新しい映画を、誰かに見てもらえたらいいと思いますし、、、』

↓↓↓↓↓↓↓↓↓

新海監督は、

何故、
今の大変さを通り抜けた後に、映画を見て欲しいと
仰っているのでしょうか?




↓↓↓↓↓↓↓↓↓

↓↓↓↓↓↓↓↓↓

今現在、コロナ禍によって、
【感染拡大を抑え込めない国の
        国力の急激な低下】

あるいは、
【世界的な金融システムの不安定化】
が予見されてますが、、、




これに限らず、コロナ禍は、

今後、
様々な社会不安、
あるいはその他の、社会的な動揺を、
短期的にも、長期的にも、


【感染の拡大期】
から、
【少し遅れたタイミングで】、

私達にもたらす

このように、私は理解しています。




私達の身近で、

かつ、数カ月と、比較的短いスパンを例に上げれば、、、

【4月の緊急事態宣言の発令】

【12月の Go to 
                キャンペーンの一時停止】

【2020年12月末現在、検討されている
  年明け2021年の緊急事態宣言の発令】

が、これに当たると理解しています。

これらは、コロナウイルス感染の、急拡大が起き、しばらく経ってからなされました。


こういった現象が起きるのは、

極めて単純な理由で、

コロナウイルスの感染が拡大してから、

【政治的な意思決定】
【行政機関の対策】

がなされるまでに、

少なからずタイムラグがあるためです。



ただ、一方で、私には非常に気になっている事があります。



日本の4月の、コロナ感染拡大期はそうでもなかったのですが…………、

日本では、今、自殺者が急速に増加し始めてます。

以下のグラフを見て頂くと、

自殺者数の増加期と、感染拡大期が全く一致していないのが、見て取れると思います。

4、5月と、10月で、上下、双方の図を見比べると、わかりやすいと思います。

上の自殺者数のグラフでは、緑の縦長の楕円、
下の国内感染者のグラフでは、赤の縦長の楕円で、

ご注目頂きたい部分に、私が、しるしを付けています。

自殺者数と、国内感染者数のグラフを比較すると、グラフの頂点は、全く一致してない事が、ご理解頂けると思います。

自殺者数のグラフが谷となっていれば、逆にコロナの国内感染者数のグラフは山になっています。




私達の社会には、様々な衝撃の緩和装置、

クルマで例えるなら、エアバッグがあります。


すなわち、


“収益が悪化した中小企業に対する
         金融上の優遇措置”

“一定期間を定めて行われる
   失業者への失業保険の給付”

“職を失った個人に対する家族の扶助”
(いわゆる“家族の助け合い”)

等が、あります。



以下は、あくまで私個人が立てた仮説で、データが揃っていて、論証を、私自身できているものでは、全くないのですが…………、




コロナウイルスの感染の急拡大期においては、この社会のエアバッグ、衝撃の緩和装置が、きちんと機能するのでしょう。

しかし、

【長い期間にわたり続く“圧力”】
あるいは、
【“度重なる”衝撃】
に対しては、この“エアバッグ”が、機能しないのでしょう。


このような理由が、要因の一つとなり、グラフの頂点に、“ずれ”が、生じているのでしょう。


私は、今、数カ月のスパンを例に上げましたが、



2022年、新海監督の次回作の公開も視野に入れた、さらに中長期というスパンでは、社会はどうなっていくのか?



