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家庭科「1」の女、裁縫をやる。

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不器用でガサツで根気がなく、家庭科の成績「1」をとったワタシが40過ぎて突然お裁縫を始めた記録。世界でひとつしかないイカレたブツを作るのは楽しいよ。亀の歩みで進化中。
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記事一覧

【裁縫録0135】 SOU-SOU柄の夏用パーカー

カバーステッチミシン去年,ロックミシンを買おうと決めた時から、カバーステッチミシンも気になっていた。カバーステッチミシンって何をするものかというと、よく市販のTシャツの裾に使われている、オモテは2本の縫い目、裏は布端をかがった縫い目に仕上げるアレだ。 これね、ただ見栄えがいいってだけではなくて,伸縮性があるのがポイント。レジロンみたいな伸びる糸ではなくて普通の糸で縫っても、引っ張りに強くできるのだ。これがニットソーイングをやるのにとても便利らしい。 ロックミシンを買う時に

【裁縫録0134】 客家花布のサコッシュ

花柄を見せたい去年秋に台湾に行って,台南の市場で買ってきた客家花布。これでワイドパンツを作ったんだけど、ハギレがちょっとだけ残った。 ポーチぐらいなら作れそうだけど、この個性的すぎる布、カバンにしまい込むんじゃなくて、身につける何かにした方が楽しいかも! …というわけで、ポーチをちょっとアレンジしてサコッシュでも作ってみることに。 カバン用のチェーンは百均か手芸店に行けばあるでしょ…と仕事帰りに探してみたが、しっくりくるものが見つからず、Amazonでポチった。 作り

【裁縫録0133】 テーパードパンツ(クライ・ムキ式)

無難なものを作ろうクライ・ムキ式ソーイングの14作目はテーパードパンツ。1つ前のショートジャケットが、あんまりワタシの雰囲気じゃないなぁ…と思ったので、今度はしっかり使えるやつを作ろうと思った。 トーカイで売ってる面白い柄の生地ばっかり選ぼうとすると奇怪なものができるのよね…というわけで、今回はレギンス感覚でいろんなトップスに合わせられるよう、遠目で見るとデニムっぽく見える極めて無難な生地を選んでみた。 タックとゴムベルト初級編で作ったパンツとの違いは、左右にタックが入る

【裁縫録0132】 ソレイアードのショートジャケット(クライ・ムキ式)

中級編だとかクライ・ムキ式ソーイングで初級編の12着を作り終えたので中級編に突入…って言ってもまだボタンとかファスナーとか副資材の類は全然使ってないんだけどね。 中級編1着目はショートジャケット。またボタンは出てこないので前は開けたまま着るタイプ。…でもこれ、見本をぱっと見た感じ、私が普段着るのとはちょっと雰囲気の違う服だなぁ…。 どんな生地で作るか迷った挙句、選んだのはこれ。 ソレイアードらしい。 接着芯登場今回初めて接着芯が登場。このお教室で使う接着芯はロール状にな

【裁縫録0131】 台湾の客家花布でワイドパンツ

客家花布去年11月に台南の西門市場で、「客家花布」とよばれるカラフルな生地を買ってきた。 この布、かつて現地ではシーツに使ったりしていたらしい。今ではポーチとかバッグとかの小物になって台湾土産のお店で売っていたりする。ワタシも何年か前に台北の永廉街でそういうお店に行ったことがあるよ。 多分現地の人は(少なくとも若い人は)これで服はあんまり作らないのかもしれないけど、ワタシはこれで着られるアイテムを作ってみたいんだよね…。 ワイドパンツを作ろう柄物のトップスはいろいろ持っ

【裁縫録0130】 SOU-SOU柄のレギンス

薄手のニット地が余った去年の秋ごろにクライ・ムキ式ソーイングスクールでボートネックTシャツを作った。 この時の生地は既にカットされた状態で売ってたもの…ということは大抵結構な量の余りが出るということ。 SOU-SOUと手芸店のトーカイがコラボして作ったというお気に入りの生地。いいお値段だったけど、2着作れるなら!ということで買ったのだった。 柄物のレギンスが欲しい程よく薄手で、でも透けない生地だからレギンスでも作りたいな。尺はギリギリ足りそう。 無地のチュニックやワン

【裁縫録0129】 かぼちゃの巾着トートエコバッグ

大胆なかぼちゃ柄REALFABRICは、オリジナル生地を作れたり、たくさんのプロ・アマ作家さんのテキスタイルデザインから選んで1mからプリント注文できるサイト。 いろんな大きさのかぼちゃを大胆に配置した素敵なデザインを見つけてしまった。 これは良い!でも服にするのは他に合わせるものなどいろいろ難しそうだな…。エプロンでも作るか?でもそんなに使わないかな? あ、エコバッグとかいいかも♪ REALFABRICで選べる撥水トロマットというポリエステル生地がエコバッグにちょうど

