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【温泉】妙見温泉「秀水湯」(鹿児島県霧島市)

今日ご紹介する温泉は、鹿児島県霧島市にある妙見温泉「秀水湯」さん。こちらで立ち寄り湯をいただいたときのお話だ。

駐車スペースに車を停めてから、建物のほうに向かう。

ふつうの民家のような佇まい。

近づいてみると、指圧治療院の看板があった。事前情報によると、指圧治療院を併設しているとのこと。

一体どこが温泉・・・?と迷っていると、女将さんが出てきて、温泉は奥にあることと、立ち寄り湯の料金は200円(2022年12月時)で、こちらの竹の筒に入れることを教えてくれた。

奥へ進むと・・・。

こちらが、入り口。手作り感満載だ。

こちらが、温泉の表示(平成4年度のもの)。泉質は、ナトリウム・カルシウム・マグネシウムー炭酸水素塩泉とのこと。

まずは脱衣所へ。

狭い脱衣所の先に、浴場。

ドアを開けてみると、そこは、神秘の空間だった。さほど広くはない浴場に、茶色がかったお湯が、ざばざばと勢いよくかけ流しにされている。これは、すごい。そして、鉄の香りが漂っている。

鹿児島県観光サイトより
同上

このとき、ここには、先客として、地元のお母さんたちが3名いらっしゃった。お母さんたちにあいさつをして、スペースをつくってもらい、湯船に参戦。熱めのお湯が、一気に全身を駆け巡る。あまりの気持ちよさに、思わず「はあ~」と声がもれる。

すると、待ってました!とばかりに、お母さんたちが鹿児島弁で話しかけてきた。「どこから来た?」「温泉好きなのか?」「どうやってここを知った?」「これからどこの温泉を周るのか?」という趣旨のことを聞かれたと思う(全部は聞き取れず)。そして、色々と地元の情報を教えてくださった。こうやって地元のお母さんたちとお話しできるのは、一人旅の途上にあって、何よりも嬉しいことだ。

ひとしきり身も心も温まってから、もうひとつある別の浴槽に向かった。脱衣所を出た反対側にある。

小さいエリアに、簡素なカーテンがかかっている。なかなか鄙びた光景だ。

カーテンの先は、こんな感じ。上のほうから、お湯がドボドボと掛け流されている。おお、これは、打たせ湯だったのか。

打たせ湯の浴槽の右側は、水風呂。なかなかバリエーションに富んでいる。

すごい勢いでお湯が投入されている。温度はぬるめ。

こんなに簡素で鄙びた(失礼!)施設で、これほどの極上のお湯が、これほど惜しげもなく掛け流されているとは。いやはや、恐れ入った。地元のお母さんたち愛されているのも納得だ。

いいお湯でした。お世話になりました!

こちらのお宿の公式サイトは、こちら。

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