真夜中の246
あと1時間ほどで目を覚まして支度をしなければならないのに。こんなんじゃコンタクトも上手く入れられなくて、化粧のノリも悪くなって、重い身体を抱えて渋谷の街を歩かなきゃいけなくなることもわかってるのに、それでも睡魔は私を襲ってくれない。
最近ふと、未来が怖くなるときは楽しみだなって思うようにしてる。人が怖いのは、分からないからなんだって。何事もまだ経験してないからわかるわけもないし怖がる必要もないやって言い聞かせてる。大丈夫だよ、私はきっとどうにかするし、それができないならちゃんと逃げられるから。って思いながら閉じてくれない瞼がこの世で一番嫌いです。
東京の新生活ね、ほーんとにたのしみなんだ!自分を試したい!ズタボロに叩き潰されて立ち直れないって思うところまで打ちのめされて、そこから這い上がる自分を見たい。こんなのできないって思うような仕事をしたい。もう無理だって局面に立たされて乗り越えていく私をもっと好きになりたい。私を支えてくれる人も、好きだって言ってくれる人も、受け入れてくれる人も、全部置いて行くから怖いよ。いつもひとりでいるような気がしてたけど、結局のところ独りじゃなかったから。でも一人はすごく好きだから、いま私のことを見ててくれる人がもっともっと私のことを好きだって思えるようになりたい。こいつから目離したくないなって思われるぐらいキラキラしたい。って夢はでっかく持っていようと思うんです。
ある3文字について最近よく考える。そして心に黒い絵の具を塗りたくられたような感覚になる。上から白を重ねてもグレーにしかならないそれは、どうやったら消えてくれるのかわからないし多分消えてくれないと思う。どんどん割り切っていくか、考えすぎてどうでもよくなるかしかないのかなあ。過去は変えられないので。
とりあえず早く寝てくれ、朝はすぐそこ。
2019/8/28 3:14:53
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