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モネ展でのできごと

モネ 連作の情景 | イベント | 関西テレビ放送 カンテレ (ktv.jp)
先日こちらにいってきました。

結論からいうと、楽しかった〜〜〜〜!!!!!

わたし、モネ作品の混色表現が昔からとても好きで…。
モネ作品の生の筆跡とか、モネ自身が生きていた頃の情景を思い描いてしまうなあと。

あと今回展示されている作品には同じ画角や場所で
連作を描いているものがあって、同じ風景や画角でも、
こんなに全く違う空気感や作品になるのが大変興味深いなと感じました。

私は趣味でイラストを描いているのですが、
美術展など展示に行ったら
良い栄養を吸って自分も描きたくなる熱が必ずきます。
今回もすでに帰宅してすぐipadでイラストを描いたし、
次はカメラと水彩絵の具とスケッチブックを持って、
写真撮ったりスケッチする日を作りたいぞ〜〜〜!!!となっております。


そんな私の母は絵を描いたりする事は苦手な方だけど、見るのは大好き。
母は独身時代から一人で鑑賞に行くこともあったそう。
京都へミロのヴィーナスを見に何時間も並んだ話も、
大阪の万博を自分の目で見に行きたい!と一人で行った話も
私にとっては何回聞いても興味深くておもしろい。

そんな母に連れられて、幼い頃から美術館や博物館へよく行っていました。
幼い頃に見た山下清さんの作品の迫力、今でも忘れられないです。

大人になってから観に行く際は一人か、
それぞれのペースで見ても
人間関係に全く支障がない関係性の友達や身内としか行ってませんでした。
(だって自分のペースでじっくり見たい時だってあるし、
親しい友達も同じタイプが多いので、そういう時は鑑賞後に感想会の流れです)

そんな私のモネ展鑑賞、今回は夫と一緒に鑑賞する運びとなりました。

夫も芸術や展示鑑賞は好きで
婚活中のデートのでも一緒に行っていたのですが
当初から各々自由に見てても特に気にならない空気感があったので、そこも夫に対して当時ホッとした記憶があります。

しかし夫の好きなジャンルは
立体や歴史系の展示がメイン。
モネは名前だけ聞いた事あるけど作品と一致してないっぽくて、
楽しめるかな…と内心ドキドキしてましたが
美術館への移動中にChatGPTを使ってモネの予習をしていたし、美術館に付く頃にはインプットできました顔してて、合理的~~!!とわらってしまった。

観終わったあとの感想は
「色が凄く綺麗だった」との事と
「そういえば絵画見る時の視点が変わったなあって今日改めて思ったわ」と言われた。

「今までは絵画を見る時は使われた手法とか道具の種類とか、そういう技術面メインで見てたんやけど、あなたが色とか光とか空気感とかの感想言うのを聞いてるうちに、影響を受けてるんやろうな。
今は自然と自分も同じ風に見てる所があるなあって。
どういう感情でとか、どんな景色の中でとか、時代背景とか。
そういう絵の奥にあるものが気になるようになってきたかも」

「……それはいい影響ってこと?」
「そうやとおもう。今までとまた違った楽しみ方出来ておもしろい」

それを聞いてなんだか嬉しくなった。
生活面は協力して日々暮らしている(つもり)だけれど、一緒に居ることで感情面で夫にとってプラスになれてる事があったんだな~と思うと、嬉しくてこっそりニヤニヤしておりました。

これからもお互いそういうことがふと増えていくのだろうか。
母の影響で私が芸術鑑賞が好きになったように、
結婚して他人から家族になるって事はやっぱり興味深いな~~と改めて感じた日でした。


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