声のトーンから伝わることはたくさん

普段電話でも対面でも、
誰かと話しているとき
よく感じるし、気になることです。

たとえマスクをしていて
口元が見えず
表情がよく分からなくても。

ほんの少しでも
声のトーンを聴いていたら
"ああ、こんな気持ちなんだろうな"と
一瞬でパッと伝わってくる。
そして、色々なことを感じます。

なんというか
その方の声のトーンが
どのくらい暗いか明るいか
グッと沈んでいるか
ウキウキと弾んでいるか

その度合いによって
気持ちがはっきりと現れるなあと思う。

申し送りをした時も、

"ああ、この会社からの
電話はすごく嫌なんだな"
"あ、でも、折り返さなくて良いし、
面倒くさい内容ではないから
一瞬で明るいトーンになってる。嬉しそう"
と、気持ちの変化がすぐに伝わってきた。

たとえ短い"はい"の一言でも
たくさんの色と雰囲気があるんだなあと思う。

声のトーンがものすごく低いと
"ひゃ～ものすごい不機嫌だなー"
とひしひしと感じる。

別に私が悪いわけではないのに
なんだかその瞬間、
居心地が悪いような
落ち着かない気持ちになってしまう。
(そんなに深く気にしなくて良いのにね)

昔から色々なことを感じやすい
性格なんだなーと改めて思う。

脳タイプが聴覚タイプなのも
関係してるんだろうな。

音楽をやっているときも、
トーンに自然と注目してついつい
聴いてしまう。

あと"いかにソロを邪魔しないトーンで
録音できるか"考えながら、
音色を選んで遊ぶのも好きです。

「目は口ほどにものを言う」て
言葉があるけど、
「声のトーンも然り」だとよく思う。

自分も忙しくて急いでいるときや
焦っているとき

知らず知らずのうちに
声がつっけんどんになっていないか
気を付けよう。

隣で一心不乱に勉強している
高校生の男の子。
受験生かな。

周りのみんなが喜んでくれるからではなくて、
自分にとって良い進路が
決まりますように。