春色の季節 -桜 II- @代々木公園
前回の『春色の季節 -桜-』は、実は新宿御苑であった。
その1週間後、今度は代々木公園へと繰り出していた。
花見に来た人でごった返していて、見渡す限り人混みである。
しかしながら、平日の間に雨が降り、染井吉野ももう散り始めである。
おいおい、今年は雨ばかりで、全然”魅せて”くれないじゃないか、桜たちよ。
まぁ、桜も文句を言われても困るだろうけども。
「雨のせいだよ」と。
とはいえ、散り始めの桜も、青空にはよく映えるものだ。
小さな塊がポンポンとついているから、だいぶ老木なのだろうか?
ついでに、花の中央部が赤くなると散り始めのサインだそうだが、どれも赤くなっている…。
人混みから逃れるように奥へ進むと、他の場所と少し異なるしっとりとした雰囲気の中に、蔦の這う老木が静かに佇んでいた。
窪地になっているからわずかに湿地のようになっているのだろうか。
桜並木で人の大勢集まる花見スポットとは違って、こちらは静かな緑の中で文字通り”花を添える”ものたちだ。
代々木公園を一通り周り、後にする。
次回は千鳥ヶ淵。
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