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海老原由佳について

私について

初めましての方も、お久しぶりの方も、セルフ・コンパッション・サークル (Self-Compassion Circle; SCC) のnoteへようこそ!
代表の海老原由佳です。
私はセルフ・コンパッションをトレーニングするためのプログラム(MSC)の講師であり、マインドフルネス・インストラクターであり、それに関連した分野での通訳・翻訳家としてお仕事をしています。

マインドフルネスを実践している人は増えているし、セルフ・コンパッションという言葉も書籍やインターネットなどでチラホラ見かけるようになりましたよね。
このSCC noteでは、「セルフ・コンパッションってなに?」「 どんなふうに役に立つの?」「どうやって身につけたらいい?」 などなど、セルフ・コンパッションについて知りたい人が読んで嬉しい情報を綴っていきます。
読んでくれる人がいるといいな〜。

まず初回は、私、海老原由佳について。
三代続く江戸っ子ですが、国籍を頼りにルーツを辿れば、50%が日本、37.5%がドイツ、12.5%は中国に繋がっています(遺伝子検査は受けたことがないので、人種的な配合についてはなんとも言えません)。

シングルマザーの家庭で一人っ子として育ちました。
Mix-Raceゆえの疎外感に加え、母との愛着関係にも大きな課題があり、「私は(世界から)愛されている」という安心感からは無縁の子ども時代でした。
自分を守るためにせっせと鎧を着込んで、息苦しさでいっぱいの20代、30代を過ごし、40代半ばでセルフ・コンパッションに出逢ってからは「自分の育てなおし」に取り組んでいます。

小学校時代はいじめも経験し、中学2年の後半からは不登校(当時は「登校拒否」と呼ばれてました・笑)。
高校時代はオーストラリアに単身留学して、10代後半の多感な時期を過ごしました。
卒業後に東京に戻って大学に進学したものの、授業はほとんど出席せずに学生演劇に明け暮れていたのを懐かしく思い出します。
勉強よりもアルバイトに精を出し、気づけばラジオやテレビで声の仕事をしていました。

20代は、J-WAVEナビゲーターやテレビのナレーターとして無我夢中で働くうちに、見事にバーンアウト。
ストレスで咳喘息を発症し、仕事を続けられない状態になりました。
その状況から逃げたいばかりに大学院に進学。
修士課程で社会心理学を専攻しましたが、自分にアカデミアとしての素質がないことを思い知らされる辛い日々でした。

30代は、マスコミ勤務の夫の海外赴任に伴って、タイのバンコクに4年半を暮し、現地で息子二人を出産。
帰国してからも、子育てを中心とした生活を送っていましたが、自分だけ社会から取り残されるような感覚を抱え、常に不安と焦りに苛まれていたように思います。

40代になり、当時小学生だった子どもたちを連れてニュージーランドへ。「彼らの教育のため」という大義名分を翳していましたが、今となって振り返れば、自分の人生を変えたかったのかも知れません。
そうこうしているうちに、夫が今度は中国の北京に転勤となり、家族が再び合流。
その地でBeijing Mindfulness Centerを主宰するセルビア人のDalida Turkovic氏に出逢い、マインドフルネスの実践を始めます。

2018年春に北京を訪れたKristin Neff、Christopher Germer両氏のもと、マインドフル・セルフ・コンパッション(MSC)5日間集中プログラムに参加。大きな衝撃を受け、人生が変わるような経験をしました。
2018年11月にChrisが京都でMSC 集中プログラムを行なった際には通訳として参加。
人生で最も充実した、かけがえのない1週間となりました。

その後もセルフ・コンパッションの学びと実践を続け、2020年にMSC講師資格を取得。
東京マインドフルネスセンターやUCSD(カリフォルニア大学サンディエゴ校)主催のコースで客員講師を務めたのち、現在はセルフ・コンパッション・サークル主宰としてプログラムの提供を行っています。
また、2020年から2年間はCenter for MSC(アメリカ本部)アジア・オセアニア地域コーディネーターとしてのお役目も果たし、現在はMSC認定講師となるためのさらなるトレーニングを受けています。
また、トラウマを抱える人がマインドフルネスを安全に実践するために考えられたトラウマ・センシティブ・マインドフルネス (Trauma-Sensitive Mindfulness; TSM)創案者、David Treleaven氏の著作を翻訳したことから、彼のトレーニング・ビデオの字幕制作を手掛け、Davidが日本向けに行うワークショップでは通訳をさせていただいています。

2019年夏からは東京暮らし。
夫と高校生の次男、中国から連れて帰ってきたレスキュー犬2匹と暮しています(長男はイギリスの大学に在学中)。

今の私の喜びは、
・セルフ・コンパッションを一人でも多くの方にお伝えすること
・MSCを教える世界中の仲間とのつながりを感じること
・世の中を少しでも良くしたいと本気で取り組む素晴らしい人たちのエネルギーを感じること
・愛するワンコたちと近所の公園を散歩しながら風を感じること
・次男の(愛想のない)「ただいま」の声を聞くこと
・長男からのLINEメッセージを見ること(たいがい頼み事ばかりですが)
・週末に犬たちを連れて都内の公園巡りをすること

などなど。

これから取り組みたい課題は
・セルフ・コンパッションが当たり前の社会を作ること
・日本をもっと住みやすい国にすること
・日本の学校を思いやり溢れた場所にすること
・子どもたちが自分を好きでいられるような教育を実現すること
叶えたい夢は
「私たち一人ひとりが安心を感じ、笑顔でいられるような未来を作ること」どうです?おめでたいでしょう?
そう、私は“お花畑”を現実にしたいんです。
そして、私たちみんながその気になって、力を合わせればできると信じています。

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