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3人子供を産んだ先に見えたもの

①人生は予測不可能だということ

結婚当初、というか結婚自体若い頃からあまり意識はしていなかったけれど、なかなかの昔ながらの考えの強い世間体を気にする家庭で育ったためにいつかは結婚するのだろうとは思っていた。で、29歳の時に突然「結婚って誰とするかというより、この人とやっていくという覚悟のみかも。運命の人はいない。」という考えになり、その時付き合っていた彼と結婚。周囲が望むので結婚式もした。

そして、結婚2年で妊娠。妊娠できない身体かもと医者にいわれていたので正直驚きと少しの不安しかなく、でも難産の末なんとか出産。予想以上をはるかに超える妊娠・出産・育児の大変さと自分の未熟さを痛感し「子供は可愛いけれどもう出産することはない」と強く思った。けれども、3年後に長男出産。2人育児のしんどさに白目むく。私には完全にキャパオーバーと実感。でも子供1人の時には知らなかった世界を見れたし、この2人をしっかり育てることができたらきっともう人生思い残すことはないはずと感じた。

さらに5年後、末っ子女子誕生。母親としてのポテンシャルはきっと元々高くない私だけれど、私の母としてのスペックを最大限に引き上げて頑張っていくしかなくなった2022年。色んな出来事を繰り返し、スペックを引き上げたというよりは異様に精神が太々しくなっただけの気がするが。10年前の私からすると、子供3人産んだということ自体驚愕以外にない。いやいや、自分で子供の人数はコントロールできるやん?予想不可能とかじゃなく、無計画なだけやん?と言われそうだが・・・まあそうなのかもしれない↓↓↓

意識と無意識(深層心理)はちょっと違っていて、無意識下ではこれがまさに望んでいた通りであるという可能性はありますね。

②自分の容量は他人に広げてもらうもの

我慢耐性が極めて低く、いつもどんな時も「今これがもう限界っス」とすぐ人を頼ろうとする基本甘ちゃんな私。そんな私が自分を成長させたいからといって自分に厳しい試練を課すことは一生ありません。だって、甘ちゃんやし。けれども、子供というなんとも理不尽で思うようにいかないが9割がたである存在がいてくれることによって、私のおちょこのような人間の容量は無理やりぐおおおお~と広げられたのだと思うのです。容量が広がったというより、ただ伸びきった可能性もありますが。

人は人でしか変わらないって本当です、ありがとうみんな。

③自分に合った生き方、もっと自由に楽しく

子供たちは3人三様の個性があって、まだ末っ子の1歳児は不明な点が多いけれど3人思考も感情の出し方も行動も何もかも違ってます。3人いると、母親である私の育児の仕方が合う人合わない人などこれから成長と共に出てくるかもしれません。でもそれも仕方ないのかもしれないし、それぞれが無理することなく誰に合わせるでもなく好きな道を行くのがいいしそれを認めていける親になりたい。言うは簡単だけれど、実際行うのは結構難しくて、きっとたくさん悩んで考えていくのでしょう。私自身も、このもっと自由に楽しく生きていきたい。それが子供達の一番身近な私ができることかな。

「これはこういうもの」というような思い込みは捨てて、もっと自由でいいと教えてくれたのはやっぱり子供達だから。


いいよ もっと もっと いいよ
いいよ もっと自由でいいよ~♪

心も身体も自由でいたいと願いながら、願う程に不自由になっていくのも事実。

子供達はいつも自然体で自由な存在でキラキラしています。

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