さあもう大人な私は何をしようか
昨日の晩、寝転びながら母と話したこと。
私の職場には家庭持ちの人が多い。
ある人は子どもの卒園式、またある人は卒業式に行くという。ああ、もうそういうシーズンなんだね。
小学生1日目の日、学校でランドセルの開け方がわからず誰にも言い出せなかったことを思い出す。
中学生のとき、受験まっしぐらで友人関係も自分のメンタルも異常だったことも思い出す。
そして言うのだ、ああ絶対にあの頃には戻りたくない、と。
この話をすると、「絶対戻れないから大丈夫だよ」と笑われてしまうのだけど、それくらい、私は大人になった今の自分のほうが好きだ。
自由だし、狭い社会のなかで狭い価値観に挟まれて生きなくていい。
自分でなんとでも変えられる
・・・ような気がする。
今日SNSで「余韻のある人生を送ることが大切」という投稿を見た。
なるほど。
社会人というと、都会のキレイな会社に出勤してしっかり残業もしてかっこいい同期や先輩がいて、新人のうちは特にクタクタになるけどやりがいのある充実した日々を送るもの!と思っていたけど。
田舎の会社に自転車で出勤して残業なんてゼロに近くて、同期はいないけど人には恵まれていて、学生時代のバイトよりラクだけど毎日のご飯や会話、趣味を楽しめている今。
自分が理想だと思っているものが本当に理想なのかどうかは体験してみないとわからない。
それに、心配しなくてもその理想が可能かどうかは現実が教えてくれるから、あとはその理想が果たして自分に合っているのかを確かめていけばいいだけ。
頭が良くて先生に褒められる、大人な子になりたかった10年前の自分よりも、
みんなにモテたいけど自分に自信のない、大人になりたくなかった5年前の自分よりも、
今のほうがずっと幸せを感じられているような気がする。
本当は、もう戻って来やしない過去なんかと比べなくても、自分の”今この瞬間”がとても幸せなんだって感じたい。
これも、私の欲で、ワガママで、立派な理想だ。
さあ、これを叶えるために、今から何をしようかな。
大人になった今なら、考え始めるだけでもワクワクしてきちゃうな。
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