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【代表取締役インタビュー|前半】No.1ブランドを持つアンファーは、今後どんなチャレンジ・成長をしていくのか

こんにちは!
アンファーグループ 公式note編集部です!

汗ばむ季節になってきましたね・・!
ただ夜は冷え込むので、いつ衣替えしようか悩む今日この頃・・・。

夏が待ち遠しいですね・・!

さて!本日は・・・

\\新・代表取締役インタビューをお届けします!//

以前、代表取締役着任のお知らせをさせていただきましたが
2024年3月15日付で、代表取締役に𠮷田南音が就任しました。

新たに代表取締役としての心境や、今後アンファーの目指す像など、お届けできたらと思いインタビューを行いました。

前半・後半と2部制でお届けいたしますので、最後までぜ読んでいただけると嬉しいです。

【代表取締役着任のお知らせ記事はこちらから↓】


【インタビュイー/プロフィール】
𠮷田 南音(ヨシダ ミオト)
<経歴>
2010年4月 新卒入社
入社後、デジタルマーケティング、ダイレクトマーケティングを中心に、​
WEB販売でのプランニング及びディレクションを経験。​
その後、ブランド戦略・店頭販売戦略へと担当領域を広げ、2019年10月より​
商品開発から販売まで、ブランドマーケティングの全てに関わる事業領域と、​グループクリニックのコンサル業務を統括する既存事業責任者に就任。
2021年4月1日、取締役に就任。​
2024年3月15日、アンファー株式会社の代表取締役に就任。
※インタビュー当時のもの

【インタビューアー】
人事部 マネージャー 中村英里香



■代表取締役に着任した、今の心境は?

中村:本日はよろしくお願いいたします!先日、𠮷田さんの代表取締役就任の記事を掲載しましたが、改めて取締役からアンファー代表取締役に就任した今の心境や、今後の決意、意識されていることなどをお聞かせいただければと思います!

𠮷田:はい、よろしくお願いします!

中村:ありがとうございます。さて早速ですが・・・スカルプDが20周年を迎えるこのタイミングで、次世代である𠮷田さんにバトンが渡されましたが、今、率直に感じていることや心境を教えていただきたいのですがいかがでしょうか。

𠮷田 :そうですね、一言でいうと。「ワクワク」しています。新しいアンファーの時代を作っていけることに、かなり「ワクワク」していますね。

中村:𠮷田さんが仰っている「ワクワク」について、より具体的に教えていただけますか。

𠮷田:アンファーの歴史の話から始めると、アンファーの根源である発毛事業は、医師の先生方と我々のグループCEOが日本で初めて開院した発毛治療専門のクリニックから生み出された概念ですよね。当時まだ誰もやっていない発毛という領域に対して、 治療・投薬で髪を生やしていくという、斬新で世の中にインパクトを残す事業を展開しました。私はこれをアンファーの第1時代だと考えていて。その後、“髪の毛を洗うではなく頭皮を洗う”という、まだ当時の世の中にはない発想から生まれたプロダクトとしてスカルプDという商品が発売されました。ここからが第2時代。ちょうど、私が新卒でアンファーに入社したタイミングです。スカルプD発売当時は、他がやっていない、アンファーぐらいしかやらないようなプロモーションやテレビCMで世の中にインパクトを残していきました。ビジュアルインパクトも含めてね。例えばスーツで芸人さんにシャンプーしてもらうとか、実際に芸人さんの髪の毛を生やしたりとか(笑)そんな斬新なプロモーションで会社としても大きく成長してきたその頃、私もスカルプDブランドチームに入り、ブランドマネージャーとしてミノキ兄弟などの様々なプロモーションをやらせてもらうことで、アンファー流のマーケティング術を身をもって体感しました。そこで経験してやってきたことが、自分の血となり肉となり、ここまで成長してきたのかなと。これが私の取締役までのアンファー人生だと思っているんですよね。それに加えてスカルプDのプロダクト事業だけではなく、部署を跨いだ経験も色々させてもらいました。発毛領域のクリニック事業だけでなく、また新しい領域のクリニック事業も経験させてもらいました。そういう意味では、このグループの中で、重要な位置づけのプロダクト販売のマーケティングから、アンファーの根幹である発毛領域のクリニック事業にも携わったことで、今までのアンファーの歴史も含め、第1時代、第2時代を身をもって経験、体感できた今、新卒入社15年目の経験値が溜まったこのタイミングで私が代表取締役に就任し、次の世代“第3時代”を、自分が作っていけるという。今までの歴史も知りつつ、アンファー流のやり方も身をもって経験してきた今、次の第3時代を作っていけるということに非常にワクワクしているし、楽しみに感じています。

中村:確かに。また新しいフェーズに向かって会社が進化を遂げていく、時代の変わり目を担えるのはなかなか無いことですもんね。

𠮷田 : はい。それに今まで長く一緒にやってきたメンバーたちと一緒に作っていけるということにも、かなりワクワクしています。それはアンファーのメンバーにも、クリニックのメンバーにも、まだ直接は関われていないかもしれないですけど、ブレインスリープのメンバーにも感じていて。現役員陣も元々アンファーで私と一緒に働いていたメンバーだし、クリニックの先生方も、クリニック事業を始めた頃に一緒に仕事させてもらっていた方々が中核なので、そういったステークホルダーというかキーマンたちと一緒にこれから次の時代を作っていけることが組織の面でもすごく楽しみだなと思っています。例えば、1考えたことをすぐに理解してくれて、10以上にもっと大きく広げてくれる・・・そういうメンバーたちなので、環境もすごくいいし、整っているなと思っています。この環境で次の時代を作れることが非常に嬉しくて。それがワクワクしている理由ですね。

■次のバトンを託された、𠮷田さんへの期待とは?

