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「発泡スチロールをみんなで食べる夢」を夢解きしたら…実に簡単に解ける夢だった

「夢と現実」というテーマに興味を持ち、これまでもエジプトのカラム・ハリール先生やポングラチュ先生の本を導きに自分のいろいろな夢日記の読み解きをしてきました私が、

珍事が起こりました。

「新しい夢理論の本を手に入れたので、さっそく、今夜見る夢を、この本に従って夢解きしてみよう」

と考えてから眠った夜、

こんな夢を見たのです。

【発泡スチロールを食べる夢】
私は、懐かしい実家にいる。そこには老いた父の他に、故人のはずの母もいる。私は「夢に関する新しい本を読んでいるんだ」と言う。父は「そうか。それはともかく、飯を食っていくか?」と言う。食卓につくと、でっかい発泡スチロールの塊がドンと開かれる。私は驚くが、父も母も、発泡スチロールをむしりとってはバリバリと食べ始める。私も、「ああ、これ食べられるんだ」となぜか納得し、バリバリと発泡スチロールを食べ始める

さて、この夢、どうでしょう?

奇妙な夢だと、思いましたか?

夢解きすると、とんでなく深い意味が出てきそうだ、と思いましたか?

実は、私はそうは考えませんでした。私は目を覚ましてすぐに「この夢解きは過去最も簡単じゃないか!?」と思いました。

さて、この夢、

よく読み返すと、

私自身が答えを夢の中で喋ってやがりますね。。。

「夢に関する新しい本を読んでいるんだ」と、夢の世界の住民に、私、言っちゃってますよね。

もうこれが答えなのですわ、きっと。

説明します、ええとまずですね、、、ここからは、私自身の夢解きセオリーなので、人によってまったく違う考えを持っているとは思うと、断りながら進めますが、

私自身の夢解きセオリーはこうなっています↓

夢の内容(何が出てきたとか、何が見えたとか)は、あまり重要ではない。それよりも「夢の製作者(つまり私自身の脳の奥にある「無意識くん」)が、「なぜ、この日に、この夢を私に見せたのか」という、製作者の意図から考えるべし

ということです。

テレビ局でいえば、

「なぜこのテレビ局は、このタイミングで、過去の中東戦争についてのドキュメンタリー番組を製作し放送したのだろう?ああそうか、今、中東がリアルタイムで大変なことになったので、そこに視聴者に関心を持ってもらいたいのだな?」

とか、番組の内容そのもののクオリティよりも先に、「このタイミングでこういう番組を流した企画意図」のほうを読み取れることってありますよね?

夢も似ている、と捉えるわけです。

私であって、しかし私でない、正直なかなか政治的で策略家で発想がエログロでもある(!)夢の製作者「無意識くん」が、「この日に、こんな夢を放送することを選んだ」意図はなにかと、考える。

それが時に、「無意識くんが、何か別の問題から、覚醒時の理性的な私の目を背けさせるためのカモフラージュとして、わざわざ楽しげな夢を見せてる」なんて、狡猾な意図のこともあるので、よく注意して意図を考えるべし、となる。

で、発泡スチロールの夢。

上記のような、「夢の製作者はプロパガンダ放送局のように、巧みで、狡猾な意図を持つ」という考えを持つ私にとって、この夢解きは、簡単に終わった。

「なにー?夢解きの新しい本を読んで、『よーし今日見る夢について夢解きしてみるぞー!』という気持ちで眠りについた?なめやがって!じゃあ、まったくワケのわからない、シュールコントみたいな夢を見せてやる」

と、夢側に警戒されちゃっただけなのでしょうw

「なーんか、意味がありそうで、、、いやでもどー考えても、特に意味はねえよな、、、?」というこの夢、

まさにそうです、

きっと意味はないのです、

むしろ、意味のない夢を煙幕のように張られてしまったw

しかし、これは考えてみれば当たり前で、無意識とはいえ、それは私の一部なのだから、

「夢を分析してやるぞー」という気合満々で寝た夜には、夢側もそれに対する対策をとった夢を放送してくるのは当然かも、です。

「夢を分析してやる!」と思っている間に見た夢に、本当のことが含まれているわけがなく、「夢分析なんかする気持ちがない」本当に純粋無垢な気持ちで眠っている時にしか解いて何かが出てくる夢は出てこない。禅問答みたいですが、「意義のある夢を見るためには、夢分析のことなどはすっかり忘れていなければならない」。

まあそれゆえ、夢解きの本でも、「夢について分析するのは、自分でやるより、誰か他者の意見を聞くほうがいい」と言われていたりするわけですが、あくまで「自分でやりたい!」、夢解きDIY派の私としては、この禅問答のような難問を乗り越え、いつか「良い夢」を引きたいと思うのでした。

となると、、、良い夢はこういう話↑も頭から抜けた頃、つまり、忘れた頃に突然やってくるのを待つしかないですねー

じゃあ、、、気長に待ちます!


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