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怒らない工夫を学ぶ

怒らない工夫が大切なのだとPSYCHO-PASSを週末一気に見て感じる。
何時間も真剣に見続けて眼精疲労マックス。タイムラインを眺めるとコロナや現政権に対する不服や不満が溢れかえっている。濁るな(PSYCHO-PASS見てたらわかる)と直感的に閉じようとした時、このツイートが流れてきた。

餃子をいっぱい焼いた。168個です。買い足しにいきました。そうですか。
ハンバードハンバードは夫婦ユニット。子供も3人いる大家族。
再生ボタンを押すだけで、お家にお邪魔して日常があふれ出すようななんとも幸せな2分を過ごした。歌ってるのが虎なのもいい。

ほとんど多くの世界中の人たちが、当たり前にあったはずの日常が瓦解してしまった。ほぼ世界同時に、どの仕事だとか、性別だとか、国籍も問わずに。

日頃仕事でよく言ってるのが「ダメなところは言いやすい、良いところは言いにくい」って言葉を思い出した。満たされいない状況や、信用ならない政府に不満をいうことは今一番簡単なことなのだ。その言葉は誰か遠い誰かの日常に黒い墨を落とすような、吐き出した人は少し満足する分、その十倍くらい誰かの大切な日常のあなたの心に墨を落とす。

こんな最悪な状況は滅多にない。僕らは失われてしまった日常を取り戻す努力とともに、こういう時だからこそ日常を思い出す必要がある。

昨日は白菜と豚肉をコトコト煮込んでお出汁を入れて、我が家の味付けは少し濃いめな鍋をしました。一口目に家族でうま!っと大きいリアクションをしてバクバク食べました。お茶碗の余ったお米を一つずつ大切に食べて、息子が綺麗に食べれてた!と嬉しげに見せてきました。その笑顔に「100点!」と言葉を返しました。お風呂ではいつもより違うお風呂にしようと真っ暗にして暗闇風呂をやりました。月明かりの強さに驚いて、光が反射してこそ、物の色を僕らは認識できるのだと子供達とふむふむ唸りました。

今、みんなの気持ちは少し曇り空です。
そこに晴れ間を作るのは自分自身。少しの晴れ間が出ただけであなたの身の回りのカラフルな日常が改めて見えてきます。心に晴れ間を。
こういう時だからこそ、いつもの日常を思い出そう。

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