中村 :ありがとうございます。新卒15年目で企業の代表取締役に就任できるというのは、すごくチャンスがある環境だと思うのですが、𠮷田さんが、グループCEOや経営陣の方々から次のバトンを託された時に、どういう期待や言葉をかけてもらったかを教えてください。

𠮷田 :CEOからは、シンプルに「南音に任せたいと思う」という言葉をいただきました。役員陣が集められて、「南音に任せたいと思うけど、皆さんどうでしょうか。」と。決定事項としてただ下ろすのではなく、役員陣全員に確認を取って下さり、そこで誰も異論はないという形で決まりました。

中村:満場一致で𠮷田さんに任せたいと思ってもらえたのは嬉しいですよね。

𠮷田:そうですね。非常に嬉しかったですね。「南音がやりたいようにやったらいい。アクティブに動いてくれ。」というお話しをいただいているので、そのつもりで動いています。

中村 :ありがとうございます。これからその第3時代を作っていく上で、第1時代から第2時代までを経験してきた自分にしかできないことをどんどんやっていきたいというお話でしたが、 自分が代表取締役だからこそ𠮷田さんにしかできない会社の作り方や、それに纏わる挑戦についてのお考えをお聞かせください。

𠮷田 :そうですね。この会社で一番多く人を巻き込めるのは私だと思っていて。私はめちゃくちゃアイディアマンかというとそうでもないと思うし、マーケティング能力がこの会社で最も素晴らしいかというとそうでもないと思う。それならこの会社で誰にも負けない点は何かと言うと、“たくさんの社員を仲間として巻き込んで仕事を進めていけるチーム力”。このアンファー社員を巻き込める力は私が一番あるかなと。

それはやっぱり、色々な部署を跨いで、多くの人たちと仕事をしてきたからだと思っていて。私一人での仕事上のアイデアはあまりなかったけど、本当に多くの人たちと一緒に仕事してきました。特にマネージャーになってからはマネージメント含めて色々な人とご一緒したことで、協力者というか、賛同者をたくさん巻き込めることが、私なりの、私にしかできないスタイルなのかなと。あとはこのメンバーで“何をやるか”ですが、 “何をやるかより誰とやるか”はCEOのお言葉で、アンファーではみんなが大事にしていますよね。私はこの“誰とやるか”を特に大事にしています。当然やりたいことはもう決めていて、やりたいことは明確にあるけど、やっぱり私の本当の強みは、その何をやりたいかよりも誰とやりたいかで。人を巻き込んでいくことだと思っているので、 “何をやるか”は、みんなで話し合いながら決めていくでもいいのかなと。逆に言うと、私とやりたいという人、私の船なら乗りますよと言ってくれる人がこの会社の中で一番多いと思っているので。もちろんCEOが一番だとは思いますけど、その次に私なのかなと。そういう意味で、私が代表取締役として頑張っていく意味はすごくあるかなと思っています。

中村 :ありがとうございます。たくさんの社員を仲間として巻き込める。船をどんどん大きくして、強くして進んでいける𠮷田さんだからこそ、新しい第3時代を作っていけるということが明確にイメージできました。


■アンファーは、今後どんなチャレンジをしていくのか

中村:この先、その𠮷田さんの船に乗ったみんなで、どんな会社を作っていくのか。やりたいことは決まっているとのことですが、アンファーは今後どんなチャレンジをしていくのでしょうか。

𠮷田:そうですね、まずはやっぱりこの第1、第2時代で作り上げてきた発毛事業、クリニック事業、プロダクト事業の売り上げの再建ですね。もう一度さらに伸びていくために、新しいマーケティング手法を取り入れながら、ここにもう一度力を入れていきたいと思っています。我々の利益の根源、事業活動の根源はやっぱり発毛事業なので。しかし競合も多くニーズも多様化している今、以前のようにクリニックの選択肢が限られているわけではなく、そういう意味では我々のこの事業体としても少し苦戦をしていることは事実です。だからこそ、まずはそこを回復させていく。今、Dクリニックを選んでいただいている既存の患者様を当然大事にしながらも、改めて新規の患者様とも出会っていく。この発毛事業をもう一度いい形に持っていくことが最初の第1ミッションだと思っています。ただ、それだけでは第1、第2時代のやってきたことの延長でしかないと思うので、私たちとしては さらにその先の新しい医療事業展開とそこからのプロダクトアウトを進めていきたい、チャレンジしていきたいと考えています。本当の意味での医学を中心とした“メディカルヘルスケアカンパニー”を目指して、新しい医療事業展開をまずはスタートさせたいです。何より私たちは医療事業ファーストであり、ドクターの着眼点や医学的な発想にしっかりと基づいているということを大事にしているので、医療事業を確立させて、その医療事業から商品にプロダクトアウトしていくということをやっていきたいと思っています。今のフェーズとしては、新しい医療事業の展開をクイックにスタートさせて、 実際に事業として成り立たせることがとても重要であると考えています。その後、プロダクトアウト、商品も作っていこうと。つまり、まずは発毛事業の売り上げを回復させながらの医療事業展開。この両軸を動かしていくことで、未来の構想として掲げている“メディカルヘルスケアカンパニー”に向かっていけると思うので、プロダクト側、クリニック側と連携しながら話を進めているところです。

