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冬服ハンティング

最近かなり寒くなったのに模様替えをめんどくさがってるからクローゼットもタンスの中もぐちゃぐちゃだ。毎回タンスに手を突っ込んで適当に服を奥からひっぱり出してるせい。夏服を片付けなければ。

昨日、表参道の洋服店で嫌な思いをした話は書いたよね。結局あの日は何も買わなかったけど、最近本気で寒くなってきて冬服が必要なのはほんと。今かなり深刻な問題。毎年思うんだけど、季節が変わると去年何着てたんだ?ってくらい服がないのはなんでだろう。私の場合引っ越したとき荷物を少なくしようとして、服をあまり持ってこなかったせいかもしれないけど。

最近、むかしは苦手だった古着を買うことが多くなった。ヴィンテージとして価値がある古着というより、自分好みのデザインの服を安く買えるのが私にとっての一番のポイント。だから東京にある古着屋さんはたいていおしゃれで高い。なんか、古着屋さんというよりヴィンテージショップ、みたいなかんじ。わかるよね?私が求めてるのは郊外にあるセカンドストリートとかブックオフの大型店舗みたいな、ああいう店。そこで質が良くてかわいい服を安く発掘するのが最高。

でも車の免許も持ってないし遠いし行けないやと諦めてたんだけど、今日たまたまよく行く公園の近くを歩いてたら古着屋さんを見つけた。入り口にニットがたくさんおいてあって、冬用のニットを探してたからちょうど良かったのだけど、なんか全体的に個性的。H&Mで売ってるようなネタで着るダサニットじゃなくて、本気で古いダサニットばかり売ってた。でもそれがすごく可愛くて着てみたくなったから着た。こんなの。

2400円くらいで、あったかそうだし買おうかな?と思ったけど、着てみてサイズ感がちょっと違ったからやめた。デザインは見ての通りすご〜くかわいかった!

そのあとまた店の中にあるニットを見てたらすごくかわいい長めのニットが売ってて、着てみた。

ちょっとオーバーサイズで、丈が膝まであって、あったたかくて気に入った!よくみたらすごく古いディオールのもので、4千円したけど冬服ない問題は深刻だから買うことにした。
あともうひとつ無難な黒色のニットも2千円くらいで買った。これ、郊外の古着屋なら1500円だろうな…と思いながら。少し高いのは東京代だと思うしかない。

なんで今まで私が古着が苦手だったのかというと潔癖症気味で、知らない人が着た服か〜みたいなのがあったり、あと古着屋さん独特の匂いみたいなのも苦手だった。でも今になってみると、一度洗えばもう自分のものみたいな気分になるし、今日買ったニットも毛玉がついてたけど、毛玉取り機で取って、服をメンテナンスするのも楽しいと思えるようになった。なにより新品の洋服ならペラペラのものしか買えないような値段で縫製のしっかりした洋服が安く買えるのはありがたい。古着屋の匂いも慣れてきたかな。
スーパーのレジ袋よりも薄っぺらいペラペラのビニール袋に丸めて入れられた私の服、これからたくさん着れるんだと思うとワクワクするし、古着って最高に楽しいなって最近すごく思ってる。エコだし、低賃金の労働者搾取、大量生産大量消費のサイクルにも乗らなくて済むし。これからもどんどん古着を楽しみたい。古い毛のニットをたくさん試着したからか、今身体中チクチクしてるけど。

#日記 #フェミニスト #フェミニズム #古着 #ファッション #ダサセーター #ディオール

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