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家庭科「1」の女、裁縫をやる。

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不器用でガサツで根気がなく、家庭科の成績「1」をとったワタシが40過ぎて突然お裁縫を始めた記録。世界でひとつしかないイカレたブツを作るのは楽しいよ。亀の歩みで進化中。
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#ロックミシン

【裁縫録0137】 カシュクール(クライ・ムキ式)

カシュクールって何さクライ・ムキ式ソーイングスクールの中級編3つめは「カシュクール」。ファッション用語に疎いワタシはそもそもなんのことだかわからなかったが、左右の布を胸の前で打ち合わせた衣服をいうらしい。フランス語で「心臓を隠す」って意味なんだってさ。 出来上がり見本をみたら、胸元が結構広く開いている。左右の布が前に垂れてきそうだし、これ1枚で着られる感じではないな。どうせ下に何か着ることになるならスケスケの生地で作ってもいいんだよね? …ということで、こんな網みたいなの

【裁縫録0135】 SOU-SOU柄の夏用パーカー

カバーステッチミシン去年,ロックミシンを買おうと決めた時から、カバーステッチミシンも気になっていた。カバーステッチミシンって何をするものかというと、よく市販のTシャツの裾に使われている、オモテは2本の縫い目、裏は布端をかがった縫い目に仕上げるアレだ。 これね、ただ見栄えがいいってだけではなくて,伸縮性があるのがポイント。レジロンみたいな伸びる糸ではなくて普通の糸で縫っても、引っ張りに強くできるのだ。これがニットソーイングをやるのにとても便利らしい。 ロックミシンを買う時に

【裁縫録0133】 テーパードパンツ(クライ・ムキ式)

無難なものを作ろうクライ・ムキ式ソーイングの14作目はテーパードパンツ。1つ前のショートジャケットが、あんまりワタシの雰囲気じゃないなぁ…と思ったので、今度はしっかり使えるやつを作ろうと思った。 トーカイで売ってる面白い柄の生地ばっかり選ぼうとすると奇怪なものができるのよね…というわけで、今回はレギンス感覚でいろんなトップスに合わせられるよう、遠目で見るとデニムっぽく見える極めて無難な生地を選んでみた。 タックとゴムベルト初級編で作ったパンツとの違いは、左右にタックが入る

【裁縫録0132】 ソレイアードのショートジャケット(クライ・ムキ式)

中級編だとかクライ・ムキ式ソーイングで初級編の12着を作り終えたので中級編に突入…って言ってもまだボタンとかファスナーとか副資材の類は全然使ってないんだけどね。 中級編1着目はショートジャケット。またボタンは出てこないので前は開けたまま着るタイプ。…でもこれ、見本をぱっと見た感じ、私が普段着るのとはちょっと雰囲気の違う服だなぁ…。 どんな生地で作るか迷った挙句、選んだのはこれ。 ソレイアードらしい。 接着芯登場今回初めて接着芯が登場。このお教室で使う接着芯はロール状にな

【裁縫録0130】 SOU-SOU柄のレギンス

薄手のニット地が余った去年の秋ごろにクライ・ムキ式ソーイングスクールでボートネックTシャツを作った。 この時の生地は既にカットされた状態で売ってたもの…ということは大抵結構な量の余りが出るということ。 SOU-SOUと手芸店のトーカイがコラボして作ったというお気に入りの生地。いいお値段だったけど、2着作れるなら!ということで買ったのだった。 柄物のレギンスが欲しい程よく薄手で、でも透けない生地だからレギンスでも作りたいな。尺はギリギリ足りそう。 無地のチュニックやワン

【裁縫録0128】 ゴム付きキュロット(クライ・ムキ式)

夏向けの生地クライ・ムキ式ソーイングの12着目の課題は「ゴムつきギャザースカート」または「ゴムつきギャザーキュロット」。最近は「スカートあんまりはかないんだよね」って人も多いからか、どちらも選べるようになってるのは嬉しい♪ スカートに比べるとかかる手間はちょっと多めなんだけど、でも着ないもの作っても仕方ないしね〜。 裏地はつかないので透けない生地で。それ以外の制約は特になし…ということでサラッとした夏向けの生地をチョイス。 ロックミシンでギャザー寄せ今回のキモはロックミシ

【裁縫録0126】 ジャンスカ(クライ・ムキ式)

縫いやすい生地でクライ・ムキ式ソーイングスクールの11作目はジャンスカ。短めのデザインで、レギンスや細めのパンツと合わせるのが前提な感じの。 前回の見返し続きカーディガンは生地選びに失敗し、伸びる・ヨレる・ズレるの三重苦でたいへん苦労した。 今度は縫いやすい生地でやるぞ!と決めて,先生に聞きながら無難そうなのを選んだ。 スッキリした見返し仕上げ今回の作品は、上半分…つまり、襟ぐり、袖ぐりをカバーする形で前身頃・後身頃に見返しがつく。身頃同士、見返しどうしそれぞれ肩を縫い

