お客さんのいる場所を把握して、そこで音楽を売る。
こんにちは、スキャット後藤です。フリーランスの作曲家です。
またまたコロナの影響で仕事がひとつ延期になるようです。まだ正式にプロデューサーから連絡来てないのですが、公式サイトにその件の記載を見つけて、「今年むっちゃ楽しみにしてた仕事だったのに、、、」と残念な気持ちになりました。まぁ、仕方ない...
逆にコロナの影響で仕事が増えたものもあります。フリーランス作曲家の講座というのをやってまして、その受講希望者が増えました。「給付金で10万円もらったので受講することにしました」と数人に言われました。ありがたいですね。いろんなところに収入源を作っておくことは大事だなってつくづく思いました。昨日アップした動画がキッカケなのか、募集締切ってるにもかかわらず受講希望の人がメールくれました。もちろんOKしました。自分で宣伝するって大事ですね。
そして、1月クールのドラマの音楽制作もいよいよ来週納品です。仮編集のものがあがってきたので、土日で確認しなきゃです。今回の作品、撮影見に行けなかったのがとても残念です、、、コロナめっ!
さてさて、
今回は作った曲をどこに持っていくのが一番良いのか(お金になるのか)っていう話をします。前回の有料部分の記事で予告してた内容です。下のツイートに興味を持ってくれた人が多かったのでいろいろ書いてみようと思います。
曲を作ったら、その後どうしてますか?動画にしてYouTubeにアップしたり、営業用の作品集にしたり、フリー音源としてアップしたり、販売したり、Spotifyで配信したり、いろいろ方法はありますね。
もし自分がつくった音楽をお金に変えたいと思った時に、どういう選択肢があって、どこに持っていけばいくらくらいになるかはキチンと把握しておきたいとこです。みんながソレをしてるから、ブログに書いてあったからそうしたみたいなのは思考停止で、音楽で食べていくための能力が育たないので、一回一回ちゃんと考えることをお勧めします。目的はしっかりと!
例えば、僕はフリーライセンス音楽のAudiostockでBGMを販売してます(今年からはじめて現在149,514円)。一曲売れたら販売価格の40%くらい報酬が入ってくるようです。2,000円で売れたら800円ってことかな?Audiostockは自分のお店に自分のBGMを並べて販売するイメージを持ってます。
定額制というのがありますが、それを使ってダウンロードされると1曲数円とか数十円になってしまいます。(正確な値段は調べてください)
数十円で買ってくれた人は、今後その曲を2,000円で買ってくれることはないのです。この部分をどう受け止めるかは、その人次第です。そして、Audiostockは原盤権を譲渡しません。報酬の40%に原盤部分の利益も含まれるってことですね。まぁ、こんなことを考えたりします。
一方、原盤代を出してくれるライブラリー音源もあります。もちろん、原盤を先方に渡してしまうことになります。自分でその曲を自由に使うことが出来なくなります。先方がアレコレしてくれて売れた金額から%で還元されりします。Audiostockの場合、原盤を渡さないので自由にその曲を扱えることになります。例えば、自分のYouTubeの動画にその音楽を使ったりできます。そう、金額の他にその曲の自由度についても考えないといけません。
さて、本題はここからです。僕はいつもこんな風に考えてます。
作る曲が少なく、報酬が多い方がいい。
一曲単価が高い方がよくないですか?どんどん曲数を増やすと、それだけ売れる率も高くなりますが、一曲単価にするとすごく安かったりします。テレビ番組で曲が流れまくったら、大金持ちにはなると思いますけど。
たとえば店頭に100曲くらい置いていて、それがどんどん売れる方がよいと思わないですか?というか、とんでもない曲数で圧倒しようと思っても、何年も前から曲を量産してる人たちにはかなわないですよね。すでに1,000曲ストックがある人と同じ商売方法じゃ意味ないですよね。
じゃ、どうするか。
ここから先は
¥ 1,000
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?