見出し画像

北欧デザイナーによるFIKAのシーン

北欧の人たちは毎日の暮らしのどこかにFIKA/フィーカ(北欧のコーヒータイム文化)を取り入れています。FIKAといってもそのスタイルはさまざまで、その時々で自分の好きなスタイルで楽しみます。北欧の街のあちこちにはカフェやベーカリーがあり、お気に入りのFIKAカフェを持つ人たちもたくさんいます。Scandinavian Pattern CollectionデザイナーのFIKAシーンをご紹介しましょう。

画像1

フィンランドデザイナー、ヨハンナ・ヘグヴェグのおもてなしです。フィンランドのどこのスーパーでも売っているクッキーやチョコレートを、イッタラのガラス容器に盛り付けています。シンプルなお菓子も容器が素敵だと豪華に見えますね。ヨハンナはムーミンカップのコレクターで、好きなカップを選んでコーヒーをいただきます。

画像2

スウェーデンデザイナー、アンカーリン・ヴィクトルソンのおもてなしは、お手製のシナモンロールとコーヒーでのFIKAタイム。シナモンロールは北欧FIKAの定番です。料理が得意なアンカーリンは、FIKAにはいつも手作りのお菓子を出します。

画像3

スウェーデンデザイナー、アネリー・オルソンの仕事の合間のFIKAタイムです。水の都ストックホルムから船で30分ほどで到着する小さな島にお店を持つアネリーは外のテーブルで一息入れます。お天気のいい日は冷たい飲み物にポテトチップで。

画像5

こちらはScandinavian Pattern Collectionデザイナーではないですが、北欧デザイナー宅でのFIKAテーブルです。おばあさまから伝わったレシピで焼いた焼き菓子やケーキが並んでいます。

画像7

こちらはベンクト&ロッタの南スウェーデンのサマーハウスでのアウトドアFIKAです。子どもたちも交えた大人数でのFIKAだったので、焼き菓子や菓子パンなどもりだくさんでした。

画像6

画像7

FIKAでは7つの焼き菓子を出すのが正式と言いますが、7つの焼き菓子がそのまま売っています。ベーカリーなどでも買い求められますが、自分で焼かなくても、売っているものを買ってきて並べてももちろんいいのです。

昔はFIKAの焼き菓子は足りなくなることが失礼になりましたが、今では甘いものを控える人も増え、お菓子が少ない方が一般的かもしれません。グルテンを食べない人もますます増えていて、グルテンフリーのシナモンロールや焼き菓子もでてきました。FIKAのお菓子事情もだいぶ変わってきているようです。

by Y


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?