【温泉】道後温泉「道後温泉本館」（愛媛県松山市）
最近、松山城を訪問した記事と、湯築城を訪問した記事をアップした。この２つは、愛媛県松山市にある。
愛媛県松山市と言えば、有名なのは、道後温泉だ。道後温泉は、3000年ともいわれる歴史を有する、日本を代表する温泉地だ。夏目漱石の『坊ちゃん』に登場することでも知られている。
そして、道後温泉といえば、明治27年(1894年)に建造された公共浴場である、「道後温泉本館」が有名だ。国の重要文化財に指定されているほか、経済産業省の近代化産業遺産にも認定されている。現在、2019年1月から開始された保存修理工事が進められているところだ。
せっかくなので、お城巡りの後は、道後温泉のお湯をいただき、疲れた体を癒すことにした。
こちらが、私が訪問した際の、道後温泉本館。
保存修理工事が進んでいる。
この時は、一部のみ営業中であった（※最新の営業状況を常にご確認ください。）。入口で整理券をもらい、指定の時刻に訪問するシステムになっていた。
外壁に、道後温泉の歴史が表示されていた。
私が訪問した時期には、ちょうど、「道後REBORNプロジェクト」なるプロジェクトが展開中だった。手塚治虫がライフワークとして描き続けた「火の鳥」とコラボレーションした各種発信が行われていた。
こちらは、明治時代のパネル。
昭和時代のパネル。
整理券をもらい、指定の時刻に改めて出直して、入浴してみた。単純温泉らしく、無臭。温度は、ちょうどよい。歴史あるレトロな内観は一見の価値あり。浴槽は、普通の公共浴場よりも、ずっと深さがあり、しっかりと全身を温めることができた。
お風呂から上がると、プロジェクションマッピングが行われていたのに遭遇した。薄暗い夜空に、火の鳥が映える。
なお、道後温泉本館は、本日（2021年9月18日）現在、当面の間、臨時休館中とのこと。
コロナ禍のなか、温泉地にとっては、大変な状況が続いていると思うが、日本の誇る道後温泉を、心から応援したい。
いいお湯でした。お世話になりました！
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