2023/6/3 SUNABACO Boot Camp IN 八代 Before②
昨夜、尻切れになりましたビジネス構想だけ、続けます。
Before①はこちら↓
まず、私やFP、保険業界が提供できそうな価値です。
①ファイナンシャルプランニングを通じて、地方移住への後押し、独立の支援、帯同する家族の安心感の提供
これらは金融の専門家の強みと考えてます。
※ここでいうFPは単なる資格取得の事ではなく実務のノウハウです。
例えば、
・子供の年齢と巣立つまでの期間から逆算した住宅間取り設計と予算は?
・親の介護費用の負担をしても子供の学費は確保できるか?
・現在から将来への支出予測から逆算した最低限の収入と理想収入は?
・パートしている奥さん年収が30万上がったら何が出来るようになるか?
などなど、個別事情への具体的なアドバイスです。
過去にアイドルのコンサートに年間どれくらい使っても大丈夫かって相談もあったなぁ・・・あれ、ハマチさんだったのかな?
ただし、これらは正確な将来の予測ができません。
そりゃそうですよね。
しかし、非常に大きな価値があるんです。
わたしの持論ですが、
「漠然・曖昧な不安で動けない」人が、
「明確で具体的な指標を得る」ことにより、
「不安で委縮していた行動や消費へ積極的になれる、
ということです。
これ、地方行政にとっても地方移住の決断促進に需要があり一部の地域で使われています。
副業始めるキッカケ、転職のきっかけ、独立のきっかけ、などビジネス面だけではなく、
結婚、子供の数、住宅購入、など踏み出す勇気を与えられます。
ちょっとどうかと思う話ですが、人の家を離婚させてしまったこともあります。
※DV旦那から分かれて自立したい奥さんの離婚です!
めっちゃポジティブな離婚支援です!2年間悩んでいたのに相談乗って3週間後に離婚決めてました。
旦那からするとトンデモナイ被害でしょうが・・・
などなど、指標や可能性が見えること、不安の正体が明確になること、
これらで人は行動するきっかけになるんですよね!
②循環する地方経済圏に新しい資金を真水として注入する仕組み、保険金
地方の経済圏で企業と個人の資金循環があると思います。
※マクロ経済の専門家ではないので雰囲気で。
行政はどこいったって突っ込みはご遠慮下さい。
行政も含めてまとめる時間がなかったんです...
基本的にはこんな感じで、その地方地方の経済循環がベースになっていると思われます。(当然、一部の資金はそうではないですが)
これを企業、経営4資源の面で見ると、
※情報については、なかまこさんが良く講演で情報格差、地方と都市の2拠点生活の重要性を説かれていますね!
で、金融商品として保険、地方と都会より重要で価値があるのはどちらか?
例えば、地方で才覚ある経営者のスタートアップ企業があります。
悲劇的なことに、成長途中の企業で経営者が急逝した場合、
都市部と地方部は環境が異なるため、地方で有能な経営者が一人倒れると、その地域の雇用、経済圏自体が共倒れしかねません。
※別の言い方をすると、
有能な経営者が経済に与えるインパクトが都市部と決定的に異なる。
選挙でよく争われてる1票の格差と似ているかなと。これ伝わりますかね???逆にややこしい?
地方経済での生命保険は、
有能な経営者の死亡という地域経済の一大事に、
中央から巨額の資金を調達することで企業や地域経済を維持する。
それが生命保険の役割だと考えています。
逆の例ですが、地方にイ〇ンモールが進出すると地元マネーが吸い上げられてが商店街がシャッター通になるりますね。
これ、地域のお金が都会の大手資本に吸収された構図ですね。
(地域で雇用を生むから違うという面もありますが)
保険金はイ◯ンの逆ですね。
主に都会で集まった保険料をウン億円の保険金として地元企業に注入されます。
当然、企業だけでなく地域経済へのインパクトが大きいですよね。
もう少し掘り下げますと、
銀行クラスタのみなさまにもご賛同いただけると思いますが、中心のカリスマ経営者が急逝したら、融資継続は厳しくないでしょうか?
大昔のように貸し剥がしなどはないと思いますが、シビアな判断になりませんかね?
中小企業円滑化法案などもありますが、銀行さん側の心情的に厳しくないでしょうか。
また、投資家から直接資金調達していたとしても、投資家の心境はどうでしょうか?やはり経営者の急逝は相当な影を落とすでしょう。
さらに、従業員のマインドは?社員、めっちゃ不安じゃないですかね?
