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自分の呪いを解く方法

めずらしく、先日からずっと落ち着いている。
穏やか。凪のよう。

可もなく不可もなく。
ただただニュートラル。

自分のことを無条件に受け止めてくれる人がいるからだろうか。きっとそうだ。

わたしは、
ちゃんとしようとしてしまうタチで、
けれど、

「ちゃんとしようとすればするほど、
 ちゃんとして見えないよ」

と、この前言われて、

え、そうなの!?

と、目からボロボロ鱗が落ちたのだけれど。

でもやっぱり、
わたしという人間は
ちゃんとしようとしてしまう。

ちゃんとした人間であらねば、と、
自分自身に呪いをかけてしまっている。

この呪いというのは、

つまりは

自分で自分を縛ってしまっているルール
のことだ。

自分にとってマイナスでしかない
良くないルールを 呪い と言い換えたら
しっくりきてしまった。

自分で自分を呪ってしまっているんだ。

良くないことだと、一目瞭然でわかる。

この 呪い を解く方法なのだけれど、

分解 していけば
解決策が導き出せるのではないかと、
このあいだふと気がついた。

つまり、
どういうことかというと……


例えば、

【呪い】
ちゃんとしようとしてしまう。
「ちゃんとしなさい」と思ってしまうのはなぜか?

【分解①理由】
昔から「ちゃんとしなさい」と、
母親から言われ続けてきたから
その考え方がインプットされてしまっている。

【分解②理由】
ちゃんとした人間でないと
他人から認められないのではないかと
思ってしまっている。

【分解③ここまでで気づいたこと】
本来人間って、
無条件に愛されて然るべき存在だよなあ……。

【分解④解決策】
まず、自分はなにもしなくても
愛される存在なのだということを自覚する。
(ただ在るだけでいいということ)

【分解⑤解決策の模索】
そういえば、自分で自分のことを愛することも
同じことだよな……。

そうか。
自分で自分のことを認めてあげたらいいんだ。

例えば、朝起きられたら、当たり前。
ではなくて、

「え、朝ちゃんと起きられてすごいじゃん!」
「えらいじゃん!」

と、実際に声に出して自分自身に言ってあげよう。

服を選んで着替えられたの、
自分で靴を履けたの、

「すごいじゃん!」「えらいじゃん!」

って言ってあげよう。

だって、もともとは
1人じゃできなかったことなんだよ。

赤ちゃんのときからできたわけじゃなかった。

これって、当たり前じゃないよ。

努力したから服を着られるようになったし、
靴を履けるようになったし、
ご飯も自分で食べられるようになったし。

え、わたし、すごくないかい??

……ってな具合に、

【自分が無意識にかけている呪いを自覚】

【呪いの内容を分解】

【分解して気づいたこと】

【自分なりにできそうな解決策を導き出す】

【呪いを解いていく】

頭のなかでこんがらがっていたものを
こうやって順番に紐解いていくと、

ずいぶん生きやすくなるということに
ようやく先日、
気がつくことができたのでした。

さすがに今日明日で解ける呪いだったら
今こんなに苦労していないわけで。

徐々にで、いいんだわ。徐々に。

周りと比べる必要もないんだわ。

だってさ、
それぞれにかかっている
呪い の強さや種類は違うんだもん。

自力で解けたらいいけれど、
ものによっては他人に協力してもらって
解ける 呪い もある。

まずは、

自分がどんな
呪い をまとってしまっているか、
確認する作業から取りかかっていこう。

なんだか、魔法使いみたいだ。

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