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ONとOFF

コロナショックで様々な活動がオンラインにシフトしましたね。

オンラインというのは、インターネットを使って繋がった活動ですよね。一方、対面で繋がることをオフラインと言ったりします。

コロナ前に”オフライン”という言い方はしなかったです。

昔は、オンサイトとオフサイトという言い方がありました。オフサイトというのは、普段の職場や会議室ではなく、職場を離れて環境を変えた場所でブレストをやったりすることを言っていました。このときは、”オン”は職場、”オフ”は職場以外の環境でした。

オフになることで、環境が変わってマインドが変わり、よりリラックスして発想が豊かになるのではないか、というのがオフサイトの目的でした。

では、今のオンとオフの違いは何でしょうか?

単に手段の違い? ネットに繋がっていれば”オン”、繋がっていなければ”オフ”。そこに意識の違いは存在するのでしょうか?

緊急事態宣言からの約3ヵ月、仕事も学びもオンラインが中心となっていた、または、ならざるを得なかったと思います。緊急事態宣言も東京アラートも解除され、徐々にニューノーマルに移行していく中、”オフ”の価値はなんでしょうか?

そもそも ON と OFF と言うのは、どの視点から見ているかで変わります。

”オンライン”を中心に考えると、”オフライン”は”オン”とは違う環境でマインドを変えることで何かを実現する、とか、オンラインでは出来ないこと(身体的な関わりなど)を実現するとか、”オフ”にする目的を持っていることが重要です。

2月以降に新型コロナウイルス感染が拡大した時期には、如何にしてオンラインを使って仕事や教育を行うかに主眼が置かれていたと思います。このタイミングではオフライン(リアルの場)がメインで、オンラインはオフライン(リアル)に比べると質が落ちる、というイメージがありました。

でも、オンラインで仕事や学びを続けた結果、オンラインならではの価値も見えてきたと思います。物理的に離れた人と簡単に交流できるとか、少数で緊密なコミュニケーションが取れるとか、ドキュメントなど資料を共同編集して共創が簡単になるとか。オンライン側に立てば、オンラインの方が良い、という面もたくさんある事に気付きます。

今はオンラインからオフラインにどう戻していくかが議論されています。

ここで1月頃のオフラインの状態に戻してしまうのはもったいない!

コロナ前は”オンライン”側から”オフライン”を見ることはありませんでした。全世界がオンライン側の視点に立つことが出来た今だから、”オフライン”の価値を考え直してみませんか?

ぜひ、ONとOFFについてコメントをお願いします!

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