磐田戦プレビュー

明日はJ1リーグ第6節、ジュビロ磐田戦。
前節の清水エスパルス戦はアウェイでの試合ながら3-1で勝利。5試合の消化のみとはいえ5位という順位は立派な成績だろう。

秋元陽太、山根視来、杉岡大暉、菊地俊介、梅崎司、山﨑凌吾といった昨季からの核となる選手たちに加え、武富孝介、フレイレ、鈴木冬一、小野田将人といった新戦力の台頭、そして何より、新境地のボランチで日本サッカー界に“小さな嵐”を巻き起こしている松田天馬

齊藤未月、岡本拓也、坂圭祐、大野和成、金子大毅と言った面々が試合に出続けなくても誰かしらがカバー出来ちゃっているので、今の好成績を残している、と言っても過言ではない。

しかし、落とし穴は調子の良い時ほど近くなり、予期せぬタイミングで発動してくるのだから、厄介この上ないのだ。

4節の仙台、5節の清水もそうではあったのだが、明日対戦する磐田はリーグ戦で未だに勝ててない。
この3チームは現時点で降格圏に沈んでおり、仙台・清水には“結果で”優位性を保ち続けることが出来た。

ここまでは16位に沈んでいるジュビロ磐田も、今季リーグ戦初勝利を狙って凄まじい勢いと熱気を持って試合に臨むはずだ。‪
強い湘南、を見せたいのなら、自分たちの実力を高め、相手を寄せつけない姿勢を示すことが、今後の闘いを展開する上で非常に重要になってくる。

スピードがあまりないフレイレに対して、磐田はアダイウトンをとことん攻め込ませると思うし、清水戦で3得点全てに絡んだ松田天馬には厳しい包囲網を形成してくることが予想される。
清水戦の終盤に脚を痛めたっぽい山﨑凌吾の状態も気がかりだ。

しかし、今のベルマーレならそれなりの苦境、高いレベルの相手にもそう簡単に屈しはしないし、壁を乗り越えてくれる可能性が昨年よりも高いはずで、よほどの負のスパイラルに巻き込まれなければそこまでの心配はしなくていい。
自分たちのやるべきことを徹底し、やるべきことを行なったら良さをどんどん発揮していって、チームの為にエゴイスティックに得点を狙っていけば勝機は必ず訪れるだろう。

相手は調子が悪いから楽勝〜!なんて浮かれていたら、足元を思いっきり掬われる。
自分たちの土台を整備し、汚れなき頭と身体と心を駆使して、勝ち点3を奪いに行こう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?