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病院をさまよう赤い風船の話【アルゼンチンオバケの話#2】

この話は、結論としては、

アルゼンチンの方にとても親切にされた

という話です。それがオバケの話になってしまったのは、私のせい。。。

ことの発端は、スペイン語の勉強中にネットで知り合ったアルゼンチンの方に、

「実は私、妖怪や神話伝説が好きで、そういう話がアルゼンチンにもあったら教えて欲しい」

と伝えたこと。

テキストチャットでやりとりをしているだけの人なので相手の顔は知らないのですが、

きっとめちゃくちゃ親切なおっちゃんなのでしょう。

「そうか!実はアルゼンチンにはとっておきの怪奇動画があって、話題になってるんだ!教えてあげるよ!」

的なコメントと一緒に、

病院の廊下を赤い風船がフワフワとひとりでにさまよっていて、それを見て医師と看護師がビビりまくる

という以下の動画をいただきました。

なんというか、これは日本人である私が悪いのですが。

『奇跡体験! アンビリバボー』とか『あなたの知らない世界』とかで育ってきた私には、「怖くない」うえに「ほっこり可愛い」くらいでしたw

この映像、それなりに動画サイト上では有名なようですが、アルゼンチンで撮影された映像というのは知らなかった。南米も含めて世界共通、「こういう映像がスキ!」な層がどこにでもいるようなのは、私としては何か嬉しいですね。

でも思い直すと、この「赤い風船の怪」も、日本のテレビ局がめちゃくちゃ怖いトーンのナレーションをかぶせて、

「おわかりいただけただろうか、では、もういちど、みてみよう、、、」

みたいに編集したら凄く怖くなるんだろうか。そう考えると、世の中、なにごとも編集しだいですなー。

ついでにいえば、神道や仏教の国で生まれてしまった私としては、

もし幽霊がいるとしても、これくらいのイタズラな幽霊なら、怖くない、というか、別に「いてもいい」と思うというか

でもそういうニュアンスを伝えるスペイン語力がなかったために、「うん、凄く怖かったよ!ありがとう!」としか返信することができず、この話題はそれ以上には深められなかったのでした。

いずれにせよ、結論としては、

たぶん幽霊の話なんか詳しくないと思われるのに、一生懸命にスペイン語の拙い私にこの動画を解説してくれた、アルゼンチンの方の親切にめちゃくちゃ感謝を、そして、

もっと私もスペイン語能力を磨かないと、、、

子供の時の私を夜な夜な悩ませてくれた、、、しかし、今は大事な「自分の精神世界の仲間達」となった、夢日記の登場キャラクター達と一緒に、日々、文章の腕、イラストの腕を磨いていきます!ちょっと特異な気質を持ってるらしい私の人生経験が、誰かの人生の励みや参考になれば嬉しいです!