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業界の人と出会うにはどうしたらいいですか?

こんにちは、スキャット後藤です。フリーランスで作曲家やってます。

質問が届いたのでQ&Aやります。

Q8.
「業界の人と出会うにはどうしたらいいですか?会いたい人に会うにはどうしたらいいですか?」

A8.

どうしたらいいんでしょ??僕もわからないですけども、SNSで声かけたらいいんじゃないですか?最初はマメに「いいね!」するとか、マメにコメントするとか。去年、大阪に住むピン芸人(吉本興業所属)さんからTwitter経由で仕事依頼が来たんですけど、「なぜ僕のこと知ってるんですか?なぜ僕に仕事依頼したんですか?」って聞いたら、僕みたいな売れてない芸人のツイートによく「いいね!」とかリツイートしてくれる人珍しいから覚えましたって言われました。そんなにしょっちゅうした記憶ないし、ほんとめっちゃくちゃたまにってくらいだったのですが、「あー、そういうこともあるんだなー」って思いました。僕が京都に住んでる頃から好きだった芸人さんだったので、とても嬉しかったです。

僕はここ3、4年くらいSNS経由で沢山いろんな人と知り合ってます。僕の仕事に興味持ってくれた人が一気に増えたから、とても会いやすくなりました。そういえばTwitterやりはじめた11年くらい前は、今より活発にいろんな人と会ってました。異業種の人が多くて、今もSNSで繋がっていて、たまにやりとりしてる人も多いです。(この頃に知り合った人との繋がりは何故か濃い)

「自分はまだ業界にはいなくて、、、」という人も多いでしょうけど、プロアマ問わずフォロワーさんとワイワイやってるプロの人も多いです。僕もその一人だと思いますけど。(プロとアマの線引きする人の方が多いけど)

例えば僕は、noteのサークル機能を使ってコミュニティを作ってます。閉じた空間で20人弱の人たちと普段やりとりしてます。2ヶ月も経つとすっかりみんな仲良くなってます。こないだZOOM会やったのですけど、そこでさらに親しくなりました。顔を合わせるってのも大きいですね。作曲してる人がほとんどですが、アマチュアの人もいるし、作曲とは関係のない方もいらっしゃいます。

いま、いろんな人がこういう課金のコミュニティをやっていて、月額払えば、その中に入れてメンバーと仲良くなれたりします。一人一人知り合いを増やすのは大変だけど、すでに人がいるところに入っていけば色んな人と知り合うのは簡単ですね。

例えば、僕は、元任天堂のデザイナーさんがやってる前田デザイン室ってオンラインサロンに半年間入ってました。いろんな人と知り合おうということより、前田さんのやってることに興味持ったり、このサロンでやってるプロジェクトがおもしそうだったので、ずっと気になってたのです。ちょっとしたキッカケがあって半年後に入ることになりました。異業種の人たち何人かとすごく仲良くなりました。前田さんにも存在を知ってもらえました。

こういう場所は調べてみれば沢山あります。音楽系の人でも、いろんな形で出会える場を作ってくれてます。この時、人数が多いところにいくと埋もれてしまうので、人が少ない場所に行くと良いです。

飛び道具的な話を先にしちゃいましたけども、僕が普段から意識してることがあります。それは「この人と一緒にいると面白いことが起こるかも」「なんかおもしろい話を持ってる人」「おもしろいことやってる人」って思ってもらえるように心がけてます。自分自身が何かおもしろいことが出来るわけではないですけども、珍しいエピソードをためていくとか、つくるものも面白がってもらえることを意識してます。

自分が出会いたい人ってどんな人かな?って考えて見たら、おもしろい作品作ってるとか、僕好みなものを作ってるとか、なんとなく波長が会って居心地いい人とか、かわいい人とか、そうなるじゃないですか。一緒にいてもつまらない人と一緒に時間過ごすのはつまらないですし。だから、僕もそういう人になりたい!と心がけてます。誰かにとって魅力的な曲を作るってのもそうかもですね。幸いというか、僕がつくってる音楽や活動を面白がってくれる人がボチボチいるおかげで、いろんな人に会えてます。仕事につながる人を紹介してくれたりもしますし。(逆に僕も紹介してる)

こういうパターンもあります。面白い仕事がうまくいったら、また別の面白い仕事がやってきます。どんどん状況がよくなっていきます。やりたくない仕事ばかり無理やりやってる人には、そういうチャンスは巡ってきません。僕自身、興味ない仕事は極力しないようにしてきたのはそのためです。どんどん濃くしていって、自分の好きな人しかまわりにいない環境をつくります。

最近の出会いの中で印象的だった一人を紹介します。こないだアップされた、この動画(下のやつ)の仮面の主、イラストレーターendoさんです。うさぎ帝国というLINEスタンプが有名な人です。SNSで出会って気があって仲良くなりました。たまにコラボしたりしてます。そして、この動画かなり面白いのでオススメです。作曲家について話してます。

そいえば、まだSNSなんてない頃、憧れの作曲家(ヒットメーカー)のスタジオ調べて、いきなり電話したことありますよ。その後、かなり長い間いろいろとお世話になりました。いろんなこと教えていただきました。仕事しはじめて一年目くらいの頃です。今は、いろんな人に出会いやすい環境なので、自分なりに工夫できるところは沢山あると思いますよ!ということで、今回の回答はおしまいです。

最後に告知です。もうすぐ6月になります。6/1から「フリーランス作曲家のための講座」の受講生を募集します。早いもので11期です。職業として作曲家になりたい方、活動する業界の幅を広げたい方のための講座です。興味がある方はぜひリンク先の詳細へ。(3、6、9、12月に募集してます)
https://scatgoto.exblog.jp/27691572/

ということで、最後まで読んでいただきありがとうございました!

あ、定期購読マガジンもよろしくお願いします!ここにしかない音楽の仕事の裏話を書いてます。

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スキャット後藤 (作曲家)
「来世ではちゃんとします」「青春高校3年C組」「徳山大五郎を誰が殺したか?(欅坂46)」「俺のダンディスム」など。
www.cutecool.jp


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