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アイデアを出したり、出したアイデアひねったり……考えるって楽しいよね、という体験会

中学生の親御さんからこんなお問い合わせをいただきました。

うちの子は、四六時中、自作のマンガを書いたり、物語考えたりしています。
『考える部屋』って、具体的にどんなことやるんですか?

確かに、具体的にはどんなことをやるのか、いまいちわからないかもしれない。ということで、『物語を面白くする表現技術を、楽しみながら身につける方法』をYouTubeライブで配信しました。

その内容をまとめました。

シナリオ・センターは、1970年に優秀なシナリオライター・脚本家、プロデューサー、ディレクターの養成を目的に、新井一が創立。
ジェームス三木さん、内館牧子さん、岡田惠和さんなど600名以上の脚本家、小説家を輩出するの学校です。
2021年6月22日(火)から『考える部屋』が開講します。詳細はこちらから

『考える部屋』体験&説明会をはじめま〜す

シナリオ・センターのあらいと申します。
本日は6月22日に開講する『考える部屋』の体験&説明会です!
『考える部屋』ってこんなところなんだなぁ〜、面白そうさだなぁ〜って思ってもらえたら嬉しいです。

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対象は、創作好きな君だ!

『考える部屋」の対象は、こちら。
小学5・6年生と中学1・2・3年生です。創作が大好きな人、創作をやって見たい子が対象です。
大人は、ダメ!です。
※シナリオ8週間講座やシナリオ作家養成講座をご受講ください。

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オンラインでじっくり1年間、創作に打ち込む部屋

考える部屋は、1年間じっくり創作に打ち込む部屋です。
オンラインでの実施にした理由は、

・コロナ禍でも中止などせず、安定して実施できる
・全国、どこからでも受講できる→いろんな価値観に触れられる!

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『考える部屋』をひと言でいうと……

こんな感じです!

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>>お申込みは、こちらから

ポイントは、表現技術を塾みたいに勉強するわけではなく、楽しみながらってところ。なので、今日はその辺りを体験してもらいます!

もしもももたろうが○○な性格だったら……

まずは、もしもももたろうをやります!

ぼくらが知っているももたろうは、おそらく勇敢な性格です。だって、「鬼ヶ島に行って、鬼退治に行ってきます!」っていえちゃうんだもん。そんな人、実際にいるかね!?だって、相手、鬼ですからね。

そこで!

もしもももたろうが、『へそ曲がり』だったら、
おじいさん「桃太郎お願いだ!鬼退治に行ってくれないか!?」

と頼まれて、何ていうでしょうか?
※ライブ配信では、実際にチャットにアイデアを入れてもらいました。面白いアイデア、たくさん出てきました!

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じゃあ、もしもももたろうが、おくびょうだったら?

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性格が変わると、アクション・リアクションが変わる

もしもももたろうは、本編の『考える部屋』でもやっていきます。本編では、また別の切り口で使います。

この『もしもももたろう』は何をやったのかというと、登場人物のキャラクターによって、何をいうか、何をやるかというアクション・リアクションが変わるよ、ということです。

そして、アクション・リアクションに登場人物のキャラクターらしさが出れば出るほど、面白いドラマが作れます、

さらに!

登場人物らしさを考えるためには、普段から、色々な人の言動に興味を持っておくことが大切です。これを、『人間を見る眼』と言います。『人間を見る眼』は、物語を作る上でも大切ですし、日常から磨くことが大切です。

色々な人への想像力につながってきます。

なぜ、あの人は怒っているのだろうか!?

では、次のアイデア出しをしていきましょう!

次は、『お母さんが怒っている理由』です。
なぜ、怒っているのでしょうか?色々な理由が考えられます。自分のお母さんを例にしてもいいし、架空のお母さんでも構いません。

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次に、こちら!

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ポイントは、14歳と女のコの部分でしょうか?

※こちらも配信の時は、色々面白いアイデアが出てきました。みなさんも考えてみてください。

感情が動く原因を考えてみる

怒っている理由は、その人物なら何があったら怒るのか?をいろいろと想像することがポイントになります。

物語を描く上で、登場人物の感情を描くことは大切になります。その際に、例えば『怒る』であれば、誰でも怒ること以上に、その人ならではの怒ることを考えいくと面白くなります。

そのためには、普段から自分や他人の感情とその感情がなぜ起きるのかに敏感になっておくといいですよ。

目的を邪魔するのは、何か!?

最後のアイデアだしは、こちら!

