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【実践事例紹介】「Pepperと開くお別れ会」延岡市立延岡小学校

みなさん、こんにちは!Pepper 編集部です。
Pepper導入校の先生方に、
普段どのようにPepperを活用されているのかお話を伺いました✨

今回は、延岡市延岡小学校の高森校長先生と甲斐先生に、
プログラミング授業からコンテスト参加に至るまでをお聞きしました!

高森校長先生は、以前いらした学校でもPepperを活用してくださっており、
その時の様子も交えてお話を伺っております♪

編集部:児童のみなさんとPepperはどのように仲良くなったのでしょうか?

高森先生:
休み時間などには毎時間あいさつ運動アプリや英語アプリ、
ラジオ体操アプリなどを使って、
児童がいつでもたくさんPepperと触れ合えるような環境をつくりました。

Pepperがしゃべったり動いたりする様子を見ていた児童に
「みんなもPepperをしゃべらせたり、
動かしたりプログラムすることができるんだよ」と話すと、
「ぼくもやってみたい!!」「わたしもやりたい!」と声が上がりました。

普段は休み時間を利用してスクラッチで
プログラムを学べる環境があるのですが、
実際にプログラムしたものが目の前で動くというのは
児童にとっては初めてでしたので、
とても良い経験になったと思います。

難しそうに見えるけど自分たちの力で
十分できるんだよということを伝えました。

編集部:プログラミングの授業の様子について教えてください。

高森校長先生:
6年生2クラス、5年生2クラスで、総合的学習の時間を使い、
概要説明から基礎のプログラミングを学ぶ授業を実施しました。

「しゃべらせる」「動かす」「音をだす」など
簡単なプログラミングを学びました。

音をだす機能では、おならの音を使い、
みんなで笑ったり、楽しくプログラミングを学ぶことができました♪

総合的な学習の時間に行ったプログラミング授業のほかには、
参加者を募り、夏休みにプログラミング教室を開催しましたが
大盛況でした!!

授業をきっかけにPepperやプログラミングに興味を持った児童の中で、
もっと難しいプログラムに挑戦したいと思った児童たちが、
延岡市で行われた小学生プログラミングコンテストに参加しました。
とても意欲的に取り組んでくれました。
中には「チャレンジ賞」を受賞した児童もいます。
また、今年度も、
同プログラミングコンテスト応募のための説明会を行ったところ、
校長室に入りきらないほどの大盛況でした。

<2022年度延岡市小学生プログラミングコンテスト表彰式の様子>

編集部:Pepperと触れ合っていた時の児童のみなさんの様子
について教えてください。

甲斐先生:
延岡市ではPepperを複数の学校で共有していますが、
延岡小学校に来た時には全クラス順番に
Pepperが回っていくようにしました♪

1クラス当たり2、3日の滞在でしたが、
プログラミングに触れたことのない児童が多くいた6年生のクラスでは、
Pepperが「こんにちは!」としゃべった際は、
「おお!」「わあ!」とみんなびっくりしながらも
親近感がわいて喜んでいる姿が印象的でした。

休み時間になるとPepperと一緒に遊んでいたり、
プログラムの手順を学びながら
一生懸命にPepperをプログラミングしていました!
児童たちがプログラミングしたPepperが話したり動いたりする様子を見て
他の児童たちが「すごい✨」と感動しており、
最終的には一緒にプログラミングを楽しんでいました。

みんなで一緒になって真剣に取り組んでおり、
すごく楽しみながらプログラミングを学んでいたのが印象的でした!

Pepperが滞在する最終日には
楽しく過ごせていたおかげなのか児童が
「時間をください!」と言ってきて、
Pepperのお別れ会を開きました。

提案してくれた児童は、お別れ会直前の昼休みの時間を使い、
お別れ会でPepperを動かすプログラムを作っていました。

お別れ会では、その時に流行っていた
アニメの動作をPepperにさせてみたり、
思い出のおならの音を出してみたりと
たくさん工夫してプログラムしたPepperを披露してくれました✨👀

児童たちはみんな大喜びでしたし、
私たちが思いつかないようなことをどんどんやっていく発想力、
姿にとても驚かされました。

編集部:
お別れ会を開いてくださったんですね👀
学校内のイベントを子どもから提案してくれたことは嬉しいですね!
とても素敵な児童のみなさんたちですね✨
Pepperを大切に思ってくださりありがとうございます!!

高森校長先生:Pepperが学校にいない時も画面上でプログラミングを学んでいましたが、
やはり実際に目の前でPepperが動くのは児童たちにとっても嬉しいようで、
今後も身近にPepperにいて欲しいなと思いました。

休み時間に自主的にプログラミングを学んだり、
お別れ会を開いて下さったりと、
児童のみなさんが自ら望んでたくさん考え、
学んでくださったとても素敵な事例です✨

高森校長先生、甲斐先生、
素敵なお話をお聞かせいただきありがとうございました!


<高森校長先生(写真右)と甲斐先生(同左)インタビュー時の様子>


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