ラテン語の格言 (03)「楽園にも死神は居る」
・ Et in Arcadia ego.
(楽園にも死神は居る)
※Nicolas Poussin が絵画のなかに書いた言葉。
原文直訳は「アルカディアにも私は居る」であるが、文脈から私とは死神のことだとする研究がされていて、上記の解釈が成立する。
・ Carpe diem.
(今を楽しもう)
※原文を直訳すると「一日を (花のように) 摘む」となる
・ Omnis habet sua dona dies.
(毎日が特別な日)
・ Jucunda memoria est praeteritorum malorum.
(苦しいことの想い出は 時が経てば喜びに変わる)
・ Brevis esse laboro, obscurus fio.
(表現を簡潔にすると 今度は曖昧になる)
・ Gutta cavat lapidem, non vi sed saepe cadendo.
(雫が岩に穴をあけるのは 力ではなく反復による)
・ Lupus in fabula.
(噂をすれば狼が来る)
※原文直訳は「話のなかの狼」
※カードゲーム「Lupus in Tabula (タブラの狼/人狼)」
の名前はこの言葉から来ている
・ Uva uvam vivendo varia fit.
(葡萄は他の葡萄の色を見て 自分も色を変える)
・ Scientia est potentia.
(知は力なり)
・ Lepores duos qui insequitur, is neutrum capit.
(二兎を追う者は一兎も得ず)
・ Docendo discimus.
(教えることで学ぶ)
・ Jacta alea est.
(賽は投げられた)
※ローマのシーザーが決断を迫られたときの言葉。
発言当時の記録はギリシア語で「賽を投げよ」であり、
ラテン語の写本で上の訳に置き換わっている。
類義語は「乾坤一擲」。
・ Cedant arma togae.
(必要なのは武器よりも衣服)
・ Audi et alteram partem.
(もう一方の意見も聴こう)
(2009年11月16日から11月29日)
続き
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