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1件の重大事故の背後には29件の軽微な事故と300件の『ヒヤリハット』がある!?ビジネスシーンでも起こりうる『ハインリッヒの法則』

別名『1:29:300の法則』

◆『ハインリッヒの法則』とは?

『ハインリッヒの法則』とは、「1件の重大事故の背後には、29件の軽微な事故と300件の事故寸前の異常がある」という、労働災害の分野で知られている法則です。

これらの件数から『1:29:300の法則』とも呼ばれています。

また「事故寸前の異常」は『ヒヤリハット』と呼ばれています。ヒヤリとしたりハッとしたりする事故一歩手前の状態を指します。

工場の労働災害調査が由来

●『ハインリッヒの法則』の由来

『ハインリッヒの法則』を提唱したのは、アメリカの損害保険会社で安全技師だった、ハーバード・ウィリアム・ハインリッヒです。
とある工場で発生した労働災害の調査を実施し、1931年に著書にまとめたことから知られるようになりました。

多くの危険がひそんでいると警鐘

◆『ハインリッヒの法則』が日本の労働市場にも浸透

この『ハインリッヒの法則』は、なにか重大な事故や災害が発生した際には、その背景には多くの危険がひそんでいると意識することが必要だと警鐘を鳴らしています。

日本の労働市場にも浸透

ハーバード・ウィリアム・ハインリッヒの著書は1951年に日本でも『災害防止の科学的研究』(出版社:日本安全衛生協会)として翻訳されました。

これを契機に、日本の労働現場、製造業や建設業、医療分野などにおいて、事故に対する注意喚起として現在も広く浸透しています。

◆ビジネスシーンでの『ハインリッヒの法則』の発生事例

『ハインリッヒの法則』は、製造業や医療現場などだけでなく、一般のオフィスワークでも当てはまります。

ビジネスシーンでは不祥事などが例

●不祥事や広告表現による炎上など、発生事例はさまざま

一例としては、不祥事が挙げられます。経営危機に発展するような不祥事の裏には、不祥事寸前の『ヒヤリハット』が潜んでいるということです。

ほかにも、マーケティングの領域としては、広告表現による炎上(※)なども挙げられます。

※マーケティングの現場で実際に発生するトラブルについては、こちらの記事をご覧ください。

マーケティング活動で『炎上』が発生したら・・・~広告編~

マーケティング活動で『炎上』などのトラブルが発生したら・・・~SNS投稿、配信メール、コンテンツ編~

発生を回避させるポイントは2つ

◆『ハインリッヒの法則』の発生を回避させるためのポイント

この続きは、こちらのページをご覧ください!

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