武者震いですとも、、、
僕は老人ホームでケアマネをしている。
出勤すると、僕のデスクの上にA4の紙が。
違う施設にケアマネとして異動になった
リーダーさんからのお手紙だった。
内容は、
【現場リーダーだった僕がケアマネになり、
自分がリーダーになったこと。
僕の背中を追って成長できた、
今の自分があるのは僕のおかげだ。】
と嬉しい内容から始まったが、
【引き継いだ自分が、
①僕と比べて不甲斐なくて申し訳ない、
②先に異動して申し訳ない、
③リーダーなのに「いざとなれば僕がいる」
という気持ちで働いてきた。申し訳ない。】
申し訳ない、と三回も書いてあった。
僕の方こそ、リーダーさんに
よっぽど気を遣わせてしまってたんだな。
申し訳ないな、と思った。
①自分という人間は1人しかいないので、
シンプルに絶対評価をすれば良いのに、
人はどうしても相対評価をする。
僕と比べて、
良い部分もあれば悪い部分もある。
というだけ。
②確かに僕は、実は異動願いを
かなり前から出している。
今回、僕より先にリーダーが異動になったのは、
異動できなければ退職します。
と上司に掛け合われたため。
正直『あれっ?僕は?』と思ったのは事実。
でもそれは、
リーダーさんの方が本気度が伝わった、
僕のプレゼン力が低かった、というだけ。
③僕に甘えなさったのは、事実なんだろう。
でも、
背中を追うことで成長のスピードが遅くなる、
背中を追うということは、
その人以上にはならないということ。
に気付かれた。
そして自分で、
思う未来のために行動し、
挑戦なされた。
その時点で、
あんたもう僕より先いってるよ。
元リーダーへ。
僕の目を気にするあまり、
申し訳ないと思わせてしまい、
申し訳ないです。
あなたが僕のことを信頼してくれているのを、
僕は知ってました。
だからこそ、あなたに任せて、
僕は僕のしたい仕事ができたんです。
そんな人がいなくなるのは、確かに辛いこと。
でもそれ以上に、
信頼する人が、新しいステージに向かう。
嬉しいじゃないですか。
僕は僕で、できる挑戦をしていきます。
ちょっと落ち着いたら、
飲みにいきましょう。
お互い。頑張りましょう。
さぁ…
僕のことを信頼してる人が減った中、
新しい挑戦を…しようじゃないか。
(ガクガクプルプルガクガクプルプル………)
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