はなぢ北条海岸2

自分にできる事を見つけて精一杯やる。なぜか特別待遇の話。

こんにちは、スキャット後藤です。フリーランスの作曲家やってます。

台風後、地元が大きく被災中で、ネットで情報を集めてはツイート、拡散を繰り返してます。Facebookで見た地元情報をTwitterでもシェアしたり、全国に拡散したいことを見つけたら、その情報をまとめてツイートしたり。Twitterは世界に繋がってるけども、フォロワーがいないと全く広がらないです。みんなに知ってもらいたいのに、50人くらいしかフォロワーがいない人のつぶやきは、ほとんどどこにも伝わらないです。僕もフォロワーは少ないですけども、フォロワーが多い方と沢山繋がってるおかげでリツイートしてくださった時の拡散力はほんとすごいです。

普段、いろいろと告知しまくってるのが役に立ってます。国とか県が何をやってくれてるのかよくわからないんですけども、他の土地の人たちにどんどん協力をお願いしないといけないくらい全然間に合ってない状態。支援物資を送ってもらったり、ボランティアに来てもらえれば一番うれしいけども、普通はなかなか難しい。みんなそれぞれの生活もあるし、お金だってかかるし。僕も地元にいながらたいして何も貢献できてないのが現実です。で、考えるわけです、何をすれば役に立つのかと。で、すぐに結論が出るわけです。自分にできること、仕事しながらでもできることは、情報の拡散かなと。「他の人にはできない、自分だけができること」って、仕事における事業内容、ブランディング考えてるみたいな感覚になります。僕ひとりでできることの限界より、拡散することで知ってもらい、いろんな人が助けてくれることが増えるほうが結果的にいい気がしました。僕の場合、南房総・館山・鋸南の知り合いがたくさんいること、東京にそれ以上の友人知人がたくさんいるという背景もあるので、結構良いのでは?と思いました。ですけども、どれくらい影響があるのかなんてわからなくて「やっぱ役に立ってないのかも」って落ち込んでみたり、、、数日経って、何人かから「どこになにを支援したらいいか教えてほしい」「どこに行けばいいですか?」ってDMが来ました。いやー、嬉しかったです。

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まずは被災地がこんな風になってますって知ってもらうのが大事。被害や支援お願いのツイートしてても、自分のフォロワーに向けてるだけでは意味がなくて、フォロワーを飛び越えて、その向こう側に拡散されないと、狭いところで同じような情報がぐるぐるまわるだけ。とにかくまずは認知されることが大事。どこにそのツイートが刺さってくれる人がいるかわからないので手当たり次第って感じですけど。支援物資送ります!って言ってくれる余裕ある方だったり、資金力ある企業に届くようにしつこくやるわけです。そういうことを繰り返してるとお金持ってそうな人に「大変なんです、支援お願いします!!!」って直接リプ飛ばしたくなる気持ちすごくわかります。ZOZO前澤社長にリプしかけたもの....

ということで、告知する時に意識してることが役に立つわけです。音楽の仕事ができなくなった時のために「広める」能力をつけておこうと思ったのが、一年前よりはちょっとは成長したかなって感じ。

文章だけでなく被害状況の写真をセットにするだとか、第三者の言葉より被災者の言葉の方が響いたり、【拡散おねがいします!】って書いてる方が拡散されたり。(仕事の宣伝には効果ないけど)

情報を受け取る、情報を出すってことが生死につながることも思い知りました。南房総・館山は高齢の方も多く、ネットとは無縁の人も結構います。情報が入ってこないと支援が受けられない場合もあります。SNS使っていても有効的に使えない人の方が多いです。南房総の場合、ネットを駆使していろんなことやってる人が案外いるので(特に移住者)、そういう人は日々Facebookの使い方もアップデートしてたりもしました。たとえば、日に日に情報が古くなるので、投稿の頭に日付をいれたり、不必要になった支援お願いの呼びかけツイートを削除していったり。これからの時代、結構大事かもしれません。

なにはともあれ、いろんな人に届いてほしいので、みなさんのリツイートはとてもありがたいです。たまーーにでいいので見かけたらリツイートしていただけたら嬉しいです!よろしくお願いします。


さて、ここから本題です。ケモノミチ通信いきます。今回はギャラ交渉の話でも書いてみようと思います。なぜか特別待遇の話。

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