あるいは、

本題からは、ずれますので、詳しくは述べませんが、私個人としては、

コロナ禍により、少し遅れたタイミングで、これから起こりうるかも知れない、あるいは、現に起こりつつある、

“各国の国力の急激な低下”、
あるいは
“世界的な金融危機”、、、、


これらがさらに、

今までとは、全く違うレベルの、さらに大きな厄災

を、もしかしたら、私達に、もたらすのかも知れない。

このようなことを、実は個人的には、私は、かなり危惧しています。

あまり暗い話はしたくないのですが…………、



ただ、新海監督は、インタビューで次のように、答えています。

Q.
『次回の作品も、やはり想像もできないようなことが、起こるんでしょうか?』


新海監督
『自分の力が及ばないような、大きなことが起きてしまうところから、始まる話です。』



そうであれば、新海監督の次回作は、

コロナ禍そのものではなく、

コロナ後(=終末後)に襲いかかる絶望と、“向き合い続ける”ような作品

に、もしかしたら、なるのかも知れない。


繰り返しになりますが、あまり暗い話はしたくないのです。

むしろ、
私の予測は大いに外れて、笑いものになる、
そういう選択肢を個人的には選びたいのですが、、、

ただ、私が様々な統計を見て、改めて感じるのは…………、

コロナウイルスは、
人体だけではなく、
やはり私達の社会にも、
長期に渡る後遺症を残すのではないか、

ということです。




新海監督は、繰り返しになりますが、次のように仰っていました。

『“終末の後”に、

僕たちが、

【向き合わなければいけないこと】

を、作りたい』



そうであれば…………、

さらに、新海監督の次回作の内容を、

より、

具体的に予想するのであれば…………、


先に述べたように、

新海監督の直近の3作品、

①君の名は。
②天気の子
③2022年に公開の新海監督の次回作

この3作品に、“連続性”があるのであれば、

次回作が、

【終末後の、狂った世界が呼び寄せる、絶望と“向き合い続ける”ような話】

に、なるのであれば…………、

そして、先に上げたキネマ旬報のインタビュー記事で、インタビュアーの高瀬氏が言うように、

新海監督に、

【常に前作を踏まえて、次の作品があるという、作家としての連続性】


が、存在するということであれば…………、



糸森町を壊滅させ、








そして、東京を水に沈めた、











『厄災の象徴でもある
 【あの龍】と、“向き合い続ける話”』

に、やはり次回作は、なるのでしょう





未来がどうなるかは、まだわかりません。

しかし、狂った世界が、今後、呼び寄せるかも知れない、さらなる厄災を、

私達は今、日々、意識せずとも、心のどこかで、怖れてはいないでしょうか?



そして、同時に私達は、

その厄災を、なんとかして、“退ける”、


そういったことを、心の奥底では、

実は、望んでいたりは、しないでしょうか?


帆高は、天気の子の小説では、次のように語っています。

『気候(=世界)が変わってしまった今の時代に必要なことを“学びたかった”』


しかし、終末後の世界で、狂った世界を元に戻す方法を学ぶだけ、

あるいは、

探し求めるだけに、とどまるのか?


新海監督は、次回作について次のように仰っていました。

新海監督は、2年後の世界で何らかの厄災に直面している私達の、何か、支えになるような、そんな作品を作ろうとされているのではないでしょうか?

ただ、作中で、新海監督がどのように厄災の象徴である、あの龍を退け、あるいは封じるのかは、やはり私には、まだ見い出せない…………、

実は、私は、

私がこの記事を書いている、2020年の12月末の段階では、

新海監督は、

【次回作のラストシーンを、まだ固めきれてないのではないか?】

と、考えています。

天気の子では、劇場公開の8ヶ月前になり、ようやく、今のラストの形になったそうです。

新海監督の新作が封切られるのは、今から1年半から、2年後の間の予定です。


もう一つの、鍵となるのは、やはり、

RADWIMPSの野田洋次郎さん

なのでしょう。


野田洋次郎さんの歌が、何か物語の結末を変えるかもしれないと、私は考えています。
(※実は、君の名は。や天気の子は、RADWIMPSの“なんでもないや”と、“大丈夫”で、それぞれラストシーンが変わったという、事実があります。)





