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先端教育を選ぶ勇気

しばらくnoteから足が遠のいていた。…というのも息子の受験で忙しかったから。

受験と言っても、いわゆる"中学校受験"ではないです。夫の知り合いがサポートしている学校に受験してみませんか?と誘われて…。息子に話したところ「面白そうだから行ってみたい!」とのことで、急遽受験をすることになったのでした。

欧米の最先端の教育を導入していて、いわゆる非認知能力を育むような学校。授業も英語で行われるそうで。既存の公教育に失望している私たち夫婦にとっては是非行かせたい教育プログラム。息子もこんなところに入れたら良いなあ、とノリノリで。半年間、英語を頑張って試験に臨みました。

結果としては、(忖度は無く)

合格


でした。


この結果が出たのが数日前。
まだ入学式するかとても悩んでいます。

そこは一条校ではないため、学校として認定がされていないんです。いわゆるインターナショナルスクールと同じ扱い。進路はみなさん海外の学校へ進むのだと思います。

もし、途中で合わないとなった時、日本の高校を受験することが難しくなるかもしれない。
それにもし、先端教育が間違っていたら??修正は効くのか?
日本の教育の王道ルートから外れる勇気があるのか?
親元から離れて暮らしていけるのか?(寮)
息子は習い事を真剣にやっていて、全国大会にも出ていて…。入寮するということは、お教室は辞めなくてはならない。その学校の周辺にはアスリートレベルのクラスが無い。

などなど色々なことを考えてしまい。

息子も悩みに悩んでしまっています。
めちゃくちゃ行きたいけど……。という感じ。

親の方も、何より学費が信じられないほどに高すぎて…考えてしまう。寮費も入れると年間すごい額です。ここまで出したのだから!と子どもに将来を期待してしまいそうで…それも怖いです。息子も自分でホームページを調べて、その金額の高さに躊躇いがあるようで。

でも、先端教育を与えたいならその程度の投資は仕方ないのかもしれない。アメリカなどは良い教育は高額で当たり前ですし。

でも、それだけの価値があるのか?考えてしまう。

夫は息子に自分で決断させよう、と言っています。
自主自立を重んじてきた、我が家。
選択をさせるということそのものが、既に良い教育機会だと捉えている。と。

だからこそ今回、息子に決断させてこそ意味があると。
人生は決断の連続だから。
今までも、全て息子に選択させてきた私たち。
入試もいわゆる学力テストではなく、グループ学習をしている様子からその子の素養を評価するもので。協調性や決断力が評価してもらえたのはその為かもしれない。
そして未知へのチャレンジが大好き!と言い切れるマインドも、自主自立を重んじて来たからかもしれない。。。
この大きな決断は息子の糧になるとは思う。

あとは神さまのお導き。


でも…私は、賭けのような気持ちになってしまいます。
息子に合うか合わないかわからないし。
こんな賭けをして良いのか。。
大切な一人息子です。。


これからの時代に、既存の古い教育ではもう生き抜けない。新しい教育を。
と、夫は言うけれど(教育界に身を置く夫の言葉だから信じたい)

人と違う道を選ぶというのは厳しい道でもあり。
リスクのそれだけ大きい。

親としてはとても迷います。

かわい子には旅させよ、子離れしないと、夫に言われますけど…まだ12歳の子と別々に暮らすことも心配です。そして寂しい。

どのようになるのか?

息子の決断に任せる。

これは本当に親も忍耐が問われますね。


どのような決断をしようと、息子の幸福を祈るのみです。



ただの悩みのような記事になってしまいました。
読んでくださった方、ありがとうございます。






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