はなぢ北条海岸2

散歩すると、自分の引き出しが増える。

こんにちは、スキャット後藤です。フリーランスの作曲家やってます。

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今日も定期購読マガジンの読者が増えたので嬉しくてnote更新です。通常は週に1回、気分がよければ週2回くらいのペースです。

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ぼくは散歩しながら、いろんなこと考えるのが好きで、意外とそれが仕事に役立ってることが多いです。街を歩くと気になることっていろいろありませんか?気になったらすぐに写真に撮ってしまうのです。

たとえば「ヨゴリーノ」って名前。「汚れる」を連想してしまって、いまいち美味しさが欠けてしまってる気がするとか。すでにある「ヨーグリーナ」って名前を避けた結果なのかな?とか。「ヨグリーノ」の方が美味しそうじゃないですか?いや、でもイタリアNo.1って書いてるってことは、そのまんまの名前ってこと?

キリンのクビってこんな風に活用できるのか、とか。自分のソロ作品のネタにできないかな?とか。

600円お買い上げごとにってことは、600円がひとつ客単価の目安になっていて、そこをなんとか乗り越えたいのかな?とか。


これは、永福町駅の雑貨屋で見つけた、シャボン玉マシンとボイスレコーダーが一体化したおもちゃなのですが「普通くっつかないような組み合わせで新しい需要ができるのかな?」とか。これは結構ビックリしました。笑
誰が買うんだろう、、、

高円寺にある「TOP EDGE HOSTEL」のこのロゴも気になります。お店の前には「泊まれるバー」って書いてありました。このロゴの写真しか撮ってなかったので店名調べたくて「高円寺 泊まれるバー」って検索してみたら「BnA HOTEL Koenji」って場所が出てきました。こちらは「泊まれるアート」をコンセプトにしたこのホテルだそうです。こんな場所があるの知らなかったです。一階には高円寺ゆかりのアーティストたちの作品が飾ってあって、2階と3階の客室があって、アーティストが数ヶ月かけて「作品」にした部屋に泊まれるそうです。散歩したら、泊まれるバーを見つけて、それを検索してみたら違う面白いものが出てきました。


こんな風に勝手に想像したり、散歩がきっかけで新しいものを知ったらどんどんと自分の引き出しに入っていきます。いろいろと考える過程も引き出しに入っていきます。

僕が音楽の仕事する時に、音楽のビジネスのことってほとんど参考にしません。フリーランスで仕事していく上でいろいろとアイデアとか工夫が必要になってきますけども、参考になるのは異業種のことからってのが多いです。僕の場合は「ビジネス」って感じより、小さなお店がいろいろと面白いこと考えて展開していくっていうやり方が好きなので、こじんまりとしたアイデアが多いですけども。さすが文房具屋の息子!って感じですね。

あと、新しい商品について知ったりってのもありますよね。吉祥寺アトレのとある店で「おそらの絵本」ってのを見つけました。スマホを使って、売ってるプロジェクターとディスク(?)を組み合わせて、天井に絵本を映し出すのです。いろんなシリーズが発売されていて、ズラっと場所を取って商品が並べてありました。有名なのかな?値段的にはプレゼント向けな気がしました。こども向け案件が多いぼくには、こういう情報もすごく役立つのです。散歩してないと気づかないですね。

こういう蓄積が今の僕をつくってる気がします。同じ街を歩いても人によって気になるものが違いますね。たとえば何人かで同じ場所を一時間散歩してみて、そのあと答え合わせしてみるような企画とか面白いかもしれません。同じ地図を見て歩いてるのに、見えてるものが違うってことは、散歩後に人それぞれ違う地図が書けるってことです。

あ!違う趣味の人たちで集まっての地図作りとか面白そう!一冊まるまる「吉祥寺の地図」って面白くないですか?むっちゃ甘い物が好きな人の地図と、居酒屋が好きな人の地図、アニメ大好きな人の地図。それを一冊にまとめてシリーズにしていく、、、、あーー、誰か作ってください!笑

散歩してても、全て素通りしちゃう人もいますけども、そういう人はビデオカメラを回しながら散歩することをおすすめします。ビデオに何かおさめなさい!ってなると、たぶんいろいろと意識するんです。

それをやってみた動画がこれ!東京駅周辺を散歩した時のです。自分の番組で「なにかネタを見つけなきゃ!」って思ってたら、必要以上にキョロキョロして。観察力があがるんです。この時は、とある有名人を発見してiPhoneの動画におさめるのに成功しました。長回ししてるところのシーンで突然現れます。(勝手に映り込んだだけなので使用してますw)

いろんな発見できますよ!まぁ、そんなこんなで、モノつくりしてる人は街にでかけましょう!

ということで、今日はここでおしまいです。最後まで読んでいただきありがとうございます!

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スキャット後藤
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