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せっかく宿題をやろう!と思ったのに、なんだかんだ邪魔してきます。例えば、どんなものが宿題を邪魔するでしょうか?こちらも、どんどんアイデアを出しみてください。

例えば、配信では……

・ハエが気になる
・おばあちゃんがお菓子を持ってくる
・友達から、カラオケに行こうと誘われる
・好きなアイドルの新作MVの通知がくる などなど

例えば、この例を使うと、
「よし!宿題をやるぞ」ととりかかろうとすると、
ハエが飛んでくる。
どうにか、ハエを追い払って、
「よし!これで宿題できるな」と思ったら、
おばあちゃん「美味しいお菓子買ってきたらか、食べなぁ」
と言われる。何とか、あとでね、と断ったけれど、今度は、友達から電話が来て
「カラオケに行こうぜ!」と誘われてしまいます。
うわ〜行きたいなぁと思いつつも、今日は宿題終わらせるんだから!と思って、スマホを置くと、大好きなアイドルの新作MVの通知が来ていることに気づいてしまう……

じっと、スマホ画面の通知を見つめる主人公。さて、どうする……

みたいな。

目的を邪魔するものがあると物語が面白くなる

宿題のアイデア出しは、何のためにやったのかというと、目的を持った人に邪魔が入れば入るほど、物語は面白くなります。

「宿題やろう」→はい、終わり

だと、ストーリーは展開しますが、ドラマは生まれません。
邪魔するものがあることで、主人公は困ります。困ることで、視聴者や観客は、主人公は「どうするんだろう?どうなるんだろう?」と興味が惹かれます。

『考える部屋』は、アイデアを考えることを主にしながら、表現技術を身につけます

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シナリオを書くこと、物語を作ることは、とても楽しい作業です。なので、自然と楽しむことができます。そして、その中で、考える楽しさも身につきます。

>>お申込みは、こちらから

表現技術って、なんだ?

創作の世界は、センスや才能が重要だと考えられています。もちろん、大切です。でも、センスや才能を発揮するためには、表現技術が必要です。

その表現技術は、シナリオ・センターがこれまで700名以上の脚本家や小説家を輩出してきた『シナリオの基礎技術』をもとにしています。

だから、楽しみにながらだけど、身につくのは、プロの使っている表現技術なんです!!ここが、『考える部屋』のすごいところですよ!!

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『考える部屋』に参加するとどんなことができるようになるの?

『考える部屋』に参加して、表現技術を身につけていく過程で、こんなことができるようになります。

・登場人物それぞれの立場で考える

シナリオはいつでも、自分とは異なる登場人物ならどんなことをするのか、いうのかを常に考えます。日常でも、色々な人の立場で考えることができます。それって、国語や英語の文脈を読む力にもつながります。

・自分の考えを表現することができる

自分の考えを『伝える』だけではなく、相手に『伝わる』ためにはどうすればいいのかを考えられるようになります。

全ての表現に必要な姿勢が、自然と育まれます!

・ものごとへの興味が深まる

物語を作るには、自分なりの視点が必要です。作家の眼と言います。作家の眼が生まれると、ものごとの本質を自分で掴みたくなります。

決まった正解を出すだけではなく、問いを見つける力が身につきます。

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実際の授業のすすめ方

『考える部屋』では、プレVTRとライブ授業の2つがあります。

プレVTRでは、前回の振り返りと次回のポイント、そして次回まで考えておいてほしいことをまとめています。5分程度の動画などで、空いた時間に見ることができます。

ライブ授業は、隔週で90分実施します。途中、休憩も入れながら、その日のポイントをもとに、アイデアを広げ、グループでアイデアを整理し、個人でアイデアを深め、最後に共有します。

共有はちょっぴり恥ずかしいかもしれませんが、色々な人から感想を聞けることはとても刺激になりますよ!

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講師はこの4人

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別途、講師紹介をブログの記事にまとめましたので、ご覧ください。

年間のスケジュール予定

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6月22日(火)から開講します。隔週でライブ授業を実施します。最初の半年で、中間発表をします。

そして、後半の半年で第発表会に向けて、より実践的に表現技術を身につけていきます。

受講料は、
入学金:12,000円(税込)
授業料:60,000円(税込)

6月22日(火)から開講です!お申込み受付中

>>お申込みは、こちらから

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疑問点や不安な点があれば、お気軽にシナリオ・センターまでお問い合わせください。お電話でも、メールでも構いません。

お申込みお待ちしております!一緒に楽しみましょう。

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Peatixでのお申込み方法やZoomの使い方が分からないなどあれば、お気軽にご質問ください。お申込みお待ちしております。

6/5(土)16:30~『考える部屋』体験&説明会の実際の動画です。上記の内容は抜粋になりますので、アイデア出しなど実施に体験してみたいという方は、ぜひ、ご覧ください。


シナリオ・センターは『日本中の人にシナリオをかいてもらいたい』と1970年にシナリオ講座を開始。子ども向けキッズシナリオも展開中。アシスト、お願いします!! https://www.scenario.co.jp/project/kids_assist/index.html