手軽に重力から解放される方法。

 夏場は暑いから湯船につからずシャワーで済ませる。という人が、私の周りにはかなり多い。気持ちはわかるが、本当に1日の中でそんなに暑さを感じる時間帯を過ごしているだろうか。もちろん、外で仕事をしている人、現場で働いている人はわかるが、エアコンで涼しくなった室内で仕事をしている人も多いと思う。というか暑さの中外で一生懸命働いている人にこそ、私は強く入浴をオススメしたい。お風呂に浸かる事が、体にどのような作用を与えているか、次の3つを紹介したい。
(株式会社バスクリン:はぴばす、入浴についてより抜粋。下記リンク先より。)

1.温熱作用
 これはどちらかというとエアコンがきいた部屋に長時間いる人にお勧めしたいのだが、単純に温かいお湯につかる事で身体が温まり、血管が拡張され血流が良くなる。また体内の老廃物や疲労物質の除去、コリがほぐれる、自律神経のコントロール支援や利尿作用、細胞活性化による免疫力向上などいい事づくめだ。

2.水圧作用
 湯船は浅いと思いがちだが、身体にはしっかりと水圧がかかっているという。水圧効果で足に溜まった血液が押し流され、血流の循環促進、心肺機能の向上が見込める。

3.浮力作用
 なんとお風呂に入る事で体重が約9分の1になっているらしい。体重を支えている筋肉や関節はその役目から解放され、緊張からくる脳の刺激からくる負担を軽減し、心も解放されていくというものだ。

 という具合にいい事づくめなのだが、「お風呂に入っている時に間がもたない暇!」「上がった後に汗が止まらなくて処理に困る!」「お湯から上がると眩暈がして倒れそうになる!」と言う人もいるだろう。
 そのためのアイテムが、防水機能付きの音楽プレイヤー(最近はスマホで可能)と、入浴剤(または浴用化粧料)だ。ゆっくりと音楽を聴く時間とお風呂に浸かる時間を両立させると同時に、風呂場をアロマの香りで包みつつ、バスソルトで発汗を促すというお得相乗効果というものだ。
 特にこの香りが人間の精神に与える影響というのが侮れない。気分が落ち着かなくて眠れない、日中ぼんやりしてしまう、などの症状にも効果的だ。ぜひ自分に合う香りを見つけて効果的に、賢く入浴タイムを楽しみたいものである。


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