さて、

“競合仮説分析”を行う上で、天気の子、公開以前の断片情報は、排除し、


コロナ禍より後の断片情報を、より重視すべき、という示唆は得られました。

やはり、さらなる断片情報の積み上げが必要でしょう。

また、断片情報と対となる仮説もより適切な表現に直し、

その上で、もう一度、この競合仮説分析を実施する必要が、やはりあるでしょう。


まだ、未確定ですが、やはり次回作は、

狂った世界が、さらなる絶望を呼び寄せ、

それと、私たちが
“向き合い続ける”…………、

そんな話に、

もしかしたら、なるのかも、知れません。


この可能性を踏まえ、さらなるインフォメーション(断片情報)を収集してみる価値はあると、私は今、考えています。



ただし、このような方向性でインフォメーション(断片情報)を収集するのは、一方で危険性を有します。


私自身、これから訪れるかも知れない、さらなる厄災から、なんとしてでも逃れたいと、強く願っています。


そうであれば、今後、私は、

『自分が見たいものを見る』

ために、それに沿った断片情報を、無意識に集めてしまう可能性もあるのです。



私は、客観的に情報を収集し、断片情報を組み合わせ、新海監督の次回作を予測することは、

もう、残念ながらできない可能性があります。


しかし、
インフォメーション(断片情報)を収集し続けてみたい、私は今、同時に、そんな風にも考えていたりもします。

ただ、一つ確実に言えるのは、

いくら私が断片情報を揃え、

その断片情報をさらに精査・統合し、

そこに分析を加えても…………、


新海監督は、私などが予想できるような物語は、絶対に作らないということです。


新海監督は、私の予想を超えた、まだ見たことがない、でも、これが見たかったという作品を、絶対に作るはず。


これは、私自身に、新海監督の次回作への期待があるから、言っているのではありません。



以下の動画を、ご覧頂くと、皆様にも、もしかしたら伝わるかもしれません。

以下の動画は、文字に起こしていません。
是非ともご覧頂きたい動画だからです。
そう、長い動画ではありません。
最初から最後まで、見ていただければと思います。

以下の画像をタッチすると、動画が始まります。

新海監督は、

『世界の秘密についての物語』

を描きたいのでしょう


そして、


新海監督は、この動画の中で、


『まだ、語られたことがない、でも見た瞬間に、誰もがこれを見たかったと、思える物語』
を作るのだと、仰っていましたが、


やはり、新海監督は、そのために、
『ずっと何かを、誰かを探している』
方なのだと、私は思います。








この長い長い文章をご覧頂き、
本当にありがとうございました。
m(_ _)m


私は何故、こんな長文を書いたのか?

多分、
私が、新海監督が大好きだから、というのは、もちろんあるのですが(笑)…………、

それ以上に、私自身に、

『新海監督が、この世界を変えてくれる』

という、期待が、あるからなのでしょう。


この世界を良い方向に変えるというのは、今の時代、本当に難しい。

政治的な決断によっても、あるいは、個々人の間の、互いを思いやる行動でも、

世界の調和は、戻し難い。


物語には、【因果律】、すなわち、

【物語の話の中で起きる出来事は、必ずある原因によって起こり、その原因なしには、何ごとも起きえない】

という、
ごく当たり前の、原理原則があります。


私は、今まで新海監督の作品の、その相互の繋がりを、
“連続性”
と呼んでいましたが、

もしかしたら、
“因果律”
と呼ぶべきだったのかも知れません。



当然のことながら、
“因果律”が律するのは、
物語に関することだけに留まりません。

この世界で起こる、全ての森羅万象には、“因果律”が存在します。


夜眠り、朝目覚める。

朝、電車に乗り、職場や学校に着く。

晴天の日は、空を仰ぎ見て、気持を新たにする。
でも、晴れていても、気持ちは沈んだままのときも、たまにはあるでしょう。

雨の日には、晴れた日よりかは、沈んだ気持ちにもなる。
でも良い事があれば、

雨の日でも幸せな気持ちに、人はなれる。


ただ、やはり人間も、動物なわけです。

あまりに長い雨が続けば…………、
異常気象ともなれば、さすがに人は、晴れを待ち望む。


そのような状況において、人が晴天を待ち望む気持ちは、

私達の遺伝子に組み込まれてる、
生物が生存するための、本能なのだと、私は理解しています。

今でもこの理解は、揺るぎません。

2019年の7月、天気の子が公開されたとき、

東京では、

“日中に影すらできないような”

