ガチで怖いフェイクドキュメンタリーホラー映画?ひとつありますがホンットに怖いですよ!というわけで『ノロイ』の紹介【フェイクドキュメンタリーを止めるな!】
皆さん、こんにちは。ホラー映画好きなヤシロです。
フェイクドキュメンタリー系ホラーのオススメ紹介記事をやりますよ。
とりわけ今回は、私が過去に見たフェイクドキュメンタリー系の中で、いちばん「怖い」と思ったものの紹介です。
そうです、今回はガチで怖いやつです!だって夏ですからね!
というわけで、、、
『ノロイ』のハナシでございます!
※DVDはコチラ、、、なのですがパッケージデザインからして既に怖すぎるなw(リンクはAmazonアフィリエイトになっている旨はご了承下さい)
ただし!
私はこの映画については、あまり、詳しくは語りませんよ!
ホラー好きを自負してる私なのに、この作品についてだけは、
あまり細かく、語りたくないんです!
だって、、、思い出すだけでマジメに怖いんだもんw
しかも、
「観た人にもおそろしい霊障がうんぬん…」と怖がらせてくる系統ですからね。
あまり、堂々と、この映画のことを語ると、私にも何か霊障が、、、などということを信じているわけではないですよナハハハ、、、でも、、、だけどちょっとだけどちょっと僕だってなんとなく、、、「あまり多くを語りたくないなあ、、、霊障なんてないとは思うけど、ねんのため、、、ね」と思ってしまうのですよね、、、この映画に関しては。
というわけで、以下、核心にはあまり触れず、
私がこの映画について感じていることを書くと、
【1】まさに1990年代〜2000年代によくあった「実録!怪奇現象検証ビデオ!」の類のビデオ作品のスタイルを完璧に模している!お見事!(ビデオ販売目的で取材・撮影された映像だが、あまりの恐ろしさにオクラ入りになった映像、、、という「設定」wのフェイクドキュメンタリーです)
【2】途中で差し込まれる「テレビ放映用の映像パート」も、とうぜんフェイクなのですが、荒俣宏さんがコメンテーターとして現れたり、「いかにも1990年代〜2000年代によくあった心霊系テレビ番組」のスタイルを見事に模している!フェイクという意味では実に芸が細かい!
【3】というわけで、特に1990年代〜2000年代の、「怖い」系テレビ番組やビデオ作品を見ていた世代には、やけにリアリティがあるw
【4】そしてそんなフェイクドキュメンタリーの映像の端々に映るものや、録音されている声などの、「禍々しさ」、、、これが半端ない!!
、、、と、私としては、褒めるべきところがたくさんありすぎる、
日本ホラー映画史に燦然と輝く、たぶん、「フェイクドキュメンタリーとしては、完璧な完成度」の作品!それが白石監督の『ノロイ』!
・・・とまあ、褒めてばかりなようですが、
大きな弱点もある。
この映画、つまりは、「神道」に絡んだ壮大なホラー物語がフェイクドキュメンタリーの向こうに見えてくる、いわば「日本神道版クトゥルフ神話」のような怖さなのですが、
「神道」的な禍々しさ、呪いの恐ろしさが主体なので、もしかしたら、日本人にしか理解しにくい怖さなのかもしれません。中国韓国台湾ら東アジア圏の人には雰囲気で伝わるかもしれないけど、西欧の方にはこの怖さの真髄はピンとこないかもね?
ただし、逆に言えば、
子供の時に、「古い神社って何となく怖いなー」とか「日本の古い祭りに出てくる鬼のお面って、なんとなく気持ち悪いなー」とか感じた日本育ちの人には、間違いなく、この映画は怖いということです!
いや、、、
なんだろうこの気持ち、、、
話しているうちに思い出すだけで怖くなってきたので、
私からの紹介は、これくらいにしておきます!
だって、あまり細かく語ると不穏な予感がするんだもの、、、
あとは、もう、ご自身の目で見て!
ただし、
この作品、ガチで怖いので、それなりの覚悟をもって挑んでください!
これだけ言っても「見たい!」という勇敢な方は、
どうぞ、できれば深夜に一人で部屋を真っ暗にして、ヘッドホンで、お楽しみくださいね!