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人を助けたい。けど医者にはならない。

人を助けたい、誰かの力になりたいという思いは人一倍ある。
けどね。

病気で困っている人がいるとして、

医者にはならない。
そもそも頭が足りなすぎる。

看護師にもならない。
人に注射なんて出来ない。

オシャレに困っている人がいるとして、

美容師にはならない。
自分の髪でさえ出来ないのに人のは出来ない。

スタイリストにもならない。
ジャージが1番似合うと自負している私がコーディネート出来るわけがない。

機械に困っている人がいるとして、

エンジニアにはならない。
機械は本当にわからん。

修理工にもならない。
だって、本当にわからん。

誰かの力になれる職業はたくさんある。
人の為に働きたいのであればその職業になってしまえばいいだけ。

でも、ならない。そもそも、なれない。
絶対に医者になれないとは限らない。
しかし、「誰かのために」という動機だけでそこまで努力できるような人間ではない。

誰かのために。自分が犠牲になっても。という気持ちがあったとしても、自分が出来ないであろうことを必死に努力することは出来ない。
出来ないからという諦めの気持ちと、他の人がやった方が絶対に良いだろうと思う気持ちがある。
あくまで自分の出来る範囲で決めようとストッパーをかけている。

人のためになれる職業はある。
ただ、自分にもできると思える職業が見つからない。
これなら人の為にも、自分の為にも努力できると思えることがなかなか見つからない。

でも、ここで「自分はダメなんだ」と落ち込むのは間違いだと思う。
人手足りない職業はいくらでもある。
だから、何も考えずに人手を求めているところに行けばいいだけの話。

でも、そう簡単に行けないのは自分に可能性があると信じているからだと思う。
なんかしっくりこない。自分にぴったり合う仕事がきっとあるはず。
この悩みが持てるのって結構わがままで贅沢なこと。

私はオシャレや機械は得意ではないけれど、地方や地域のことは好きだし、辛いとしても学び続けたいと思っている。

でも、地方や地域の何が好き?と聞かれると定まってはいない。
地方や地域は広い。

オシャレや機械も広い。
オシャレにも色々な種類や物があるし、機械も様々だ。

地域も産業、農業、経済、観光色々ある。

みんな色々あるなかでこれだ!と思えるものを見つけようとしている。
多分、それはなかなか見つかるものではない。
それを探していくのも人生の一つの楽しみなのだと思う。

でも、私も働かなければならない。お金は大事。
見つからない見つからないと言っていられない。

とりあえず、仕事でしっくりは諦めよう。
それはそのうちしっくり来るものが見つかるはず。
仕事は一つのステータスでもあるけれど、その人の全てではない。

見つからないのは自分がダメだからじゃない。
それほど新しい視点を持てているのだと自信にしてもいいと思う。

諦めずに探し続けたい。きっと自分にしっくりくるものがあるはず。
それを見つけるのに、絶対絶対楽しいと思えるかが重要になる。

きっと職についている人でも探し求めている物が一人一人あるはず。
それはきっと楽しみの一つ。
自分がダメだと責めている場合じゃない。

ゆるゆると行こう。
ダメだと思えばダメになるし、嫌なところしかみえない。
それも大事だけどね。

楽しい方へ進みたい。

読んでいただき、ありがとうございました。









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