【裁縫録0128】 ゴム付きキュロット(クライ・ムキ式)

夏向けの生地クライ・ムキ式ソーイングの12着目の課題は「ゴムつきギャザースカート」または「ゴムつきギャザーキュロット」。最近は「スカートあんまりはかないんだよね」って人も多いからか、どちらも選べるようになってるのは嬉しい♪ スカートに比べるとかかる手間はちょっと多めなんだけど、でも着ないもの作っても仕方ないしね〜。 裏地はつかないので透けない生地で。それ以外の制約は特になし…ということでサラッとした夏向けの生地をチョイス。 ロックミシンでギャザー寄せ今回のキモはロックミシ

【裁縫録0127】 ナマケモノアロハシャツ

セール品ワゴンの中から去年の秋ごろに日暮里繊維街のトマトで、セール品のワゴンに無造作に積まれた生地の中から、こんなのを見つけた。 ナマケモノさんだ!かわいい! 長さは1.6m。ちょっとしたトップスなら作れるな…。とりあえず買っておこう♪ アロハシャツにしようしかしこれ、結構厚手でしっかりしたオックスの生地なのだ。こういうのでふわっとしたガーリーなもの作ってもイメージ通りにならないし、あんまり着心地が良くなかったりするんだよな…。 多分ある程度カチッとした感じのシャツにす

【裁縫録0126】 ジャンスカ(クライ・ムキ式)

縫いやすい生地でクライ・ムキ式ソーイングスクールの11作目はジャンスカ。短めのデザインで、レギンスや細めのパンツと合わせるのが前提な感じの。 前回の見返し続きカーディガンは生地選びに失敗し、伸びる・ヨレる・ズレるの三重苦でたいへん苦労した。 今度は縫いやすい生地でやるぞ!と決めて,先生に聞きながら無難そうなのを選んだ。 スッキリした見返し仕上げ今回の作品は、上半分…つまり、襟ぐり、袖ぐりをカバーする形で前身頃・後身頃に見返しがつく。身頃同士、見返しどうしそれぞれ肩を縫い

【裁縫録0122】 余り布有効利用のトレーナー

お気に入りハギレクライ・ムキ式ソーイングスクールで使うためにトーカイで買った冬っぽいニットが少しだけ余った。 これ、布帛だと結構な量のハギレだと思うけど,ニットであんまり小物作らないから(ワタシがまた使い道をよくわかってないだけ?)この分量というのは正直中途半端で困る。でも気に入ってる柄だし,手芸店のニットは高いし、ちゃんと有効利用しないともったいないよね…。 この生地、横方向にかなり伸びるから、袖ぐりとか襟ぐりとかにリブニットの代わりに使えるかも…。 この前作ったma

【裁縫録0125】 春向けキャミソールとタックワイドパンツのセット

春バージョンが欲しい去年、タイで買ってきた布で作った「キャミソールとタックワイドパンツのセット」が気に入っている. 形は好きだけど、この前作ったのは秋冬っぽい色なんだよな。春夏に着るのにもう少し明るい色で作りたいな。どうせなら面白い柄でね。 生地は3月にシンガポールに行った時に調達してきた。あの国は生地店巡りが楽しい。中華系、マレー系、インド系、ついでに日本の生地も手に入るのだ。 これはMade in Indiaのコットン。日本ではあまり見かけないタイプの花柄だな!

【裁縫録0124】 見返し続きカーディガン(クライ・ムキ式)

肌触りの良い生地クライ・ムキ式ソーイングの10作目は「見返し続きカーディガン」。初級ではボタンとかファスナーとかは出てこないので,ハラリと羽織るだけのシンプルカーディガンだ。冬用の暖かい生地で作ってもいいけど、でも寒がりのワタシは冬用にするなら前をきちんと留めたいところ。羽織るだけなら夏の冷房対策にする方がいいかも。 売り場に春夏物の生地も少しずつ増えてきた。しっとりした肌触りの、落ち感のある辛子色の生地が気に入った。以前ユニクロでこんな感じの黒の羽織ものを買ったことがある

【裁縫録0123】 パスポートケース再び

マジックテープの失敗3月中旬にシンガポールに行ってきた。これはその旅行前に作ったパスポートポーチの話。 去年の3月、韓国旅行を前に、ハギレでパスポートポーチを作った。 まずまず使い勝手は悪くない…と思ったんだけど、縫わずに使えるシールタイプのマジックテープというのを使ったらこれが大失敗。数回の使用で剥がれてきて使い物にならなくなった。 同じ物を、今度はちゃんと縫い付けるタイプのマジックテープで作り直そうか…?と思ったが,そもそもマジックテープってのはどうも見た目が安っぽ