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[エッセイ]しばみの考え事

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エッセイ集です。
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#エッセイ

伸びてきた若白髪を見つけるたび

前髪のすぐ近くに、伸びてきた2本の白髪。 長さはわずか1cmほどだが、見つかれば運命は決まっ…

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23歳になった

私は冬が好きだ。 大人になるにつれ肌が乾燥するようになって少しイヤだけど、温かい紅茶が身…

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あれ、人と話すの好きなの?

今日気づいたことがある。 どうやら、私は他人と話すのが好きらしい。 今まで頑なに”私は他…

”にわか”な私の推し活について考えてみた

ディズニーと韓国アイドルとエッセイ。 そのどれもが私の好きなもので、毎日少しずつでも関わ…

私があなたを忘れる前に伝えたいこと

人はたとえ苦労をしても、時が経つとやがて忘れてゆくものだ。 それは、今苦労した自分にとっ…

私の子供時代は「大人」だった

以前ある方とお話をしたとき、「柴巳さんは考えが大人すぎますね」と冗談っぽく言われたことが…

ふつうでいたいけど特別でもありたい

"ふつうでいたいけど、特別な存在にもなりたい" これは、私が多くの友達との時間を過ごしたあとによく感じる感情だ。 ”何も特徴ないよね”とも、”あの子変わってる”とも思われたくない。 自分がどれくらいふつうなのか、考えてしまう時間が嫌いだ。 だけど、ふつうの概念ってなんだろう。 社会の常識から外れないこと? 友達間で存在するルールの橋から落っこちないこと? だけど、いたって平凡で本当に何も特徴がない人なんているだろうか。 生まれも育ちも趣味も仕事も、該当するか・所

賢くなれば他人の手は要らないと思っていた

幼い頃から、私は大人のいうことを聞きすぎる子供だった。 自分が扱いにくい子だと勘づいてい…

完璧な人なんていないよ、と言われても

完璧な人なんていないよ、と言われても、 私はやっぱり完璧な人でありたい。 成績も上位に居…

言葉って悩む人のためにあるのかもしれない

大抵のことは、他人と一緒の方がいいと思っていた。 違ってもいいのは、誰かより優位に立てた…

日々好きになる、書くということ

日々、私たちは限られた選択肢のなかで生きてしまいがちだ。 同じ時間に起きて、同じ菓子パン…

自分を愛する先には何があるのか

今の自分を愛してしまったら、自分ってどうなってしまうんだろうという不安が消えない。 なぜ…

ESの添削結果が返ってきた。よし、逃げろ

私がエントリーシートの添削とフィードバックを開くまで、おそらくあと数時間はかかるだろう。…

なんていうか、認められたいんだよね私

意地を張って、見栄を張って、みんなに「すごい」って言われたくて。 でも「こう言ったら自慢してるみたいになるかな」って変に考えて疲れたりする。 特に苦労しなくても楽しく「他人より上手くできる」物事は幼いときからあった。 でもそれを周りの人に認められてこそ私は自分を肯定できたし、今まで「自分なんて」っていう思考のもとでそれなりに生きてきて、なんとかなってきたのに、今更自分のなかの何かを変えるのって辛い。 でも変えないと、他人からしたら迷惑に感じることもあるらしい。 今ま