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【グルメ】「おにぎり処 首里 ななむすび」の「おにポー」(沖縄県那覇市)

今日ご紹介するのは、沖縄県那覇市にある「おにぎり処 首里 ななむすび」さんの「おにポー」

えっ、おにポー? 何それ? 読者の皆さんの多くは、おそらくそう思われたことだろう。

「おにポー」とは、「ポークたまごおにぎり」を略したものだ。ここでいうポークは、「SPAM(スパム)」というブランドのランチョンミート。これを玉子焼きとともにご飯で巻いたものが、「おにポー」なのだ。沖縄のご当地グルメのひとつだ。

こちらのお店「おにぎり処 首里 ななむすび」さんは、首里城のすぐ近くにある。そこで、首里城を観光した際に、こちらで「おにポー」をいただいてみることにした。

こちらが、メニュー。全ての「おにポー」に、スパムと玉子焼きが入っている。その基本のおにポーに加え、さらに色々な具材を加えた複数の種類の「おにポー」が提供されていた。ツナマヨやかつお梅といった、本土でも定番のおにぎり具材のほか、もずく天ぷらやゴーヤーチャンプルなど、沖縄らしい具材もある。そして、ご飯は、白米と玄米から選ぶことができる。

カウンターでオーダーし、「おにポー」が調理されるまで、明るくきれいな店内で座って待った。待っている間に、SPAMを焼く香ばしい匂いが漂い、食欲をそそる。

しばらく待って、運ばれてきたのが、こちら。

私がオーダーしたのは、「ゴーヤーチャンプルおにポー(玄米)」「タコスおにポー(白米)」(いずれも430円)と、もずくスープ(300円)(※値段は2021年11月当時)。

早速、わくわくしながら、ふたつの「おにポー」の包み紙を開いてみた。

すると、大きなおにぎりが現れた!

ゴーヤーチャンプルおにポー(玄米)
タコスおにポー(白米)

おにぎりというよりは、米でできたサンドイッチというほうがしっくりくるだろうか。どちらも、大きな具がみっちりと詰められている。注意しないと、すぐ、崩壊してしまいそうだ。

まずは、ひとつめ。「ゴーヤチャンプルおにポー(玄米)」を、その場でいただいてみた。

うん。これはいい!

スパムも玉子も、ゴーヤチャンプルも、それぞれシンプルでよいお味。そして全体的としてよくまとまっている。玄米もほどよい固さで食べやすかった。

そして、サイドメニューのもずくスープをいただいた。さっぱりしたスープに、予想以上の量のもずくが入っていた。美味しいし、身体に良いに違いない。

おにポーひとつと、もずくスープを食したところで、お腹がいっぱいになってしまった。もうひとつのおにポーを、続けて食べるのは無理だ。

そこで、残った「タコスおにポー」は持ち帰ることにし、少し時間を置いてから食べることにした。

そして、首里エリアを後にし、南方面へレンタカーを走らせた。途中、海に面した美しい公園で、少しひと休みすることにした。

ここまで来ると、少しお腹も減ってきた。そこで、先ほどの「タコスおにポー」をいただくことにした。海がよく見えるベンチに座り、包み紙を開く。

おお、これは、なかなか絵になるではないか!

タコスは、メキシコ料理のファストフードだ。この「タコスおにポー」は、タコスの具であるお肉(タコミート)やトマト、チーズなどを、スパムと玉子焼きとともにご飯で挟んだものだ。

タコスがご飯に合うのか、最初は味がよく想像できなかったが、なかなか美味しかった。よく考えてみると、沖縄ではタコスの具をご飯に乗せた「タコライス」というご当地グルメがあるくらいだから、タコスの具とご飯の相性は悪いはずがない。

これ以上ない晴天のもと、日の光を浴びてキラキラと輝く海を見ながら、タコスおにポーをほおばったこのひとときは、忘れられない旅の一ページとなった。

美味しかった。ごちそうさまでした!

こちらのお店の公式サイトはこちら。

こちらのお店の食べログのページはこちら。

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