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5年が15分で気付いた日常に非日常の傷を残す大切さ

あっという間に終わってしまう。
今日も今週も今月も今年も、5年も10年も。
仕事に疲れてリビングで昔の写真を眺めていて思った。

このシャッターを切った瞬間って
心が動いたときなんだなって。
懐かしいなと眺めていた。たった15分ほどか、つい昨日の写真に到達した。5年の日々が15分。
え…となった。写真から芋づる式で今日に再浮上した思い出はあるが、それ以外の膨大な日常は記憶のカケラにも残っていないことに驚く。

確かに合った日々の多くは過ぎて消えていっている。
先週の今日、この時間何してたなんて思い出せない。全ては抱え切れないのが人間の機能なんだってのはわかってる。でもそう簡単に割り切れない感情だけが尾を引いている。

日常に不具合や非日常をDIYすりゃいいのかって思った。他の人よりは仕事柄、非日常割合は多いと思うがそれでも足りない。もっと残したい記憶がたくさんある。我がままだろうか。死ぬほど笑ったり悲しんだり喜んだりって、もっともっとないとダメなんだ。

効率よく仕事することも大事だけど、
今日をどんだけ自分に刻み込めるかってのが大切なんだと思う。全ての状況、時間、現場に唯一無二な感情を残せれば僕の思い出フォルダは満杯になって見返せないほどの喜びに溢れるのだろうな。

多分そういう人は豊かな人生だと自分で思えるんだろう。そうなりたい。畑にクワを立てるように日常に非日常のくわを立てていこう。

いただいたお金は子どもに本でも買おうかと思ってます。