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【温泉】下呂温泉「下呂発温泉博物館」

先週、先々週と、下呂温泉の記事をアップした。

実は、下呂温泉に行きたかった理由のひとつが、下呂温泉街の中心部にある、「下呂発温泉博物館」だった。

温泉についての博物館はなかなか珍しいので、興味を持ったのだ。

その博物館は、下呂温泉の中心地にあった。周りにはたくさんの旅館や商店があり、賑やかだ。

こちらが、入り口。

入り口の側にあった、手洗い場所。こちらでは、温泉で手を洗うよう指示がある。これは、入館前からテンションが上がる!

料金400円を支払い、入館。かわいいしおりのような入館証をもらう。

いよいよ入館。温泉に関する展示の数々。ひとつひとつが、大変興味深いものばかり。じっくり読んでいると、思いのほか時間がかかる。

こちらは、郵便局で押されていた温泉地の「風景印」の展示。

「諸国温泉鑑」。

別府温泉と有馬温泉の鳥瞰図。結構似ている。

昔の温泉パンフレットたち。レトロでポップでかわいい。

個人的に気に入ったのが、「温泉すごろく」。北海道から九州まで、温泉地を網羅している。これで遊ぶと、全国各地の温泉に行った気分に浸れそう。

温泉に関する研究文献の数々。

下呂温泉についての掲示も。下呂温泉では、集中管理方式を取っている。こちらのパネルの説明は大変分かりやすかった。

こちらは、石川県岩間温泉の噴泉塔の模型。ものすごい迫力。

温泉が湧きだす仕組みについて、火山性(右)と非火山性(左)を比較した模型。

多様な温泉の形態についてのパネル。

温泉パイプの展示。なかなか見られるものではないので、大変興味深い。

温泉沈殿物のコーナー。

そして、こちらが、この博物館で一番楽しめた、「温泉玉手箱」のコーナー。アンティークの薬棚のような大きな棚に、10の泉質別の説明や、関係する品々の展示があるのだ。

上のほうに、温泉タオルが並べられている!

こちらが、手前の5つ。単純温泉、二酸化炭素戦、炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫酸塩泉のコーナー。

そして、残りの5つは、含鉄泉、硫黄泉、硫黄泉(硫化水素型)、酸性泉、放射能泉。

このとおり、それぞれの泉質のお湯が、ペットボトルに入れられて収納されているのだ! これは、かなり、マニアック!

東京蒲田黒湯温泉のお湯。かなり黒い。

過去に訪れたことのある温泉のお湯を見つけて、テンションMAX。

国見温泉のお湯は、濃い緑色!

さらに、こちらには、下呂温泉の温泉を使用した、足湯コーナーがある(博物館入館者のみ利用可。)。

ここで、館長さんらしき方がやってきて、熱いお湯と水の交互浴を勧めてくれた。

手前から奥に、左側の熱いお湯の通路を裸足で進み、向こうまで到達すると、今度は、右側の冷水の通路を、こちら側まで戻ってくる。それを4回続けると良い、ということだった。

実際にそうしてみると、かなり気持ちがよく、すっきりし、足の疲れが吹き飛んだ。

左側のお湯は、かなり熱い!

そして、さらにマニアックなのが、「温泉博士の部屋」。全国各地の温泉ランキング表や、沢山の資料が格納されている。

ずっと、ここにこもっていたい…。
温泉ランキングと、全国の温泉パンフレット。パンフレットは持ち帰り可。

いやあ、楽しかった! 時間の制約もあり、滞在したのは1時間程度だったが、あっという間だった。時間が許せば、もっとじっくり展示物を見学したかった。 

全国の温泉ファンの皆さんには、是非一度訪問されることをオススメします。

ご参考になれば幸いです!

こちらの博物館のウェブサイトは、こちら。

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