学生時代の友達は一生の友達
学生さんのnoteを読んでいたら、
自分の中高時代を思い出した。
そうしたら、ふと思う事があって書きたくなった。
「高校時代は勉強を頑張りたい」
とても素晴らしい心がけだと思う。
高校生の鏡だなあ
自分はサボった自覚があるので、頭が下がる。
"もう少し真面目にやれば良かったなー"
という気持ちはやっぱりある。
でも、あの時に出会えた音楽があったから
今に繋がっていて、
今の音楽仲間とのご縁もあるわけで
本当に良かったなと思っている。
高校生になってから
スピッツをとても好きになって
音楽にはまっていった。
直感的に自然に惹かれたようなそんな感じ。
すぐにアルバムを全部買って
MDに録音もして、繰り返し繰り返し聴いていた。
そして当時に出会った
同じくスピッツファンの女の子との
コメントやメールのやりとりがとても楽しかった。
高校時代は
女子高には少ない理系クラスで
今振り返ると
真面目な子がとても多かったなーと思う。
みんな理系でありながら文系科目もできる。
私は不器用だったから
全部をまんべんなく…なんてとてもできなくて
そのくせ理系なのに数Ⅲが苦手だった。
勉強の方は好きだった英語と化学をなんとか
頑張ったなあという感じ。
部活は中学のように
合唱部を続けようかなと思ったけれど、
ペースについていけないような気がして
化学部に入った。
そんなマイペースな感じで過ごしていたけれど、
1番良かったなー!としみじみ思うのは
自然にお互いの関係が続いていく
一生の友達に出会えたこと。
学生の時は中高6年間女子校で、
1学年9クラスあった。
6年間も一緒に過ごしていると
同じクラスになった事はなくても
"あ、あの子知ってる"という感じになる。
中には中1から高3までずっと一緒だったねー
なんて友達もいる。
中2から2年間(うち1人の子は6年間)、
同じクラスだった5人はまさに自然体な感じで
頻繁には会えていないけれど、
卒業してからもずっと交流が続いている。
気が付いたらいつの間にか
5人で過ごすのが当たり前になっていて、
たとえ誰も話さなくて静かな時間があっても
それが気にならない。
そういう友達だ。
特に私達の場合、お昼のお弁当の時間
食べている間は基本的に静かだったな。
でも、だからといって気まずいわけでもなく
喧嘩しているわけでもなく
のんびりとご飯を食べて
それぞれ思い思いに過ごしたり
漫画や本の話をしたり。
5人で一緒にいるとなんだか居心地が良くて。
卒業してからも
時々みんなで食事をしたり、
花火大会やカラオケに行ったり。
大人になってからは
みんなの時も私の時も
4人で結婚式のスピーチをした。
その時によく話すのは
中学時代の無言のお弁当の時間の話で、
そうするとなぜか式場がたちまち
笑いの渦に包まれる。
大人になってからも
色々な繋がりから友達はできるし
ありがたいなあと思うけれど、
学生時代の友達はまた特別な気がする。
たとえしばらく会えなかったとしても
久しぶりに会ったら
まるで昨日の続きみたいに自然体で話せる
そんな友達。
そして、変な見栄を張ったり
カッコ良い所だけを見せるのではなくて
本当に苦しくて悩んでいる時
愚痴を全部吐き出したくて仕方ない時に
素直にありのまま気持ちを打ち明けられる。
深く信頼してるから、
本当に困った時にも安心して相談できる。
それはかけがえのない大切なもので、
決して一朝一夕に作れるものではないんだ。
なので受験や勉強とは
直接関係ないのかもしれないけれど、
友達は本当に一生の財産になるから
大切にして欲しいなあと心から思う。
学生時代のその時その瞬間に
同じ場所でしかも同じ学年で
出会えているのはある意味奇跡だから。
つらつらと思い浮かんだまま書いてみました。
こんな風に考えている大人もいるよ~と
知って頂けたなら幸いです。
自分の母校もオンライン授業や
クラスを半分に分けて
隔日登校になっているので、
従来とは違ったスタイルになっていますが
素敵な学生生活となりますように。