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【温泉】下呂温泉「民宿 ラムネ屋」(岐阜県下呂市)

先週、下呂温泉の自噴池で、温泉と花火を堪能したことを記事にした。

今日ご紹介するのは、その日に宿泊させていただいたお宿、「民宿 ラムネ屋」さん。

こちらのお宿を選んだ主な理由は、3つある。

源泉かけ流しであること、②貸し切りで温泉を楽しめること、③宿泊料が安いこと、だ。

まず、①源泉掛け流しであること。下呂温泉の色々なお宿を調べたところ、源泉かけ流しのお宿が極めて少ないことが分かった。かなりのお宿が、循環ろ過システムを採用している。これは、下呂温泉が温泉街全体で集中管理システムを取っているからのようだ。こちらの施設は小規模で、湯船が小さいため、循環ろ過をせずとも、常に湯船を源泉で満たすことができるのだろう。

※下呂温泉の集中管理システムについては、下呂観光協会のホームページをご覧ください。

そして、②貸し切りで温泉を楽しめること。上述のように、湯船が小さいこともあり、お風呂は貸し切りで、予約制だ。「独泉」できるというのは嬉しい。

最後に、③宿泊料が安いこと。1人1室(一人旅)1泊の室料が、朝食付きで、6000円を切っていた。下呂温泉のなかではかなりお安いほうだった。

さらに、ロケーションも良い。自噴池に近く、飛騨川の反対側の繁華街の中心からも遠くないが、程よく離れており、静かな環境だ。駅からも徒歩圏内だし、駐車場もある。

また、目の前に、街の温泉銭湯もあり(私は行かなかったが)、地元の雰囲気も楽しめる。

そして、極め付けに、口コミ評価が大変高かった。

これらの情報を確認するや、速攻で予約した。

こちらが、お宿の外観。

一つの建物に、食堂と民宿が同居している。

こちらが、民宿の入り口だ。「本日満室」の札が掛かっていた。人気のほどがうかがえる。

扉を開けると、玄関に、受付コーナーが。

チェックインを済ませる。部屋は2階。フロントの後ろの階段を上がる。

廊下の右側に、居室が並ぶ。

私の部屋。お布団が引いてある(嬉しい!)。

部屋の奥に、テレビ、お茶セットあり。

共同の洗面所。洗濯機もある。左の扉が、トイレ。トイレは男女共用。

さて、最も重要な、お風呂について。

こちらは、30分貸し切り制で、チェックイン順に、空いている時間帯を選べる。私は、夕方、夜、早朝の3つの時間帯を予約させていただいた。

自分の時間になったら、お宿の方が声をかけてくれる。「お風呂どうぞ」の声を合図に、いざ、出陣!

こちらが、脱衣所。シンプルで、清潔。

ドアを開けると、お風呂場。洗い場と、湯船。

底がタイル貼り。シンプルな造り。小さいが、深い。体操座りをすると、顎の下までお湯がくる。

そして、右奥の注入口から、源泉が注がれている。

こちらは、洗い場。

タイルが、かなり素敵だ。東海道五十三次のようだ。

拡大してみる。1枚のタイルに、1枚の宿場の絵。

脱衣所に掲示してあった、温泉分析書。「下呂温泉集中管理」と書いてある。集中管理しているから、どこの宿も同じ分析書のようだ。

注意事項の掲示。循環ろ過装置の使用のない、源泉掛け流し。ただし、熱いので、多少の加水あり。さらに、各自で加水できる。

感想。とてもよいお湯だった。アルカリ性で、トロトロ。美人の湯と言われているだけある。源泉はやはり熱く、私も多少の加水をさせていただいた。

今回の宿泊は、朝食付きのプランにし、夕食は頼んではいなかった。夕食をどこで取ろうかと考えていたところ、チェックインの際、同じ建屋の食堂セクション「食堂 ラムネ屋」で、食堂の通常のメニューをオーダーして夕食を取ることができると聞いた。せっかくなので、そちらで夕食を取ることにした。詳しくは、次の記事をどうぞ。

この日は、街歩きと花火鑑賞を楽しみ、極上のお湯を堪能して、ぐっすりと眠ることができた。

一夜開けて。こちらが、朝食。栄養バランスがよく、そして美味しい!

こちらのお宿のこの日の客層は、年配の1人客が多く、みなさん静かで、マナーが良かった。下呂温泉の中心街では、時々、大学生くらいと思われる若者グループが、傍若無人に大騒ぎしている姿も見かけたが、ここは中心街から少し離れているせいか、落ち着いていた。ひとり旅行者にとって、居心地が良く、気に入った。

温泉良し、食事良し、アクセス良し、料金良し、客層良し。一人客に優しい、素晴らしいお宿でした。お世話になりました!

こちらのお宿を紹介した、下呂温泉旅館協同組合のウェブページはこちら。

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