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【グルメ】「みなと食堂」の「平目漬丼」と「せんべい汁」(青森県八戸市)

今日ご紹介するのは、青森県八戸市にある「みなと食堂」さんの「平目漬丼」と「せんべい汁」。こちらのお店は、食べログでTOP5000に選出されるほどの有名店だ。事前情報では、いつも朝早くから行列ができていて、とりわけ「平目漬丼」が大人気メニューらしいということだった。

お店の場所は、八戸市の陸奥湊の海鮮市場近くにある。JR八戸線というローカル線で行くこともできるが、列車の本数が少ない。車で行く場合は、お店の駐車場が3台分しかなく、すぐ満車になるため、コインパーキングなどを探さなければならない。

私が訪問した日は、車で動いていた。だから、駐車場が見つからなければ、諦める覚悟で出かけた。すると、なんということでしょう! 駐車場にちょうど1台分だけ、空きがあった。これは僥倖、ということで、早速車を停めて、お店に向った。

この日は平日、しかも月曜日だった。そして朝食にも昼食にも中途半端な時間帯だった。そのためか、行列はできておらず、すんなりと入店することができた。奇跡だ。

それでも、店内は、9割がたお客さんで埋まっていた。たくさんの手書きのメニューが、壁に貼ってある。

私がオーダーしたのは、平目漬丼とせんべい汁のセット(1400円、2022年時)。

少し待って、運ばれてきたのが、こちら。

こちらが、大人気の平目漬丼だ!

丼一面に、美しく平目の漬けが並べられている。その下にあるご飯は、全く見えない。これほどの平目を一度に食べられる機会は、なかなか、ない。並べられた平目の真ん中には、卵黄とわさびが鎮座している。

まずは平目の漬けを1枚、そのままいただいてみた。あっさりとした平目に、甘辛い漬けダレが絡んで、絶妙な仕上がりだ。これは美味しい!

次に、卵黄を崩して、平目と絡める。

すると、絶妙な平目の漬けにさらに卵黄のまろやかさが加わり、口のなかでとろける! ご飯が進む進む。これが美味しくないわけがない!

こちらでの平目の漬けは、八戸港で水揚げされた新鮮な平目を、冷蔵庫で2日間寝かせて熟成させたうえ、直前に特製のタレに3分漬けてから提供しているらしい。タレには醤油、酒、みりんのほか、ニンニクが使われていて、ニンニクの風味が良いアクセントになっていた。

そして、こちらが、せんべい汁。青森の郷土料理だ。


キノコやネギなどの具だくさんのお汁に、薄いせんべいが入っている。しなしなした触感が珍しい。薄味の優しいお味で、平目漬け丼ともよく合っている。

私が食事を終える頃には、お店の表には入店を待つ人でいっぱいになっていた。そして駐車場に戻ると、駐車場待ちをしているらしいマイカーも数台あった。やはり大人気のお店で、待ちなしで入店できたのは相当ラッキーだったようだ。

評判どおりの素晴らしいお店、素晴らしいお料理だった。八戸市を訪れる方には、自信をもっておすすめしたい。ただ、待ち時間が発生することや、列車の時間や駐車場の場所等を考慮に入れて、時間に余裕をもったスケジューリングをされることをおすすめする。

美味しかった。ごちそうさまでした!

こちらのお店の食べログのサイトは、こちら。

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