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2週間の地獄と成長

4月の頭から続いた追い込み時期が終わりをつげた。昨日大きなプレゼンを終え、結果を待つのみ。ふぅーと椅子にもたれかかってこの2週間ほどを振り返る。だいぶ心と体を追い込んだ。しかし、向き合うべきテーマだった。どのような結果でも後悔はない。伝えたいことはまっすぐ伝えた。

プレゼンを終えて質疑応答がいくつか。2週間の思考の凝縮を1時間で理解するのは難しいだろうと思う。琴線に触れるかどうか。確かに触れたなと感じたのが一人涙くんでいたことだ。よかった。彼には伝わった。

自分ですら、ましてや人ですらない企業の声と言葉を作る。それは性格を作り、法人という人格を形成する。そこで働く多くの人に関わることである。責任は重大だ。同時に社会に対しても大きな責任が発生する。それをこんな少数精鋭チームが2週間で構築するというのだ。言われたことに沿っていればもっと簡単な話だったのだろう。しかし、それだと良い結果にはつながらない。たいていのこういう時は大変な道が正解だ。

そして、また次のプロジェクトに憑依する。熱量を下げないように代わる代わる心の方向性を変えていくのは大変だ。本来ならばもっと数を減らして向き合う時間を増やすべきなのだろう。しかし、これは自分がやらないで誰がやるんだ?というものばかりで使命感が勝ってしまう。

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