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怪談から「運命は変えられる!」という良いハナシを学べることもある、と思った『怪談のシーハナ聞かせてよ。』第30回のこと

最近気づいたことですが、怪談とヒトクチに言うとどうも印象が悪い。なにも怖い話、気持ち悪い話、残酷な話だけではないのです。

優しい話とか、泣ける話とか、生きる力を与えてくれるようなパワフルな話もあります。たとえば『怪談のシーハナ聞かせてよ。』第30回に収録されているエピソード、「友の顔」などは特にオススメです。幽霊話かと思わせておいて、最後に「ああ、そういうことか!」と胸を熱くさせてくれる。

ゲスト怪談師は今仁英輔さんと松村進吉さん。「とうもろこしの会」から送り込まれてくる刺客(?!)今仁さんの怪談はいつもながらハイクオリティです。

なのですけれども、この今仁さん、司会の狩野英孝さんに、この第30回の段階ではまだいまいち顔を覚えられていないのか、「怪談師の他にはどういう活動をされているのですか?」と前と同じようなことを聞かれているのがちょいと可哀想でした。今仁英輔さんは『怪談のシーハナ聞かせてよ。』には何度も出ている人ですよ、覚えてあげてくださいw

さて、この第30回の収録怪談は、

彼女の実家
宇宙人
廻る首
写真屋
友の顔

の五本です。そして、この回の五本はどれもクオリティ高いです!

背後霊というものは、自分がスピードをつけて動くと見ることができるものなのか?」という問いへの答えになるようなエピソードや、「幽霊には別の幽霊のことが見えるのだろうか?」という問いへの答えになるようなエピソードとか、「オバケの生態学」(?!)的にも興味深い事例続出で、この回はたまらないです。

今のところ、私にとって、この第30回がいちばんのお気に入り回になっています。怖いだけが怪談じゃない。バリエーション豊かな五本になっていて、この回、面白いんです。


子供の時の私を夜な夜な悩ませてくれた、、、しかし、今は大事な「自分の精神世界の仲間達」となった、夢日記の登場キャラクター達と一緒に、日々、文章の腕、イラストの腕を磨いていきます!ちょっと特異な気質を持ってるらしい私の人生経験が、誰かの人生の励みや参考になれば嬉しいです!