無限に「考察」できる余地を持つ途方もないホラー映画『キャビン』について
海外の方とホラー映画を語る機会があり、『キャビン』の話題が出ましたので、あの中で描かれている日本(京都?!)のシーンが、いかに日本人から見るとトンデモ日本描写になってて笑えたかを語ってきてしまいました。
(とはいえ、あの映画のクリエイター達はかなりインテリジェントなので、わざと勘違い日本描写をして日本人観客のツッコミを誘っているという高度な仕掛けシーンの可能性が高く、あなどれない)
↓さてさて、映画『キャビン』観た方、いますでしょうか?
汚くてグロくて下品で、オフザケがひどい映画ですけど、こんなに「考察」を許す余地に満ちた映画も、なかなかない。
「ホラー映画文化そのものをセルフパロディしつつ、実は、それによって自身は新鮮な印象を観客に与えるホラー映画になっている!」
というホラー映画なら、1990年代に『スクリーム』という凄まじい傑作がありましたが、
2010年代でいえば、だんぜん、『キャビン』です!
まだ観てない方は是非観て!
そして、一緒に、ああだこうだ、様々なナゾや、後半に出てくる前代未聞の「パーティー」シーンの細かい設定を考察しましょう!
↑それにしても、よーく見ると、日本版DVDのこのジャケット、かすかーにネタバレしてるんですねw。まあ、一度観た人でないと、気づかない点ですが、なかなか物語の核心に刺さる肝心なものがちゃっかり写ってる、、、w
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