本当に薄暗い日が、何十日も続いていました。 

この年の6月から7月の、日照時間は、平年比のたった一割だったんです。


天気の子が公開された時、起こった事が、私には、やはり、未だに理解ができないのです。

以下は、主題歌を歌った、RADWIMPSの野田洋次郎さんと親交のある、格闘家の那須川天心選手が、天気の子を見たあとのTweetです。


私は、やはり、あの時、
絶対にあり得ないことが、現実に起きたのだと、理解しています。


新海監督はこの世界の“理(ことわり)”を、捻じ曲げたのでしょう。

新海監督が、本気で、かつ、それが出来得るというのは、

私だけではなく、もしかしたら彼女も、やはり信じているのかも知れません。


君の名は。天気の子については、何千万人という人が、見ました。

大げさな言い方ですが、

映画を見た人の中で、命を救われた人は、

特に10代の少年少女の中で、
新海監督の映画で、命を救われた人は、


私は、きっと、いたんじゃないかと、

根拠はないのですが、何か確信めいたものが、実は私にはあります。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓

引用元→https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.cinematoday.jp/news/N0111091.amp.html%3Fusqp%3Dmq331AQQKAGYAbqI_tWUzJTHNbABIA%253D%253D



新海監督は、上の記事にある通り、10代の若い方たちが、

『もう少し生きていたい』

と、思えるような、

そんな作品を、やはり作りたいのでしょう。





かくいう私も、この記事の前半部分でさんざんネタにしましたが(笑)、


10年くらい前になりますが、
実はあの『秒速』で、救われた人間の一人でした(笑)


改めて、10年以上前の、まだ、20代だった
あの頃の私を振り返ると、


やはり、私は、あの当時、秒速5センチメートルという作品に出逢ってなかったら、


今、私は、この世界には、やはり、いないのでしょう。


以下は、去年の私のTweetです(^^)



おのれ台風め💢!!



あ、でも、実はそのあとの京都の講演会でお礼をちゃんと言えました(^^)

以下は、去年の私のTweetです。

やったぜ!!\(^o^)/




残念ながら、この先の世界は、多分、私達にとって、とても厳しいものに、やはりなるのでしょう。



ただ、新海監督の次回作が公開される、2022年まで、生きる意味がある。

どうか、生きるのを、やめないで。

あの時、
『やめないで良かった』
と思うときが必ず来る。

私がかつて、そうでした。



新海監督は、私達の気持ちに寄り添った上で、映画を作る。

新海監督の風景描写が写実的なのは、そんな理由もあるんです(^^)

#2022年まで全員生きないといけない



これが、私が、この記事で、一番伝えたいことなのでしょう。

2022年、7月15日追記
いよいよ、すずめの戸締まりの公開日が決まりました。
本年11月11日です!!
ただいま、考察記事第二弾を執筆中です。しばし、お待ちを!

2022年8月20日、ついに完成しました!

映画の予告は、こちらから(^^)↓





補足→もしよければ、以下の記事もご覧下さい。

以下は、天気の子の考察記事です。新海監督は、やはり世界を変えようとしたのでしょう。ご覧頂けたら嬉しいです(^^)


念の為

私の新海監督作品の考察記事には、新海監督の作品の画像および台詞、監督のインタビューなどが多数あります。

しかし、それらは全て著作権法第32条に定める研究その他の目的として行われる引用であり、著作権は言うまでもなく、新海誠監督、コミックスウェーブフィルはじめ、元の権利者に帰属します(^^)

なので、この記事、有料化は未来永劫ないです!!

ずっと無料でお読み頂けますよ\(^o^)/!!

この記事が、新海監督の作品が世に広まるきっかけとなれば、幸いですよー(^^)



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