【裁縫録0122】 余り布有効利用のトレーナー

お気に入りハギレクライ・ムキ式ソーイングスクールで使うためにトーカイで買った冬っぽいニットが少しだけ余った。 これ、布帛だと結構な量のハギレだと思うけど,ニットであんまり小物作らないから(ワタシがまた使い道をよくわかってないだけ?)この分量というのは正直中途半端で困る。でも気に入ってる柄だし,手芸店のニットは高いし、ちゃんと有効利用しないともったいないよね…。 この生地、横方向にかなり伸びるから、袖ぐりとか襟ぐりとかにリブニットの代わりに使えるかも…。 この前作ったma

【裁縫録0124】 見返し続きカーディガン(クライ・ムキ式)

肌触りの良い生地クライ・ムキ式ソーイングの10作目は「見返し続きカーディガン」。初級ではボタンとかファスナーとかは出てこないので,ハラリと羽織るだけのシンプルカーディガンだ。冬用の暖かい生地で作ってもいいけど、でも寒がりのワタシは冬用にするなら前をきちんと留めたいところ。羽織るだけなら夏の冷房対策にする方がいいかも。 売り場に春夏物の生地も少しずつ増えてきた。しっとりした肌触りの、落ち感のある辛子色の生地が気に入った。以前ユニクロでこんな感じの黒の羽織ものを買ったことがある

【裁縫録0121】 ラグランパーカー(クライ・ムキ式)

春物にしようクライ・ムキ式ソーイングスクールの初級9つめの課題はラグランパーカー。 これ、少し前に別の生徒さんが冬用のモコモコ生地で作っていて「いいなぁ」と思っていた。試着したところを見せてもらったら冬場のアウターとしてかなり良い感じ! ただ、作った本人は「ポケットが欲しい〜」とコメントしていた。初級ではポケットはまだ難しいもんね…。 アウターとして着るなら確かにポケットがないと物足りなく感じるかも。それなら、春夏に1枚で、あるいは何かの下に着られるものを作ればいいんじゃ

【裁縫録0120】 ピーナッツのトレーナーとソックス

千葉県民な服去年5月にハンドメイドイベントでmaffonのリバーシブルジャガードニットを知り,いつかこれで服を作ってみたいと思っていた。ただ、普通のミシンでニットの服を作るのは難しそうだから、ロックミシンを買ってからかな…とも。 そのイベントで買ったmaffonソックス用のキットで作ってみたのがこちら。予想通り良い肌触り。これなら服にしてもいいかな。 表裏2枚の生地を貼り合わせてリバーシブルにしてあるので、その2枚が断端から剥がれてきやすいというのが要注意ポイントではある

【裁縫録0112】 タックキュロット(クライ・ムキ式)

今回は無難路線クライ・ムキ式ソーイングのカリキュラム6つめはタックスカート。スカートは滅多に履かないんだよなぁ…って思ってたらキュロットも選べるとのことなのでそちらを選ぶ。たぶんスカートより工程はちょっと多くて時間かかるけど、着ないもの作っても仕方ないしね。 生地は、最初デニム風のを勧められたけど、少し前に布帛でデニムのワイドパンツを作ったばかりなので違う感じのがいいな〜。 いろいろ迷ったけど最後は無難そうな茶色をチョイス。柄物が大好きだけど、こういうのを柄物でやるのはち

【裁縫録0118】 ドルマントップス(クライ・ムキ式)

生地が決められず…クライ・ムキ式ソーイングスクールのカリキュラム作品8つめ。今回は「ドルマントップス」。身頃と袖がひと続きになってる、縫うところ少なめのパターン。今回習得するスキルは,袖口と裾にリブをつけること。少し短めに裁断した布を伸ばしながら縫いつけてふんわりしたシルエットに仕上げる。 本来は袖口や裾には「リブニット」とよばれるそれ専用の生地を使う。スウェットとかの袖口によく使われてるゴムみたいに伸縮性のある生地だ。でも、しっかり伸び縮みする生地を使うなら、本体と同じ生

【裁縫録 0115】 ドレープカーディガン(クライ・ムキ式)

習ったことばかり…のはずがクライ・ムキ式ソーイングスクールのカリキュラム7つめは「ドレープカーディガン」。夏だったら薄手のヒラヒラした生地で作るのがいいらしいが、どうせなら今の時期に着られるものが欲しいよね…ってことで暖かそうなのを選ぶ。また反物タイプじゃなくてカット済みの生地を選んでしまったので使い残しをどうするか考えないといけない…。 前たてと裾と袖口を巻きロックで処理する簡単仕様で、パッと見た感じ初めてのスキルもなく、無難に出来上がりそうな気がしていた。 …が、肩を