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【グルメ】「祖谷美人」の「祖谷そば」と「でこまわし」(徳島県三好市)

今日ご紹介するのは、徳島県三好市の秘境、祖谷渓いやけいエリアにあるお蕎麦屋さん、「祖谷美人」さん。

こちらで「祖谷そば」「でこまわし」と呼ばれるご当地グルメをいただいたお話だ。

こちらのお店は、最近記事にした祖谷(いや)温泉と、大歩危(おおぼけ)温泉のちょうど中間あたりに位置する。

私は、両温泉に日帰り入浴に伺った日に、こちらのお店「祖谷美人」さんでランチをいただいた。

こちらが、お店の外観。

早速、中に入ってみた。テラス席と、屋内の2つのエリアがあり、好きなほうを選べるとのことだった。

まずは、テラス席へ行ってみた。

テラスからの景色は、このとおり。峡谷が一望できる。

そして、テラスの端には、小便小僧ならぬ、小便タヌキがいた(笑)! 勢いよくおしっこを飛ばしている。ユニークだ。

テラスの入り口には、川魚の塩焼きと、あとでご紹介する「でこまわし」が、炭火で焼かれていた。

テラス席の開放感は捨てがたいが、季節は晩秋、しかも曇りで寒い日だったので、店内の席へ案内してもらった。

こちらがメニュー。

「祖谷そば」というそばが名物だというので、温かいそばを頼むことにした。お勧めに従い、珍しいきじの肉の入った「山賊そば」(1700円)をオーダーした。そして、先ほどの炭火コーナーで見かけた、祖谷名物「でこまわし」(400円)も併せてオーダーしてみた。

まずは、「でこまわし」が到着した。でこまわしとは、そば団子、石豆腐、こんにゃくを串に刺したものだ。

以下のサイトに、「でこまわし」の解説があった。

三好市祖谷地方の名物で、ごうしゅういもという地元のじゃがいもと、そば団子、岩豆腐、丸こんにゃくの串焼き。
名前の由来は、串を囲炉裏にたて、こげないように回しながら焼く様子が、伝統芸能の阿波人形浄瑠璃の木偶(でこ)人形の頭をまわしているように見えたという説や、熱い料理をふうふう吹きながら串をまわす様子が、木偶の頭をまわしているように見えるという説がある。

木偶(でこ)人形を回すように見えるから、「でこまわし」ということか。なるほど。

ちなみに、この串は、こんなに長い!

そして、お待ちかねの祖谷そばがやってきた。「山賊そば」は、きじ肉のほかに、山菜やたけのこ、油揚げなどがたっぷりと盛り付けられており、さらに卵も落としてあった。とても彩りが鮮やかだ。

こちらが、きじの肉。鶏肉と似ているが、やや固く感じる。

こちらが、祖谷そば。平たく柔らかいおそばが、温かく優しいお出汁とよく合う。

優しい田舎料理だ。冷えた身体が、とてもよく温まった。具材も多く、最後まで飽きずに食べられた。

美味しかった。ごちそうさまでした!

こちらの施設の公式サイトは、こちら。

こちらのお店の食べログのサイトは、こちら。

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