中村 :ありがとうございます。先日の全社会議では、でグループ方針として、メディカルヘルスケアカンパニーを目指す構想についてお話いただきました。まだ記事として書けないことがとても残念ですが、私はその話を聞いてすごくワクワクしました。自分の会社がこれからこんな面白いことやろうとしているとか、こういう方向に進んでいくのかと思うとすごくワクワクしましたが、社員の反応はいかがでしたか。

𠮷田 :実はね、めちゃくちゃ好評価で(笑)すごい社員の皆からの反応が良くて。もう「過去イチの内容でしたね。」とか、たくさんお褒めのお言葉をいただきましたね。それも限られた人たちだけに言われたとかではなく、本当に世代関係なく若手の子からも、中堅どころからも、私より大先輩からも。新卒プロパー中途も関係なく、各方面から言われましたね。全社的にかなり多くの賛同の声をいただけたことは、非常に嬉しかったです。

中村 :どの年代からもというのがすごいですよね。ちなみに社員からはどんな賛同の声が多かったのでしょうか。

𠮷田:そうですね。「自分もチャレンジしたいと思いました!」という声がかなり多かったですね。「実は自分、こういう知り合いがいて・・・」とか、「こういう構想を持っていて、今日の南音さんの話を聞いていたらやってもいいんだと思いました!」とかね。今やっていることももっと伸ばしても、もっと力入れてもいいんだって。すでに新規事業にチャレンジしている方もいるので。そういうチームに所属しているメンバーからも、「これ推し進めていいんだということにすごくワクワクしたし、チャレンジしようと思いました。」というような声が多かったかな。特に入社4~7年目の中堅社員からはそういった声を沢山もらいましたね。

中村 :え~・・・。嬉しいですね。

𠮷田:例えば「自分がやっている今の事業を、もっと伸ばしていくことでこんな未来が見えるんだと思いました!」とか、若くしてブランドリーダーやってるメンバーも「新しいことをもっと提案したいです!」と言ってくれたりね。新規事業であるフェムチャー、オムテックとかも、まだまだ売り上げは小さいかもしれないけど、事業体にとってすごく重要な部門のメンバーたちが“もっともっと頑張ろう、チャレンジしよう”と思ってくれたみたいで。発毛事業の売上の再建をしていくことをしっかりと話もしているので、当然それも正しい答えではあるんだけど、発毛事業ではない他のメンバーたちからすると、売り上げの規模感的に少し心細いところもあったと思うんだよね。でもあの話をしたことによって、自分がやっていることも正しくて、グループの成長にしっかり繋がっている1つのピースだということを、社員全員が理解してくれたからこそ、もっともっとチャレンジしよう、やりたいことをやろうという声を多くもらった印象ですね。

中村 :ありがとうございます。以前よりアンファーは“新卒・中途、年齢・年次関係なく、チャレンジしやすい環境”と、打ち出していますが、会社の方向性として発信していることが、より明確に、より具体的にイメージできました。

𠮷田 :そうですね。チャレンジできる環境は以前から備わっているものの、これまではチャレンジの方向性が何やってもいいよ、という印象だったと思っていて。でも、実際は何やってもいいわけじゃない。やっぱり当然だけど判断軸はあって、何をやってもいいよと言ってなんでも提案させている割には全部はやらないみたいなこともあったりしたんですよね。そういう意味で方向性、指針がすごく重要だと思い、経営企画と、私と各事業のトップを呼んで。みんなでグループの未来を考えてしっかりとした指針を決めました。結局指針は判断軸になるので、この方向に向かってみんながチャレンジしてくれれば、良し悪しがわかりやすいじゃないですか。今回明確な指針をつくれたことは非常に良かったと思っています。

中村:ありがとうございます。


前半は以上です。

皆さまのイメージとしては、「アンファー = 発毛事業」が強いかもしれませんが、今後のアンファーは、根本事業である「発毛事業」により力を入れていくだけではなく・・
医学を中心とした “ メディカルヘルスケアカンパニー ” を目指し、新しい事業領域を拡大していきます。

後半もインタビューはまだまだ続きますので、お楽しみに。