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『それが見えたら終わり』な映画を見た印象が小学生時代に帰るフシギな夢につながったハナシ

いきなりですが『イット “それが見えたら”、終わり。』というホラー映画は、ご覧になられましたでしょうか?

あ、いえ、言っておいてなんですが、以下の話について別に映画を見たことがなくても大丈夫なのです。ただあの映画とよく似た夢を見てしまった、しかし妙に「よい」夢だったというオハナシをしたいだけなので。。。

ホラー映画に似てる夢なのに、「よい」夢だった、というのは、

・その夢の中で、私は小学生でした
・その街には、子供ばかりを襲うオバケが出没していました
・大人はそのオバケのことを信じてくれません
・あのオバケを倒すには、子供たちだけでなんとかするしかない!
・というわけで、夢の中の私がついに、ある打ち捨てられたアスレチック公園にオバケの棲家があることを突き止め、みんなに呼びかけると、
・小学生の友達が、ガリガリの子も、ふとっちょの子も、女の子たちも、オバケ退治のために集まってきてくれて
・みんなで力を合わせて、アスレチックの公園をすみずみ探し、オバケのねぐらを突き止めようとする

・・・で、けっきょく肝心のオバケがどんな姿のやつで、どう退治したかは、完全に忘れた状態で目が覚めてしまったのですが、

「いつオバケが出てくるかわからない」緊張感の中で、滑り台の下を調べたり、ターザンロープで小山から小山へと移ったり、立体迷路の中を捜索したりするのは大変な冒険だったぞ、

という次第。

怖かったのに、なんとまあ、

みんなで力を合わせて、何かおそろしいモノと戦っている

感覚に満ち溢れていたことか。

しかも自分が、小学生に戻って、なつかしい友達とおもいきり野外を冒険するなんてね。

でもこれって、アスレチック公園が下水道に変わったら、完全に『イット “それが見えたら”、終わり。』ではないですか!

なるほど、あの映画のもつ妙な魅力は、

あれがホラーとジュブナイル冒険談のフュージョンだったからかと夢のおかげで理解。

まあ確かに、『イット “それが見えたら”、終わり。』に批判的な人が言うのは、「なんだか、ホラーっぽくない」という不満ですからね。

肯定派と否定派の間のギャップはこの辺なのか。

ともあれ、

まるで童心にかえって、フシギで巨大なアスレチック公園を冒険した夢、

この雰囲気は、悪くなかったし、

こういう夢につながるものであるならば、ホラー映画に影響される生き方、というのも、なかなか悪くない、

などと、ひとりの「怖いモノ好き」としての私、すっかりオトナになってしまった私は、いま、思うのでした。

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