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営業は難しい😩セールスツール/自社ツール改善大作戦

営業は難しい…創業から5年、社員も増えて6人にもなると「あれ…もう少し仕事欲しいな」というタイミングが増えてきた。社員も成長している、つまり組織も成長してるんや!って、ものすごい遅延でもって気づいたり。

まずは分析…の結果、自社の怠惰さが露呈した

うちの強みは、様々なジャンルの仕事に対応できるという点だが、説明する時にはかなり弱点になる。もう多岐に渡りすぎて「何屋かわからない」という状態が発生する。クチコミで来てくれるお客さんと、こちらか話しかけるお客さんとでは全然理解度が異なる問題が発生している(今なお)

「こりゃー一大プロジェクトだな」ということで案件ばりに分析をした。自社のリサーチからスタートしたのだ。そこで分かったことは以下。

  • 認知獲得の手法がほとんど松倉(社長)発信

  • 公式サイトはあるが5年前の創業以来更新なし

  • どんな会社か謎すぎる(いい意味でも悪い意味でも)

  • 初見ですごい話しかけにくい会社

  • 何を相談したら良いかわからない、どういう制作プロセスかわからない

みたいな課題がそんな考えなくてもサクッとでてきた。
この5年間「知ってくれているクライアント」もしくは「クチコミ」だけで事業が成立していたという事実。営業、つまりは「知ってもらう努力を怠っていた」ことが痛烈に現れていた。

同時に一度お仕事をご一緒すると何度もリピートしてもらうことが多かったり、他のお客さんを紹介してもらったり、噂をしてくれたりと、松倉がサボっていた営業をお客さんがしてくれていたという特徴も出てきた。
自分で自分を叱りながら重い腰を5年ぶりに持ち上げたのでした。

ポートフォリオにWEBサイトをしっかり更新

慣れないFigmaで準備中

ポートフォリオも3年更新してないという怠惰っぷり。
ひとまず、リストアップだけでもしてみようとやってみたらえげつない量の案件数…以下がざっくりスクラップしたもの。え…これアーカイブ撮影も含めて着手なの?とゾッとする。

原稿はおいといて、まずは集めれるだけ写真を集めようとアーカイブ撮影班や倉庫漁りと一気に集める。WEBのアーカイブは更新されたりなくなったりするので納品時に必ずキャプチャすべきだ…なんてことを終了して既に無くなったプロジェクトを見て反省。
これらの素材を元に(まだ全部揃ってない)WEBのリニューアルも進める。

やっとこさ、ワイヤーまで終わった…

ただただワークスを溜め込むだけではなくて、私たちがどういうスタンスなのか、どういうフローで仕事が進むのかなど、全く私たちのことを知らない前提でコンテンツをつくる。自分たちのフローや大事にしていることの言語化はクライアントに向き合うより難しいと学んだ。全然、自分たちのことをわかっていない。

ミッション、ビジョン、バリューの再構築を…しなかった!!

これはまたどこかで長めに語ろうと思うが、わたしたちは企業のミッション、ビジョン、バリュー、パーパスなどのブランド体系から再構築する仕事もたくさんしている。

改めて自社にブランドロジックを当てた時に完全なイレギュラー企業につき何もハマらなかった。結論として、さまざまな仕事を受け、アウトプットを生み出し、社員の個性をそのまま武器にする弊社にとっては言葉でフレームすることの意味を感じなかったのが一番の理由だ。

結果、うーん…とうなって「PRINCIPLE/行動原理」のみを定義することにした。シンプル!でもうちらしいなと思っている。社員にヒアリングして、それらを言語化していく。以下はその一部。1個の言葉ではなく社員の数だけ言葉がある。

めっちゃ弊社らしい言葉

色々と必要な媒体の動きは作れてきた。
次に用意する媒体を含めて、どのような流入経路が存在するか、媒体の役割も含めて整理を開始する。

おもて・うら面で会社を伝える

めっちゃシンプルな流入経路

これがまだ正しいかは実験してみてだけれど、俯瞰して理想の形を整理するとこんな感じになった。
うちっぽいところが全体をパブリック/ プライベートで分けている点

今までは右側のプライベートでの発信(松倉発信)からの弊社認知しかなかったので左翼を設ける。これは公的に動かすイメージでAD運用も実験的に開始してみようと思っている。主に左翼側が弊社がサボっていたところ。この両翼でもってバサバサしたら、もっと知ってもらえる人も増えるんじゃないかと期待している。

また配信するコンテンツの質もことなる。今まさに弊社の直下の課題や気づきを私自身が発信している。まさにプライベート的な発信でナレッジシェアあに近い。これは私自身が他者のナレッジシェアで勉強になったことが多いの自分も気づいたことがあればシェアしたいという思いだけだったのだが思いのほか見てくれている人がいる。これを継続し、左翼側は「はじめまして」を想定してコンテンツの整理をしている。

最終的に双方知っていただくことで認知を超えてファンにまで至ってくれることを願っている。ファンという言葉が会社経営に出てくるのは変かもしれないけれど、実際私たちのお客さんは私たちを宣伝してくれている。ありがたい。。。こんな繋がりをたくさん生み出していきたい。

温度を届ける

ただ情報やワークスをアーカイブするだけではなく、そこに私たちの温度感や存在を混ぜ込んでいきたい。なぜかというとアウトプットの写真などはデザイナーの功績であり、私たちの功績ではないから。

クライアント、私たち、パートナーとワンチームになって過酷な制作プロセスを共に乗り越えていく。それが私たちが提供する価値である。これを一言で言うとなんだろうとうんうん悩んでいた。そして、アトリエでふと言葉に気づいた「パスファインダー / PathFinder」やんけ!って。

パスファインダー(pathfinder)は、英語で「開拓者」「先駆者」などの意味。

Wikipedia

全く新しいコンセプトと実装方法を生み出してプロジェクトを実現していく。かき分けて進んでいくイメージが私にはあり、既存の他にあるものは作りたくない。結果、その道はかんたんなものではない。でもその積み重ねがアーカイブできていない過去案件だ。

そして、制作担当者たちによる裏側のプロセスストーリーをラジオ収録する。どうしても、うちの会社でいくと私(松倉)以外の露出が少ない。めっちゃ面白い魅力的メンバーでもあるし、彼らが生み出したものもたくさん増えてきた。そんな作った人たちによる表にはあまり出ない制作秘話を緩く配信していこうとしている。欲しいのは温度感。シュッとした凄めな実績の裏側にある泥臭い話。誰かの活躍。誰かの汗や涙である。

ふらっと相談できる存在を目指して

ツールが整った時点、もしくは見切り発車で新しい出会いをしに「はじめまして」の活動を本格化する予定だ。今までやったことない営業という難しさと奥深さを感じつつ、自分たちなりの方法で出会っていきたいと思っている。今までのぬえからも変わってきて面白い挑戦が増えているのでぬえの裏がも引き続きまとめて発信していこうと思っています。応援お願いします。

また仕事の相談あったらいつでもDMください。
まだサイトリニューアル中で窓口がないので笑


いただいたお金は子どもに本でも買おうかと思ってます。