経営者の意思を継ぎたくとも資金も無いと厳しいでしょう。
社員の個人の生活もありますし、後を継ごうにも、ウン億円の連帯保証人になってと言われてどうでしょうか?
創業経営者の夢を代わりに追いかけるには、覚悟と気概があっても現実的に難しいのではないでしょうか?
実際、過去に東北のとある地方都市勤務の際に、経営者死亡と会社解散で地域が一気にしぼんでいく様を経験したことあります…
もちろん、経営者だけではなりません。
一家の大黒柱、お父さんの急逝も同じです。
死亡して世帯の所得が減少する=地方の経済が縮小します。
と、めちゃめちゃ重い話題になりましたが、
保険の保障=緊急時の資金調達は金融商品の中でも特殊です。
今後の地方創世のポジティブな運転資金調達と、ネガティブな事態での救済的な資金調達、これらは地方経済の発展と防衛1セットになると考えてますが、どうでしょうかね?
と、本業領域なので思わず熱くなってしまったのですが、ここまでは私の考えるFPや生保側のお役に立てそうな役割でした。
ここからは反対に生保側にない部分で、私が魅力的に感じているSUNABACOさんの価値をいくつか。
1.個人の所得、就労の可能性や選択肢を増やす手段。
地方でもリスキリングで世帯年収を上げられる手段。
2.DXやITの活用、UXに着目し新たな価値や仕組みを企業に提供する
その情報と真のマーケティング力。
SUNABACO関係者でビジネスされてる方はピンとくると思いますが、これ、ナカマコさんがおっしゃる消滅可能性都市やDXの地方創生の話がめちゃめちゃヒントになってます。
私が兼務で出向してるベンチャーは中小企業専門のオリジナルの福利厚生や企業の社員満足度の改善を提供しています。
その中で実感することは、↑の1も2もめちゃくちゃ需要があることです!
中小企業の経営者の肌感覚として従来事業の延長線上ではこれ以上給与を上げるのは難しいと感じ始めています。
昨今の賃上げ・インフレに対して理解はしてるものの、解決手段が中々ありません。
大手企業ではIT人材リスキリングが始まってますが、中小はまだまだです。
このあたり、なかまこさんが超得意分野だと思いますが、なかまこさんの時給を負担できる中小企業は少ないと思うので(笑)
例えば、SUNABACO’sの卒業生のみなさんがコンサルタントとして企業のIT化やリスキリング支援など出来ないかなと。
※まだ妄想中の妄想です、やってみたいですが、わたしが5人くらいに分身して界王拳10倍しないと全く追いつかない・・・
これ本来は、保険会社や金融機関などが体力のあるうちに取り組むべきなんでしょうがね。
中小企業の収益構造の改善サポートとして取り組むべき、金融機関の本来的な価値だと感じます。しかし、「それ、なんぼ収益上がんの?いつあがんの?」って短期的な社内評価ばかりで全く進まないんだろうなと…
そして副業に関して。
社員の個人所得を上げることも容易ではなく、副業は許さざるを得ないが、本業に支障の出る副業はやってほしくない、という社長の想いもあります。
これもまだ仮説で勝ち筋は不明ですが、中小企業にあえて副業コンサルに入ってもらうのはどうかと考えています。
例えばですが、うたのんさんやあだち先生などのプロに副業講師として入って貰うなど出来ないかなと考えてます。
企業側がコントロールした副業の方が、社長もまだ安心できるのではないでしょうかね?
上手くコントロールして本業とのシナジーが出来れば理想かなと。
※ブートキャンプで、うたのんさん、あだち先生へざっくばらんに可能性を相談してみる予定です!!
お二人のスタンスとは大きく異なること承知の上ですが、可能であればおねしゃす!
っと、書き始めると結局、エラいボリュームになりました。
ほぼ、妄想ばかりで誠に恥ずかしいですが、可能性を追い求めていきたいと思ってるので記載しました!
最後に、
これからの日本、自分の子供らが大きくなった時に、どんな日本をわが子らに渡せるのか本気で心配です。
そんなVUCAの時代に自分の領域・得意分野で出来ることは何か?
それを通じて、SUNABACOコミュニティのみなさんらと新しい価値をビジネスを一緒に創り、少しでも明るい社会にして未来へバトンを渡したいです!
それでは当日、よろしくお願いいたします!!